STAFFBLOG

スタッフブログ

初心者のための登山準備ガイド|必須アイテム・アプリで安全な登山を

公式

  • facebook
  • twitter
  • line

登山に行く準備

登山の魅力は、自然の美しさや頂上に達した時の達成感や、壮大な景色、山ごはんなど様々あります。非日常的な環境で心身ともにリフレッシュにも!

一方で、登山には自然の変化や天候など予期しない危険も潜んでいます。道迷いや遭難、急な天候の変化、危険箇所など注意が必要な事も多くあります。

事前にルートや天候を確認し、装備や登山計画などしっかり準備することが大切です。

今回は登山に行くうえで「最低限必要なアイテム」「登山に行く前の情報収集」「登山アプリ」について書いていきます。

登山に必須のアイテム:レインウェア、ファーストエイドキットなど

  1. レインウェア
    登山中に天候が急変することがよくあります。風に吹かれたり、雨で濡れると体温が下がりやすく、低体温症や体力の消耗につながります。完全防水防風のレインウェアを持つことで雨風や気温の変化から身を守ります。
  2. ファーストエイドキット
    登山中に怪我や体調不良が起きる可能性があります。切り傷や擦り傷、捻挫などケガが起きた際に自分自身で対処する必要があります。テーピングや絆創膏、痛み止めなど、行く場所や体調など自分に合わせて選びましょう。
  3. 水分
    登山は体力を大きく消耗する活動なので、脱水症状を避けるために十分な水分を補給することが大切です。特に高山では気温が低くても、乾燥していることが多いため、意識的に水分を摂取することが必要です。
  4. 補給食
    補給食(エナジーバー、エナジージェル、ナッツ、ドライフルーツなど)は軽量で持ち運びやすく、疲れたときに手軽にエネルギー補給ができます。行動時間に合わせた量を準備しましょう。
  5. ライト
    万が一、日が暮れてしまった場合に備えてライトも必須です。スマホにもライト機能がありますが、バッテリーの消費も多い為、ライトがおすすめです。頭につけるヘッドライトは両手が空いた状態で使えるので安全性も高く使いやすいアイテムです。
  6. スマホ
    現代の登山においてスマホは1番の必須アイテムです。緊急時の連絡手段、GPS 、マップなど欠かすことは出来ません。しかし、山によっては電波が通じない事もある為、登山地図などはダウンロードしておく必要があります。
  7. モバイルバッテリー
    スマホのバッテリーが切れることを避けるためにモバイルバッテリーは必須です。特に登山では、電波の届かない場所も多いため、緊急時にスマホが使えなくなるリスクを減らせます。また最近では充電式のライトも多く、モバイルバッテリーからの充電も可能です。

登山前に必ずチェック!ルート、天気、情報収集の方法

  1. 地図(コース)
    登山コースを把握することは、迷子や事故を防ぐために非常に重要です。地図を事前に確認して、登山ルート、途中の休憩ポイント、急勾配や難所などを把握しておくことで、体力を計画的に消費できます。また、予想以上に道が険しくなった場合や、予定よりも早く歩けた場合に、ルートの変更や安全な避難場所を見つけやすくなります。登山道の整備状態や標高差なども事前に知っておけば、無理のないペースで進めます。
  2. 天気
    天候は登山の安全性や難易度に大きく影響します。雨や強風、低温などの厳しい天候は、体力を消耗させ、最悪の場合には命に関わることもあります。事前に天気予報をチェックし、適切な装備(レインウェア、防寒着、水分など)を準備することで、登山中に予期せぬ天候の変化に対応できるようになります。
  3. トイレ・水場
    トイレや水場の位置を確認しておくことも必要です。登山道によっては、トイレがない場所もあるため、事前にどこで用を足すことができるか、または山小屋などでトイレが使えるかを調べておくと安心です。また、水場の有無や水の質も確認しておきましょう。途中で水を確保出来ない場合は担いでいく必要がありますし、浄水器があれば沢や池などからも水を確保することができます。

おすすめ登山アプリ:YAMAP、ジオグラフィカ、ヤマレコの活用法

現代の登山においてスマホはとても便利なアイテムです。登山アプリも沢山ありますが、実際に使っているアイテムについて紹介します。

1. YAMAP

  • 特徴: オフライン地図、GPS機能、登山記録、コミュニティ機能。
  • 強み:ユーザー数も多く、ユーザーの活動記録から行きたい山の最新情報を得やすいです。

2. ジオグラフィカ

  • 特徴: 詳細な地形・標高線地図、登山ルートシミュレーション。
  • 強み: 事前に準備しておけばオフラインでも詳細な地形図を見ることができ、設定したルートを表示させる事も可能です。

登山アプリ解説「ジオグラフィカ」編 使い方と注意点

3. ヤマレコ

  • 特徴: 登山記録、GPS機能、コミュニティ機能。
  • 強み: 登山ルートの計画がしやすく、地図から登山ルートを選択していくだけで、距離やコースタイムを知ることができます。

私の登山アプリの活用方法としては、
YAMAPで山の情報収集。最近の天候や登山道の様子などをチェック。
ヤマレコを使い登山計画の作成。
実際に登山に行く際には、ジオグラフィカを使い、地形やルートの確認。
という使い方をしています。

 

安全で快適な登山の為には、事前の準備や情報収集がとても大切です。起こりうるトラブルに備えて、対処できる準備をして登山に望みましょう。
必要な装備やフィールドについての情報など、不安な点はお近くのSTRIDR LABへとご相談ください。

  • facebook
  • twitter
  • line