2024.12.13
寒さに負けるな!冬のランニングを快適にする防寒アイテム7選
こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。
もう12月。目標にしていたマラソンレースが近づいて、「走らなきゃ」と焦る気持ちはあるものの、寒さでどうしても腰が重くなってしまう……そんな悩み、ありませんか?
朝起きて外を見ると霜が降りていたり、夕方の冷たい風を想像しただけで、「今日はちょっと無理かも」と走る気が失せてしまうのは、きっと誰もが経験すること。
けれど、大会が迫っているこの時期、少しでも練習を積み重ねたいという気持ちも捨てきれない――この葛藤が冬のランナーの大きな課題ですよね。
そこで今回は、寒い日でもランニングに出かけたくなる、防寒対策のポイントとSTRIDEオススメアイテムを7つご紹介します。
一緒に冬のランニングを乗り切り、目標レースに向けて自信をつけましょう!
はじめに:冬のランニングのメリットと注意点
冬のランニングのメリット
「明日の朝こそ走ろう!」と寝る前は意気込んでいたのに、いざ起きてみるとなかなか布団から抜け出せない。
そんな経験は誰しもがあるかと思います。だって寒いんですもの。
でも、冬のランニングには他の季節にはない魅力がたくさん。
澄んだ空気で走れる爽快感や綺麗な景色を楽しめるといったことはもちろん、冬の厳しい環境の中で走ることは身体的にも以下のようなメリットがあります。
1.高い脂肪燃焼効果
寒い環境では、体温を維持するためにエネルギーを多く消費するため、基礎代謝が上がり、高い脂肪燃焼効果が期待できます。
2.心肺機能の強化につながる
寒冷刺激により末梢血管が収縮すると、心臓が血液を送る負荷が増し、心肺機能がトレーニングされます。
3.脱水症状になりにくい
体温調節のための発汗が抑えられるため脱水のリスクを防げます。発汗による体力消耗も抑えられるためパフォーマンスも安定します。
etc.

冬のランニング時の注意点
一方で冬のランニングでは寒さにより怪我のリスクや身体への負担が増加します。
特に身体が起ききっていない早朝のランニングでは以下のポイントを抑えて臨むようにしましょう!
ウォームアップ、クールダウンは念入りに
寒い冬場は筋肉や関節の温度が低下し、柔軟性が損なわれます。そのため身体が温まらないうちにいきなり走り出すと肉離れや捻挫などの怪我をするリスクが高まります。
また、暖かいところから寒いところへ出ると、血管が収縮による血圧が上昇で心臓への負荷がかかりやすいです。
こうしたリスクが点在している冬はいつも以上に入念なウォームアップ、クールダウンを行うようにしましょう。

汗をかいていなくも給水はこまめに
寒い環境では喉の乾きを感じにくく、発汗も少ないため水分が失われていることを自覚しにくいです。
発汗だけでなく目や口の粘膜、皮膚表面などからも水分は奪われていますので、自覚がないからと補給を怠らず、こまめに給水するように心がけましょう。
あまり遠くへ行かない
ランニング時に持てる着替えや保温着も限界があるので、万が一のリスクを考えて出来るだけ家にすぐ帰れるコースや近くで暖をとれる環境で走ることをお勧めします。
くれぐれも途中で走れなくって軽装のままウロウロすることがないようにしておきましょう。
冬のランニング時の服装/防寒対策の基本
レイヤリング(重ね着)をしよう
寒い時期は、走り始めは寒く、走っている最中はペースにもよりますがTシャツ一枚でも汗をかくぐらい体温の変化が激しくなります。そのため、冬のランニング時の服装は、「レイヤリング(重ね着)」が基本となります。
寒いからといって厚手の服を一枚だけ着て走るというのはくれぐれもやめましょう。汗をかいた際に蒸れやすく、身体がすぐに冷えてしまいます。
とはいえ走っている際に持てる荷物には限りがあるので、出来るだけ軽くコンパクト、体温の調整がしやすく、脱ぎ着がしやすいものを選ぶようにしましょう。
ミドルレイヤー:保温と通気のバランスに優れた薄手のフリースなどがオススメ。
アウターレイヤー:冷たい風を防ぐウィンドシェル(ウィンドブレーカー)を選びましょう。
最初から厚着しすぎない
ランニング開始時は少し寒いと感じるぐらいの服装でいるのがオススメです。最初から暖かい格好をしすぎるとすぐに汗をかいてしまいますが、脱ぐのが面倒でそのまま走った挙句、汗冷えを起こしてかえって体を冷やしてしまうということがよくあります。

体の末端まで抜かりなく
体温が逃げやすい末端(頭・手・足)をしっかりと保護するようにしましょう。
耳まで覆える帽子にする、保温性の高いソックスに変えるなどちょっとした工夫で冬のランニングの快適度が大きく変わってきます。
また、冷えやすいと同時に発汗も多い部位なので、ただ暖かければいいというだけでなく、ベースレイヤーと同じく吸湿速乾性に優れたものを選びましょう。
オススメ防寒アイテム7選
ibex / 24 Hour ロングスリーブクルー
Teton Bros. / ティートンウォーマー

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冬のランニングには保温性と通気のバランスに優れたアクティブインサレーション(行動保温着)が最適解です。
東レの機能素材「Octa®(オクタ)」によって体をじんわりと温めながら、かいた汗を素早く処理してくれるため衣服内の環境を快適に保ってくれます。
加えてこのティートンウォーマーは斜めに大きく開くベンチレーションによりこの上なく高い換気効率を誇っているため、走り始めから終わりまでずっと着用し続けることが可能!
ティートンウォーマーについての詳しい解説はこちらのブログをご覧ください
【STRIDE LAB別注モデルのアクティブインサレーションが新登場】オクタの新素材で通気・伸縮性がさらに向上したTeton Warmer:ティートンウォーマー
Ultimate Direction / ウルトラフリップグローブ
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防風・防水・保温の機能を1つにまとめた5本指グローブ。
フリース素材のグローブはフィット感に優れ、指先はタッチ対応のウルトラスエード素材のため、ランニング中のスマホやGPSウォッチの操作もグローブをはめたまま行えます。
また手首に収納可能な防水フリップミトンがあるので強風時や雨が降ってきたらサッと取り出すだけで手の温もりをキープできます。
Rab / テイラスウインドストッパータイツ
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防風性、透湿性に優れたGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERを使用したロングタイツ。
冷たい空気をシャットアウトしつつ、透湿性にも優れているため冬のランニングに最適。
また、腰回りには携帯やジェルなどを収納できるポケット付きなので、このタイツ一枚でデイリーランが解決します。
Teton Bros. / Axio 3D ネックゲイター
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吸水速乾性に優れたハイブリッドウールを使用したネックゲイター。
表面には優れた吸水速乾性を有するウール素材「Axio」を使用し、肌に触れる裏面には拡散性にすぐれた異形断面素材「COOL MAX」を使用。
熱がこもりがちなネックゲイターでも素早く汗を乾かし、通気性に優れているためオーバーヒートすることがありません。
milestone / オニオンフーディ MSRH-001
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冬のランニングにおいて、冷たい風をシャットアウトできるウインドシェルはマストアイテム。
こちらのオニオンフーディはサムホール付きで手の甲までしっかりと保護しつつ、両腕に「ウォッチウインドウ」を設けてあるため、ウィンドシェルをした時のGPSウォッチ見れない問題を解決!
いちいち袖を捲り上げずともペースや心拍が確認できます。
また、冷えたジップが顎にあたらないようラウンドしたアシンメトリーのファスナー構造や、換気効率を上げるダブルジップなど走る上での機能性も申し分なし。
名前の通り玉ねぎサイズの大きさに収納可能なので脱いだ後も邪魔になりません。
Patagonia / ウィンター ダックビルキャップ
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いつものキャップを冬仕様に変えるだけでも快適度がグッと変わってきます。
Patagoniaの名作キャップを冬仕様にアレンジしたこちらは、メッシュ部分を軽量なフリース素材に変更。追加でイヤーフラップも備えているため、走っている際に冷えやすい耳元をしっかりと保温することができます。
また、通気性、吸湿性に優れる中空糸を使用したフリース素材のため、保温力がありながら蒸れることなく着用が可能。冬用のキャップやビーニーは途中で暑くなって合わないという方もこれなら終始快適に走れること間違いなしです!
まとめ
以上、「寒さに負けるな!冬のランニングを快適にする防寒アイテム7選」でした!
冬のランニングは寒さとの戦いだけでなく、脂肪燃焼や心肺機能の強化といった他の季節にはないメリットを享受できる貴重なトレーニングの機会です。
しかし、寒さによる怪我や体調へのリスクも伴います。この記事で紹介した 防寒対策のポイント と オススメアイテム を活用して、快適かつ安全に冬のランニングを楽しみましょう。
適切な レイヤリング や末端部分の防寒対策をしっかり行うことで、寒さに負けず目標の大会に向けたトレーニングを積み重ねることができます。
また、紹介したアイテムはどれも実用性が高く、冬のランニングを快適にしてくれる心強い味方です。
寒い冬だからこそ得られる成果と楽しみを体感し、レース当日はさらに自信を持って臨みましょう!!
今回ご紹介した以外にもSTRIDE LABには防寒アイテムが沢山。
ぜひお近くのSTRIDE LAB までお立ち寄りください!!