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【Teton Bros.】Octa Fleece Hoody レビュー:話題のオクタがフリース生地に!

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こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。

 

 

本日はTeton Bros.より秋冬の注目商品「Octa Fleece Hoody」
のご紹介。

毎年のように今までにない生地を提案してくれるTeton Bros.ですが、今回もスゴイです。

なんてたってオクタのフリースですからね。聞いたことありません。

ということで今回のブログでは、「「Octa Fleece Hoody」の基本的なスペックや、使われている素材Octa®のこと、気になるディテールやサイズ感」までまとめてお伝えいたします!

気になる方は、ぜひ最後までお読みください。

 

この記事はこんな人にオススメです!
・Teton Bros.が好き
・シーン問わず使いやすい、軽くてあたたかいトップスを探している
・Octa®について知りたい

 

 

Octa Fleece Hoody の基本スペック

Black
Purple
Light Gray
 

上からかぶるプルオーバー型のシンプルなフーディ。

商品名にある通りオクタを使用していて、着ていても疲れない軽い着心地がありながら生地に空気をたっぷりと含んでいるため優しく身体を温めてくれます。

 

スペックは以下のような感じ。

MEN’S WOMEN’S
カラー Black,Purple,Light Gray
サイズ S/M/L/XL S/M/L
原産国 日本
組成 ポリエステル100%
重量 425g(M size) 310g(M size)

メンズとウィメンズで分かれていて、サイズ展開も豊富。

カラーはいずれもブラック、パープル、ライトグレーの3色で、ややくすんだトーンが魅力的です。

ディテールに関しては、ウィメンズはポケットが付かないシンプルな仕様です。

バルキーな見た目なので結構重そうに見えますが、目付は 190g/㎡ととっても軽量です。

 

MEN'Sの商品ページはこちら

 

WOMEN'Sの商品ページはこちら

Octa®(オクタ®)って何?

ご存知の方も多いかもしれませんが、まずは「Octa®」についておさらいしましょう!

 

ちなみに、オクタと聞くとこんな感じの

OCTA®CPCP®
Thermo Fly®
 
いわゆる「生地」を想像される方が多いかと思いますが、
オクタというのは帝人フロンティアが開発した「繊維」の名称です。
そのため発想次第でさまざまな生地に加工が可能なんです。
ニシカワ
今後さらに発展していく可能性がありますね!!

Octa®の形状:異形断面の中空繊維

ではどんな繊維なのかというと、ポリエステルの異形断面の中空繊維です。

なんのこっちゃという感じだと思いますので、画像で見てみるとこのような感じとなっております。

 

一般的な合成繊維は円形の断面ですが、オクタは8本の突起が放射状に伸びています→異形断面
また、繊維の中央に穴が空いた筒状になっています→中空繊維
ニシカワ
Octa®の名前は古代ギリシア語の「8(オクタ)」からきています
そしてこのような複雑な構造でありながら、繊維1本の太さはわずか28μm!
髪の毛1/3ほどの細さしかありません!

Octa®のメリット

下の画像はOcta®の生地の断面図です。

このようなユニークな繊維構造によって、通常のポリエステル繊維と比較して次のようなメリットを獲得しています。

保温性

複雑な構造のオクタが絡み合って生地になっているので、沢山の隙間が生じ、そこに空気(デッドエア)を溜め込むことができます。

空気は熱を遮断するので冷たい外気をシャットダウンし、体から出る熱を適度に保ってくれます。

吸水速乾性

水分は表面張力により、より狭い方に移動しようとする働きがあります(毛細管現象)

この働きは隙間が狭いほど強くなるため、複雑な構造をしている繊維の方が水を吸い上げる=移動させる力が強いです。

その点オクタはこの上ないくらい複雑な構造をしているので、ものすごいスピードで汗を吸い上げ、そして広範囲に拡散させることができる非常に高い吸水速乾性を持っています。

オクタは汗抜けがよいと言われるのはこうした繊維構造が理由です。

軽量性

繊維の中心に穴が空いているので、当たり前ですが軽いです。

どれくらい軽いかというと、同じ太さのポリエステルの半分ほどの重さしかありません!

ニシカワ
見た目の膨らみ感から重たそうに見えますが、持ってみると軽いというのがオクタあるあるです。

Octa Fleece Hoody の特徴

そんな「軽い・暖かい・すぐ乾く」アウトドアウェアにもってこいなオクタ糸を使ってフリースにしたのが今回ご紹介するこちらのフーディ。

見た目はシンプルですがTeton Bros.らしく着心地や機能性にこだわった特徴がたくさんありますので1つ1つ見ていきましょう!

触り心地のソフトなOcta®フリース

裏面を起毛させたフリース状。

毛足は短めなのでスムースな肌触りが心地よく、保温と軽量性、抜けの良さのバランスに優れた仕上がりになっています。

生地自体も加工によってストレッチ性を持たせているため突っ張る感じが皆無でストレスフリーな着心地です。

リラックスしたシルエット

袖、身幅を中心にゆとりがあり、肩線が落ちるかなりリラックスしたシルエットに仕上がっています。

こういうオーバーサイズ気味のフーディは肩が凝るものも多いですが、オクタのおかげで見た目以上にめちゃくちゃ軽く、そういったストレスがありません。

全体的にゆとりがあるのでインナーを着込んだ際も引っかかる感じがなく、暖かい空気の層をまとっているような感覚です。

大きなポケット

メンズのみですが、フロントには大きなカンガルーポケットがあって右手側にはジップがつきます。

その中にはちょうどスマホがぴったり入るインナーポケットがついています。

冷える時期に便利なサムアンカー

袖口には親指を通すホールが付属。

手の甲まで覆ってくれるため、これのあるなしで体感が結構変わってきます。

立体的なフード

フードは3枚のパネル使いで頭の形に綺麗に沿ってくれる立体的な構造です。

襟元はオフセットされて合わさるデザインのため冷たい空気が入ってくるのを防いでくれます。

Octa Fleece Hoody のサイズ感

最後は気になるサイズ感を見ていきましょう。

 

 

MとLのみですがメンズウィメンズともに採寸してみました。

※平置きで計測。素人採寸ですので参考値程度に参照ください

MEN’S WOMEN’S
サイズ M L M L
着丈 69 72 63.5 65.5
肩幅 48 51 42 44
袖丈 66.5 67.5 65 66
身幅 57.5 59 49 50

スペックとしてはこのような感じでした。

幅に関してはかなり太い印象ですが、その分着丈を短くスッキリさせて仕上げているような印象です。

参考までに今年の春に出た Axio Lite Hoody はMサイズで着丈が76cmだったので、それと比較すると結構短めの丈かと思います。

 

ちなみに身長175cm体重66kgのニシカワは、普段ならティートンのトップスはLを選択するところですが、このフーディに関してはMでもかなりゆとりのあるサイズ感でした。

なので、どういった用途やシーンで使うかにもよるかと思いますが、細身の人は1個下のサイズもアリかと思います!

まとめ

以上、「【Teton Bros.】Octa Fleece Hoody レビュー:話題のオクタがフリース生地に!」でした!

 

Teton Bros.のなかでもかなりカジュアルなルックスなので、機能的な部分はどうなんだろう?と思っていましたが、

そこはOcta®を使っているだけあって保温性や抜けの良さも十分。

とくに見た目に対しての軽さはこの手のフリースパーカーの中では抜群ではないかと思います!

 

生地のロフトがある分、ストイックなパッキングが求められるようなシチュエーションで持っていくのは難しいかもですが、Octa®ならではの保温と通気のバランス、汗抜けの良さはしっかり健在です。

晩秋や初冬のゆったりしたペースの低山ハイクの保温着や行動着として、こうしたカジュアルなウェアを着るというのもたまにはアリじゃないでしょうか??

ニシカワ
これを山の上で着たら最高に贅沢だろうなぁという気がしてます

もちろん日常着としては申し分ないので、下山後の街中にもスッと馴染みます。

また、洗濯したら少ない時間でもすぐ乾くので、トラベルシーンでも重宝すること間違いなしです!

 

街中からアウトドアまでシームレスに使える1着をお探しの方にはぜひオススメです!

 

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