REVIEW

商品レビュー

BIG SKY INTERNATIONAL/ Revolution 1.5P 徹底レビュー

公式

  • facebook
  • twitter
  • line

こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。

 

夏山シーズン真っ盛りということで、先日久方ぶりに入ってきたテント

BIG SKY INTERNATIONAL より Revolution 1.5P のご紹介です。

 

アルプスなどの高山においてもテント泊がしやすい時期になってきたので、

今持ってるテントからの新調や、初めてのテント購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方達への1つの選択肢として、

本日ご紹介する Revolution は軽量性と快適性、耐候性のバランスに優れた初心者から玄人まで万人にオススメできるモデルです!

 

今回のブログでは、Revolution の基本的な情報から魅力的な特徴などを実際の画像を交えながらまとめてお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください!

 

この記事はこんな人にオススメです!
・軽量で快適なテントが欲しい
・ビッグスカイのテントについて知りたい

Revolution 1.5P

Revolution (レボリューション)1.5P

軽量で工学的なデザインに基づいた高品質なテントを提案しているガレージメーカーであるビッグスカイ。

その中でもRevolution は居住性や快適性を重視したモデルという位置付けです。

基本となるスペックは以下の通り。

 

重量 1,406g
表地生地 SuperSil™ 15D リップストップナイロン

両面をシリコンコーティング済み 耐水圧2,000mm

インナー生地 メッシュネット
フロア生地 シリコンPUコーティング リップストップナイロン
ポール材質 アルミ合金 A-7001
収容人数 1~2 人

耐候性があり結露がしにくいダブルウォールの自立式のテントです。

 

薄手のナイロン素材ですが、リップストップ生地なのと裏表両面にシリコンコーティングを施すことで耐水性と強度が向上しています。

 

テントのサイズ感

長辺 213cm
短辺 頭側 115cm

足側 102cm

高さ 100cm
前室幅 60cm
携行サイズ 35cm × 17cm × 17cm(実測)

こちらの表記はフライではなくインナーテントの室内長です。

頭側がやや広く取られた非対称のデザインで、スペックだけ見ると他社製の1.5Pテントと比較して同じくらいか頭側はやや広めの作りになっています。

幅に関してもギリギリ肩と肩が触れないくらいのサイズ感で、大人でも仲の良い人同士であれば寝れます。

ニシカワ
個人的には一人で悠々と使うのが好きです!!
ちなみにパッキングした状態でのサイズ感はこのような感じ。

結構ゆとりのある収納サイズ。

ポールは別でしまって、コンプレッションサックを買えばさらにコンパクトにできそうな感じ、

フットプリントは別売りですが、ペグやガイラインが付属します。

打ち込みしやすいチューブステークが10本。ループ付きが嬉しいです。

ガイラインは自在付きで四隅についています。

Revolution 1.5P の特徴

では実際にレボリューションがどんなテントなのか?

実際に張ってみて主な特徴や使い勝手がいいと感じた点を細かくレビューしていきたいと思います。

なかなか情報が出回らないビッグスカイなので、ぜひ参考にしていただければ幸いです!

設営撤収が素早い吊り下げ式

レボリューションはポールにクリップを引っ掛けるだけのいわゆる「吊り下げ式」。

設営撤収が非常にスムーズに行えます!

ニシカワ
雨の日や設営がしにくい混雑したテント場などは吊り下げタイプのものが捗ります

フライとインナー一体型

レボリューションはポールがフライの外側にくる外骨格デザインのため、内部のバックルによりフライとインナーが連結した一体型になっています。

これにより内部結露を防ぎながら設営撤収が一気に可能に!

ニシカワ
雨の日の設営でフライをかける前にインナーテントがびしゃびしゃなんてことも防げます

 

ちなみにインナーは取り外せるためポールとフライのみで設営することも可能です!

レボリューションは短辺の長さが頭側と足側で異なる非対称デザインですが、インナーとフライをつなぐコーナーアンカーは赤と黒色でそれぞれ色分けされているため、取り外した際もつける向きを間違えることはありません。

広く大きな前室に、開放感のある2ドア使用

レボリューションにはバックパックやシューズを置く土間スペースとなる前室が両サイドについてきます。

 

ドアのジップはくの字に開く形でジップ部分を最小限に抑えて軽さを出しながら出入りもしやすい丁度いい塩梅の大きさ。

両サイド開閉可能なので暑い夏の時期は2つ開放して気持ちよく通気を促すことが可能ですし、テント場でお隣さんが近くてもどっちからでも出れるので便利。

 

ポールが短くパッキングがしやすい

バイクパッキング用としても開発されたモデルであるため、ポールの折りたたみ長さは30センチとスッキリサイズ。

コンパクトにパッキングしようとすると、長さのあるポールがつっかえてしまうことがよくありますが、この長さだとサイドポケットにしまってもはみ出すことなく使えます。

 

 

カタログスペック以上の居住性

ポール構造はクロスするメインのポールに加えて天井空間を広くするリッジポールが付くため、座った状態でも圧迫感が全くありません。

それでいて前室部分が大きく張り出して傾斜もついているため、稜線上に張るような状況でも風を上手く受け流してくれます。

 

また、インナーテントには4つの内ポケットが付属しているため収納力もバッチリ。

ニシカワ
テント内ってほっとくとすぐごちゃごちゃになりますからね!

天井部にはループが5箇所。

ライトをぶら下げたり、紐をはって行動着を干しておく際に便利です。

通気性に優れた構造

フライ上部には換気を行うベンチレーションが2箇所備わっていて中でこもった空気を逃がしてくれます。

ついたてのような支柱で留めておける仕様で状況に応じて開閉が可能です。

インナーテントはアメリカのブランドらしく通気性の良いメッシュ素材をメインに、バスタブ上部は通気と耐風のバランスのいいファブリックを採用しています。

これにより抜けはありながら、寝ている際に冷たい風が体に当たらないのと透け感も抑えられるためある程度のプライバシーも確保できます。

まとめ:Revolution はこんなシーン・こんな人にオススメ

以上、「BIG SKY INTERNATIONAL/ Revolution 1.5P 徹底レビュー」をお伝えしました。

レボリューションのスペックや特徴を踏まえると、以下のようなシーンや人にオススメと言えそうです!

テント場に着いたらサッと建ててゆっくりしたい・出る時もすぐに出発したい!

フライとインナーがくっついているのが本当に楽!

山頂にあるようなテント場だと着く頃にはへとへとですもんね。できる限りささっと済まして一息つきたいところです。

特に雨が降っている時はインナーが濡れないのが本当にありがたい!

出る時も同様で、工程が少ないのでスマートに出発できそうです。

とにかく開放的で通気に優れたテントが欲しい!

テント泊は夏山シーズンだけという方にはレボリューションはうってつけです!

通気性抜群のメッシュ素材に開放的な2ドア設計で風の通りは抜群。

意外と夏山だと日中は熱がこもってしんどいなんてこともありますからね。

軽量性と快適性を両立したいという方

最近は1kgを切るようないわゆるUL的な軽量テントやシェルターも人気ですのでそれらと比較すると決して軽くはないかもしれません。

ただ、テントの軽量性と快適性はトレードオフの関係。

もちろん道中の楽さを考えると軽いに越したことはないですが、それと同じくらいテントでの時間を快適に過ごし、体をリフレッシュ出来るかも大事な要素です。

その点、レボリューションはある程度の軽さがありながら、日本の険しい山岳環境でも安心して使える耐候性、強度があり、ユニークな構造による広々とした室内空間を持っているので次の日の行動もアクティブに動けること間違いなしです!!

  • facebook
  • twitter
  • line