2024.11.06
COROS / PACE PRO(カロス / ペースプロ)最速レビュー:新モデルの気になるスペックや特徴まとめ
こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。
先日、COROS(カロス)から、GPSスポーツウォッチの最新モデル「PACE PRO(ペース プロ)」が発売されました。
PACEというと最小30gの驚異的な軽さで、ランナーを中心に支持されているCOROSの大人気シリーズ。
そんな人気シリーズに最新のモデルが出たとあれば、一体どんな特徴があるのか気になりますよね。
そこで本ブログでは、発売したばかりのPACE PROを早速レビュー。基本的なスペックや特徴をまとめてご紹介していきます。
・COROSの新モデルについて知りたい
・軽くて高機能なGPSウォッチが欲しい
Contents
はじめに
COROS とは
まずは、COROSをご存知でない方に向けて基本的な情報をご紹介しておきます。
COROSは、アウトドアアクティビティを愛するハードウェアエンジニアたちによって2014年に設立されたブランドで、これまでに数々の信頼性の高いスマートウェアラブルデバイスを開発しています。
特に GPSウォッチ の分野では大きな支持を集めており、トレイルランニングやマラソン、登山やクライミングといったアクティビティを楽しむ世界トップクラスのアスリートや冒険家から絶大な信頼を獲得しています。
また、COROSはエンジニア自身がアクティブなアウトドア愛好家であり、製品設計には彼ら自身の経験が反映されています。
加えて世界トップクラスのアスリートから集められたフィードバックが次のプロダクトの開発やソフトウェアのアップデートに活かされている点も特徴です。
アスリートたちの厳しい要求に応えた製品は、 ビギナーからプロまでが安心して使えるクオリティ を提供しており、まさに現場で鍛えられた信頼できるブランドです。
GPSウォッチを持つ利点
まだ使ったことがない人にとっては、GPSウォッチは「上級者の持つもの」というイメージがあるかもしれません。
確かに、価格は張るものが多いですし、非常にたくさんの機能を有しているが故に、本当に使いこなせるか不安に感じることもありますよね。
でも、実はつい最近ランニングや登山を始めたという初心者の方にこそ、お勧めしたいアイテムがGPSウォッチなのです!
例えば、GPSウォッチを持つことで以下のような利点があります。
- 位置情報がわかるので安全
現在地を正確に把握できるため、余計な道迷いをすることがありません。ナビゲーション機能も付いていればルートを確認しながら進めるため、遭難のリスクを回避しながら行動できます。 - トレーニングの効率が向上する
距離や走行ペース、心拍やケイデンスなどをリアルタイムで細かく計測することが可能です。初心者の時こそこうした数値を感覚ではなく客観的に把握することで、効率的にトレーニングが可能です。 - アクティビティの記録と振り返りが容易
GPSを用いて行ったアクティビティは詳細に記録されるので後から振り返りが可能になります。過去のトレーニングや山行の記録を見直すことで、成長を実感でき、それが何よりのモチベーションアップに繋がります。
このように、GPSウォッチは、初心者の不安を取り除くだけでなく、成長のための一歩もサポートしてくれる心強い相棒なのです。
PACE PRO の基本スペック
それでは、待望の新モデルPACE PROのスペックから見ていきましょう。
本体サイズ | 46 x 46 x 12.25mm |
重量 | シリコンバンド装着時:49g ナイロンバンド装着時:37g |
ディスプレイサイズ | 1.3inch |
解像度 | 416 x 416 |
画面材質 | ミネラルガラス |
ベゼル/カバー材質 | 繊維強化ポリマー |
バンド幅 | 22mm |
携帯電話・アクセサリー接続 | Bluetooth |
データ送信 | Wi-Fi / COROS App |
防水性能 | 5ATM |
使用可能温度 | -20°C ~ 50°C |
内蔵メモリ | 32GB |
衛星システム | GPS・GLONASS・Galileo・Beidou・QZSS |
GNSSチップス | 全システム2周波 |
カラー | BLACK・GREY・BLUE |
価格 | ¥49,940(税込) |
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PACE PRO の主な特徴
続いて、気になる新モデル「PACE PRO」の主な特徴をご紹介いたします。
正直、PACE 3 の時点でもうこれ以上求めることないでしょってくらい高い完成度でしたがどういった点のアップデートがあったのでしょうか!?
AMOLED(アクティブマトリクス有機EL)ディスプレーの搭載
COROSの製品のディスプレーというと、「反射型MIPディスプレー」がお馴染みでしたが、今回のモデルでは初めて「AMOLED(アクティブマトリクス有機EL)ディスプレー」が搭載されました!
従来のモデルよりも抜群に色鮮やかな画面表示で、液晶サイズも1.3インチと一回り大きくなったことで視認性が格段に上がっています。
また、明るさはおよそ1,500Nitsにも及ぶため、暗い夜間はもちろん、日差しの照りつける環境でもはっきりと画面表示を確認することができます。
COROS史上最速のプロセッサを内蔵
また、Ambiq社の最新鋭プロセッサとなる Apollo510 を内蔵し、COROS史上最速を実現しています。
従来のモデルよりも2倍も早い処理速度で、操作が格段にスムーズに感じます。
とりわけマップの縮尺を変更した時の処理速度の違いは顕著で、その速度はなんと3倍以上。ラグもなくノンストレスで操作が可能になりました。
業界最先端のGPSチップの搭載
元々、GPS精度には定評のあるCOROSですが、PACE PROではその正確性にさらに磨きがかかっています。
搭載のGPSチップは業界最先端のものを使用し、さらに全システムGPSモードや2周波GPSモードを活用することで、これまでで最も高いGPS精度を実現しています。
PACEシリーズで初のマップ機能追加
さらに、これまた驚きのPACEシリーズで初となるマップ機能が追加されました!
COROSの中で唯一MAP機能がなかったPACEシリーズですが、これによりまさに死角なしのプロダクトに進化しましたね。
AMOLEDディスプレーになったことも手伝ってマップの視認性も抜群です。
他を寄せ付けない驚異的なバッテリー持ち
そして気になるのが、COROSといえばのバッテリー持ち。
本モデルでもそれは健在で、全システムGPSモードで最大38時間の連続稼働を実現しています。
「なんだ、PACE 3と変わらないじゃん」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
AMOLEDの採用・液晶サイズのアップ・MAP機能の追加・その他諸々
これらの機能追加があってバッテリー稼働時間を維持しているってすごくないですか!?
しかも留意しておきたいのは「全システムGPSモード」でということ。
つまり、バッテリー消耗の激しい高精度のGPSモードを使いながら稼働時間をキープしているのです!!
PACE PRO のバッテリー稼働時間 ()内は常時点灯時の時間 | |
全システムGPSモード | 38時間 (28時間) |
全システム+2周波モード | 31時間 (24時間) |
日常使用 | 20日間 (6日間) |
まとめ
以上、「COROS / PACE PRO(カロス / ペースプロ)最速レビュー:新モデルの気になるスペックや特徴まとめ」をお伝えしました。
ぱっと見は見慣れたPACEシリーズという感じでしたが、
- AMOLEDディスプレーで視認性、解像度がアップ
- 最新鋭プロセッサでサクサク操作
- 高精度GPSで精度アップ
- なのにバッテリー持ちの良さは健在
と、PROの名に違わぬ超絶ハイスペックモデルでした!
試しに夜間のランニングで使用してみましたが、画面の綺麗さと操作スピードの劇的な向上には本当に驚きました。近いうちに使用感を踏まえた実機の詳細なレビューや、COROSの他モデルとの比較などもご紹介していきたいと思います。
これからのマラソンシーズンに向けて、これがあればトレーニングが捗ること間違いなしなアイテムです!
気になる方はぜひお近くのSTRIDE LABまで!!
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