2025.06.19
登山には地図アプリの活用がおすすめ YAMAPとジオグラフィカの特徴と選び方を解説!
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登山に地図アプリは活用すべき
登山は自然の中を歩く冒険ですが、その分「道に迷うリスク」もあります。
紙の地図やコンパスは必須ですが、今はスマホの地図アプリを併用することで、より安心・安全に登山が楽しめるようになりました。
地図アプリなら現在地がリアルタイムでわかるので、迷いやすい分岐でも迷わず進めます。
さらに軌跡の記録や登山計画の作成もできるので、山の楽しみ方が広がります。
ただし、使い方や準備を間違えると、電池切れや圏外で使えないなどトラブルのもとに。
だからこそ正しい活用術を知っておくことが大切です。
今回は、YAMAPとGeographicaを取り上げます。
YAMAP(ヤマップ)とは?特徴と便利な使い方
YAMAPは日本の登山者に特化した地図アプリで、幅広く支持されています。
主な特徴
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登山用にカスタマイズされた地図表示
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オフラインでも使える地図ダウンロード機能
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GPSで現在地や軌跡を記録可能
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登山計画作成や仲間との情報共有もできるコミュニティ機能
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オンライン登山届提出サービス「コンパス」との連携
登山前にルートを確認し、地図をスマホにダウンロードしておけば、圏外でも安心して使えます。
実際に登山中はGPSで今どこにいるかがわかるので、地形を見ながら安全にルートを進めます。
また、他の登山者の軌跡や日記を参考にできるので、初めての山でもイメージしやすいのも嬉しいポイントです。
ジオグラフィカ(Geographica)とは?特徴と便利な使い方
ジオグラフィカは国土地理院の詳細地図をベースにしたアプリで、地図の精度や表示速度がとても高いのが特徴です。
主な特徴
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豊富な地図レイヤー(地形図、航空写真など)を切り替え可能
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オフライン地図のダウンロードもスムーズ
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GPS軌跡の記録と詳細な分析ができる
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バッテリー消費が少なく長時間の使用に向いている
細かい地形の確認やルート作成の自由度が高いです。
登山中は細かな等高線や地形変化を見ながら進めるので、慎重なルート取りができます。
登山アプリ オフライン地図のダウンロード方法と注意点
山の中では圏外になることが多いので、必ず事前に地図をダウンロードしておきましょう。
YAMAPは行く予定の山域をアプリ内で選んでダウンロード可能。
ジオグラフィカは必要な範囲を自分で指定して地図データを保存できます。
ダウンロードを忘れると、いざという時に地図が表示されず非常に危険です。
バッテリー対策とトラブル回避のコツ
地図アプリはGPSを使うためバッテリーの消耗が早いです。
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モバイルバッテリーを必ず携帯する
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使わない時は機内モードにしてGPSだけオンにする設定も有効
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電源節約モードや画面の明るさを下げる工夫もおすすめ
また、スマホの不調や電池切れに備え、紙の地図とコンパスは必ず持っていきましょう。
アプリの操作に慣れておくこともトラブル回避につながります。
紙地図との併用がおすすめ
地図アプリはとても便利な道具ですが、スマホに頼りきりにするのはリスクも伴います。
バッテリー切れや故障、落下や紛失、予期せぬアプリの不具合など、トラブルの可能性もあります。
だからこそ、紙地図も登山の基本装備。スマホと併用することで、安全性がぐっと高まります。
また、地図読みの基本スキルも身につけておくと安心です。等高線や地形の読み取りができれば、スマホが使えない状況でも自分の位置をある程度把握できます。