2024.08.26
【信越五岳直前】トレランレース用のライトはこれで決まり!
こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。
まだまだ残暑が厳しいですが、夏が終わり秋を迎えるとトレイルランニングのハイシーズンにいよいよ入っていきます。
9月でいえば「信越五岳」「OSJ」「上州武尊スカイビュートレイル」といった大きな規模のレースも目前に控えていますので、皆さん暑さが厳しい中でも体に鞭打ってトレーニングに励んでいるの時期ではないでしょうか??
それと同時に、来たるレースに向けて装備をどうしようか、色々と吟味する時期でもあります。
レースへの参加に慣れている方であればいつもの使い慣れたギアを持っていけば問題ないかと思いますが、
今年初めてレースに出場してみる!というビギナーの方は、どんなものを持っていけばいいか不安なところもあるのではないでしょうか?
ということで、そんな初めて大きな大会に参加するという方に向けて、適切なギア選びをお手伝いしたいと思います。
大きなレースに出場するとなると様々な必携品が求められますが、今回はその中からトレランにおいては必携品となる「ヘッドライト」をチョイス。
トレランでのヘッドライトの重要性から選ぶ際のポイント、STRIDE LAB でのオススメアイテムなどまとめてご紹介していきます。
身体作りと同じくらい、しっかりした装備を整えておくことも当日に最大のパフォーマンスを発揮する上で大事なこと!
ぜひ最後までお読みいただければ幸いです!
・初めてレースに参加する
・軽くて長持ちするライトが欲しい
Contents
イントロダクション
トレイルランニングでのヘッドライトの重要性
トレイルランニングにおいて、ヘッドライトは非常に重要な装備の1つ。
信越五岳のような夜間の走行が想定されるオーバーナイトのレースはもちろん、日中のレースやトレーニングにおいてもヘッドライトは必ず持っていくべき「必携装備」になります。
また、とりあえず目の前が照らせればいいんじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、トレランではヘッドライトの性能がパフォーマンスの出来にも大きく関わってきます。
山の中は街灯のある街中と違って陽が落ちれば文字通り一寸先も見えない真っ暗闇。
しかもほとんどが舗装された道ではないので木の根や岩など障害物がたくさんあります。
そんな中を足元だけの心許ない灯りで「走る」って結構ハードですよね?
登山用を使ってはダメ?
すでに登山やハイキングなどで山登りの経験があって、それ用のヘッドライトをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そう何個も買えるものでもないので、どうせなら今持ってる登山用でそのまま行きたいですよね…。
ですが結論から言うと以下のような理由で登山用と兼用はオススメしません。
- 日の入り、日の出前後での使用想定がメインのため稼働時間が短い
- 歩きのペースに合わせているため照射範囲が狭いor光量が少ない
- 走るとブレやすい
かなり整備された登山道を走る場合や複数人でグループランをする場合であれば登山用のライトでも問題ないかもしれませんが、安全かつ快適に行動するためにもトレラン用のライトを新調するようにしましよう。
トレランでオススメのヘッドライトのタイプ
小型バッテリー式
充電で点灯する小型バッテリータイプは軽くてコンパクトなことが最大のメリット。
実際は使うことはなくてもコンパクトなのでお守り代わりに持っていても負担になりません。
よくある乾電池式のライトよりは値が張りますが、1,2時間の使用をこまめに使う分には軽くて着け心地のいいこのタイプがオススメです。
充電+乾電池のハイブリッド式
バッテリーと乾電池の両方を使えるハイブリッド式は、コンパクトさを保ちながら乾電池を予備バッテリーとして持っておける安心感があるタイプです。
大会の必携品に「ライト+予備バッテリー」が求められる場合も多いですが、乾電池を予備バッテリーとして持っておけるのでモバイルバッテリーよりもコストもかからず手軽というのもメリットです。
今後オーバーナイトのレースも出るかもしれないという方や、汎用性の高さを求める人は、まずはこのタイプを買っておくと間違いがないかと思います。
大容量バッテリータイプ
大型のバッテリーが付属するこのタイプは、ロングレースなどで夜通しなど長時間暗闇を走るにはうってつけ。
一晩はそのまま使えるので非常に安心感があり、レースの途中でバッテリーを交換したり充電しながら走ったりする煩わしさがありません。
ただ、ハイスペック故に価格が高いことに加えて、専用のバッテリーが必要になるので予備バッテリーが求められる大会の場合はハイブリッド式に比べるとコストはかかります。
タイプ別の比較一覧
それぞれを比較をすると以下のような感じ。
製品によって性能は異なりますので一概にはいえないですが、こんな感じかと思います。
小型バッテリー式 | 充電+乾電池のハイブリッド式 | 大容量バッテリー式 | |
軽さ | ◎ | ○ | △ |
明るさ | △ | ○ | ◎ |
稼働時間 | △ | ○ | ◎ |
価格の手軽さ | ◎ | ○ | △ |
人によって重視する要素はそれぞれだと思いますので、ご自身の用途に合わせて最適なモデルを選ぶようにしましょう!!
STRIDE LAB でのオススメモデル
最後にSTRIDE LAB の中でのオススメモデルをピックアップ。
今回はトレランレース用のライトということで、大会のレギュレーションを満たすことができるハイブリッドモデル or 大型バッテリーモデルの中から選んでみました。
Black Diamond / コズモ350
コスパに優れたハイブリッドタイプを探している人はこちらがオススメ。
最大350ルーメンの明るさを備え、IPX8という荒れた天候でも安心の高い防水性を誇っているため、トレランから登山などアウトドア全般に使えるオールマイティなモデルです。
ディミング(増/減光)、ストロボ、赤色ナイトビジョン搭載と機能性も十分で、別売りの専用バッテリーを駆使すればオーバーナイトのレースでも十分活躍してくれます。
milestone / MS-i1
大型バッテリーモデルの中でもスペック、快適性、コスパの総合力で人気が非常に高いのがこちらのMS-i1。
エンデュランスモデルの名の通り、最大1000ルーメンで7.5時間稼働とバッテリー交換なしでも一晩越せるようなスペックが魅力的です。
また、milestoneといえばの温かみのある電球色の光も健在で、長時間の使用でも目が疲れにくく、天候不良でガスってしまった時でも視界がぼやけることなく走行可能です。
付属のリチウムバッテリーはライトだけでなくスマホなども充電可能と用途が幅広く、価格も手が出しやすい設定と人気が高いのも頷けます。
詳細なレビューをまとめたこちらもチェック↓
SILVA / Trail Runner Free 2 Ultra
大型のバッテリーと乾電池のハイブリッドタイプのトレイルランナーフリー2ウルトラ。
こちらの最大の特徴は大型のバッテリーを備えたタイプでありながら、独自技術「フリーテクノロジー」によってライトとバッテリーを繋ぐ電源コードがヘッドバンドに内蔵されているケーブルレスモデルということ。
これによりコードが髪の毛や枝に引っかかるなどのトラブルもなく、快適かつスマートにレースを進めることができます。
明るさ最大500ルーメンと視認性は十分で、長距離スポットライトと近接フラッドライトを組み合わせたインテリジェントライトを備えているため、長時間に渡るレースの際も目が疲れることがありません。
また、付属の延長ケーブルをしようすればバッテリーをベストなどのポケットに入れながら点灯することが可能に。
寒い時期のレースでも、ポケットで温めておくことでバッテリーの消耗を節約しながら走ることができます!
詳細なレビューをまとめたこちらも併せてチェック↓
まとめ
以上、「【信越五岳直前】トレランレース用のライトはこれで決まり!」でした!
ひと口にヘッドライトと言っても軽量なものから大容量のバッテリーを搭載するものまで様々でした。
また今回は触れませんでしたが、これプラス光の色味や照射範囲、防水性や光量の推移といった要素が複雑に絡んでくるのがヘッドライトの世界。
これが正解というモデルはありませんので、ぜひ色々お試しいただいてご自身に合ったものを見つけていただければと思います。
秋のレースに向けてトレーニングに励んでいる方は、今一度自身の装備を見直して、改善できるところはないか考えてみるのもいいかもしれないですね!
レースにギアの刷新やお悩みの相談などがあれば、ぜひ全国のSTRIDE LAB各店にお立ち寄りください。
経験豊富なスタッフが丁寧にお悩みにお応えさせていただきます!