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登山前に絶対チェック!天気予報の見方と命を守る装備とは?

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山の天気は変わりやすく、予想外の変化が命に関わることもあります。
登山を安全に、そして楽しくするために「天気のチェック」と「装備の準備」は欠かせません。

今回は、登山におすすめの天気予報サイトや、見逃してはいけない天候の“やばい予兆”、そして身を守る装備についてご紹介します。


■ 登山向けおすすめ天気予報サイト

① 【てんきとくらす(てんくら)】

https://tenkura.n-kishou.co.jp/
登山者にとって超定番。山ごとの予報が3段階の「登山指数」で表示され、視覚的にわかりやすいのが魅力。
風速・気温・降水量・気圧の変化まで細かくチェック可能。

② 【YAMAP 天気】

▶ アプリ連携で登山計画とセットで管理でき、当日の天候も確認しやすい。

■ 山の天気の「見方」ポイント

天候(晴れ/雨/曇り)  雨装備の有無、コース変更判断に直結
最高・最低気温      朝晩の冷え込みに備える(特にテント泊)
風速・風向        体感温度に大きく影響。風速10m以上は要警戒
日の出・日の入り     行動計画、ヘッドライトの必要性を判断
標高別の気温変化            気温は標高100m上がるごとに約0.6℃低下

体感温度の目安

風速1mごとに、体感温度は1℃下がる

気温10℃ で 風速5m → 体感温度は約5℃

■ 水に濡れると冷える理由

水は空気の約25倍の熱伝導率を持ちます。
つまり濡れた服は体の熱をどんどん奪っていきます。
さらに風が吹くことで気化熱も奪われ、急激な冷えにつながります。

■ 登山中の「やばい予兆」3選(見逃し注意!)

  1. 急に風が止む → 次に突風が来る前触れ

  2. 雲の色が濃くなり、形がモコモコ膨らむ → 雷の兆し

  3. 気温が一気に下がる → 寒冷前線の接近かも

■ 命を守る!必携の装備

レインウェア

タズマなどの防水通気素材がおすすめ

雨が降っていなくても持つようにしましょう

エマージェンシーシート

軽量・コンパクトなのに体温を逃がさない

風・雨・低体温症対策に必須

ダウンなどの保温着

急な気温低下に備える中間着

汗冷え後の体温回復にも◎

ダウンは濡れるとロフトが落ちるので注意が必要

■ 避難小屋・山小屋の存在を確認しておこう

突然の悪天候や体調不良に備え、
事前に「避難小屋・山小屋」の場所を調べておくことも大切です。

いつ・どこで・どうやって避難するか

山小屋が営業しているか、利用可能かどうか(要予約の場合もあり)

エスケープルートも確認しておきましょう。

■ まとめ:天気と装備が安全登山の第一歩!

登山は自然との対話です。
その日の天候と、今いる場所の状態を正しく読み取る力が、自分と仲間の命を守ります。

ぜひ出発前には、てんくら+気温+風速+標高、そして装備をしっかりチェックして、安全な山時間を楽しんでください。

低体温症については↓こちらもチェック!

低体温症とは?夏でも油断できない「命の危険」

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