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安全な登山の楽しみ方 エスケープルートの確保

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安全な登山の楽しみ方 エスケープルートの確保

こんにちは、ホシです。

最近はコツコツとBLOGを書かせていただいてます。
実体験をベースにSafetyな内容を書いてます。

山で遊んでいると、時たまヤバいなという時に出くわします。

ここ数年で一番怖い思いをしたのはこれですね
滑らなくてよかったです、、、(気になる方は店頭で)

今回はエスケープルートを確保しておくことについてです。

登山を安全に楽しむためにはしっかりとした準備が必要です。
自然環境の中ではいつ、どこで、なにが起こるかは分かりません。

今回は、登山のリスクとエスケープルートを確保しておくことの重要性、そしてその設定方法について解説します。

登山のリスク

登山では、さまざまなリスクが考えられます。

天候の急変
山の天気は変わりやすく、晴れていても急に雨や雷が発生することがあります。

体調不良
高山病や熱中症、極度の疲労などで体調が悪化することがあります。

登山道の崩落
大雨や風などの影響で登山道が崩れることがあり、安全に通行できなくなる場合があります。

怪我
転倒や滑落による怪我は、登山中に最も多いトラブルの一つです。

自然環境のトラブルもあれば、自分もしくは仲間のの体調不良など、想定の範囲外のトラブルは付きものです。

エスケープルートを設定する重要性

登山では、思わぬトラブルが発生することがあります。そんな時に、安全に下山できるエスケープルートをあらかじめ決めておくことで、以下のようなメリットがあります。

不足の事態に備える
登山中にトラブルが起きた場合、計画的にエスケープルートを利用することで、迅速に安全な場所へ避難できます。

ショートカットして早く下山できる
体力の消耗が激しい場合や天候が悪化した場合、エスケープルートを使うことで無理せず短時間で下山できます。

怪我をしていても下山できる
捻挫や膝の痛みなどの怪我を負った場合、できるだけ負担の少ないルートを選ぶことで、安全に下山できる可能性が高まります。

登山地図、地形図がわかる方であれば、登山中でも地図を見て臨機応変にエスケープルートを確保することができるかもしれませんが、エスケープするような状況であれば何かトラブルが発生しているはず。

エスケープルートは事前に確認しておくのが必須です。

エスケープルートの設定方法

安全なエスケープルートを確保するためには、以下の点に注意して計画を立てましょう。

舗装されたコースに出る
可能であれば、舗装された林道や一般道に出られるルートを確認しておくと、安全に下山しやすくなります。

アップダウンの少ない道を選ぶ
急な登りや下りが続く道は、体力が消耗しやすく、怪我のリスクも高まります。比較的なだらかな道を選ぶことが重要です。

山小屋や避難小屋の位置を把握する
山小屋や避難小屋があると、そこで休憩や体調を整えることができ、万が一の時にも助けを求めやすくなります。

エスケープルートを考える

僕のホームである大月を参考にしてみます。
このエリアの好きなポイントに コースが自由に取りやすい=エスケープがしやすい という点があります。

下の図の青線が縦走予定ルートで、赤線がエスケープルートになります。
複数エスケープルート(赤線)が取れるので、何かあった場合にも最短で下山ルートが取れますし、天候や体調に応じてもコースを長くも短くも変更できます。

、、、現代の登山においてスマホやGPSデバイスは必須ですが、そもそも地形図がわからなければスマホのGPSで現在地、コースが分かってもルート選択の判断は難しいのではと思います。

計画通りに行動することも大事ですが、逃げ道を確保しておくのも大事です!

まとめ

登山を安全に楽しむためには、エスケープルートの設定が欠かせません。
事前にルートを確認し、不測の事態に備えて準備を整えておくことで、より安心して登山を楽しむことができます。しっかりと計画を立て、安全な登山を心がけましょう!

安全な登山へ向けて合わせてこちらの記事もご覧ください。

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