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実は簡単「登山届」の出し方 アプリで出せる登山届

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登山届の書き方|登山をもっと安全に楽しむために

登山をするとき、「登山届は出しましたか?」と聞かれたことはありませんか?
特に初心者の方だと、「そもそもなんで必要なの?」「どこに出すの?」「どう書けばいいの?」と疑問に感じることも多いと思います。
この記事では、登山届の基本から書き方まで、わかりやすくご紹介します。

なぜ登山届を書くの?

登山届は「もしもの時の命綱」です。
登山計画や同行者、装備、下山予定日などを記録することで、万が一遭難や事故にあった場合、迅速な捜索・救助につながります。
書かないと、居場所の手がかりがなく、救助が遅れてしまう可能性も…。

登山届を書くメリット

1. 万が一のとき、迅速な捜索につながる

登山届には登山ルートや予定時間が記載されており、万が一遭難した場合、迅速に捜索が開始されます。正確な位置や計画がわかれば、救助の時間が大幅に短縮されます。

2. 登山計画を客観的に見直すきっかけになる

登山届を書くことで、登山計画を改めて見直し、危険要素や装備不足に気付くことができます。安全な登山に必要な準備を再確認する良い機会になります。

3. 家族や知人にも安心を与えられる

登山届を提出することで、家族や知人が万が一の際に迅速な捜索が行われることを知り、安心できます。また、無事に下山した際にも確認ができ、余計な心配をかけません。

4. 地域によっては提出が義務化されている場合も

特定の地域では、登山届の提出が義務付けられていることがあります。義務化されていなくても、安全登山のために提出が推奨される場合もあります。

書かないとどうなるの?

登山届を出さずに事故に遭った場合、以下のようなリスクがあります。

救助の開始が遅れる(場所・日程が不明なため)
発見までに時間がかかる
無事に下山していても、家族や警察に心配をかける
地域によっては捜索費用の請求対象になることも…

また、山域によっては登山届を義務化しており罰則ある場合も。(岐阜、長野、新潟、群馬など一部山域)

登山届の出し方

1. 登山届の書き方

登山届には、登山計画(出発日、ルート、予定下山日)、同行者、緊急連絡先、装備内容などを記入します。特に、予想される帰宅時間や登山の難易度、天候のリスクを記載することで、遭難時の捜索がスムーズに行えます。

2. 登山届を出す場所

登山口のポスト
多くの主要登山口には登山届ポスト(登山カード投函箱)が設置されており、用紙やペンも備え付けてあることが多いです。念のため、事前に登山届を用意して持参すると安心です。

警察署・登山相談所
一部のルートでは、地元の警察署や登山相談所で登山届を提出することもできます。特に、山岳遭難の多い地域や、登山計画書が義務化されているエリアでは、事前に提出する必要があります。

アプリでの提出
現在は、登山届をアプリで提出できるサービスもあります。スマホで簡単に登山計画を入力し、提出先に送信することができ、便利です。

登山届が出せるアプリ、web

代表的なアプリはこちら:

  • コンパス
    登山計画の作成〜提出まで一括管理。警察にも連携可能。
    https://www.mt-compass.com/

  • YAMAP(ヤマップ)
    登山記録・地図アプリとして有名。登山届の提出も可能。
    https://yamap.com/

いずれも無料で使えるものがほとんど。スマホ1台で完結できるので、ぜひ活用しましょう。

一番簡単な登山届の書き方(スマホでOK)

「コンパス」を使った場合の例です:

  1. 無料アカウントを作成

  2. 登山予定日・ルート・同行者・装備などを入力

  3. 提出先を選ぶ(山域に対応した警察署など)

  4. ワンクリックで提出完了!

以上です!実はとても簡単に登山届の提出ができます。

コンパスのTOPページ

登山届から登山計画を作成

地図から作成ではルートを選択していくだけで自動作成されます

 

装備やエスケープルートの設定も可能

緊急連絡先の

緊急連絡先には登山計画の共有、また下山予定時刻を過ぎても下山通知がない場合にメールが送信されます。

まとめ

登山届は、自分の身を守るため、家族を安心させるための大切な手段です。
最初はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、一度やってみれば意外と簡単。
登山前のルーティンとして、ぜひ「登山届の提出」を習慣にしていきましょう!

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