2025.04.19
登山前に絶対チェック!天気予報の見方と命を守る装備とは?
山の天気は変わりやすく、予想外の変化が命に関わることもあります。
登山を安全に、そして楽しくするために「天気のチェック」と「装備の準備」は欠かせません。
今回は、登山におすすめの天気予報サイトや、見逃してはいけない天候の“やばい予兆”、そして身を守る装備についてご紹介します。
Contents
■ 登山向けおすすめ天気予報サイト
① 【てんきとくらす(てんくら)】
▶ https://tenkura.n-kishou.co.jp/
登山者にとって超定番。山ごとの予報が3段階の「登山指数」で表示され、視覚的にわかりやすいのが魅力。
風速・気温・降水量・気圧の変化まで細かくチェック可能。
② 【YAMAP 天気】
▶ アプリ連携で登山計画とセットで管理でき、当日の天候も確認しやすい。
■ 山の天気の「見方」ポイント
体感温度の目安
風速1mごとに、体感温度は1℃下がる
気温10℃ で 風速5m → 体感温度は約5℃
■ 水に濡れると冷える理由
水は空気の約25倍の熱伝導率を持ちます。
つまり濡れた服は体の熱をどんどん奪っていきます。
さらに風が吹くことで気化熱も奪われ、急激な冷えにつながります。
■ 登山中の「やばい予兆」3選(見逃し注意!)
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急に風が止む → 次に突風が来る前触れ
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雲の色が濃くなり、形がモコモコ膨らむ → 雷の兆し
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気温が一気に下がる → 寒冷前線の接近かも
■ 命を守る!必携の装備
レインウェア
タズマなどの防水通気素材がおすすめ
雨が降っていなくても持つようにしましょう
エマージェンシーシート
軽量・コンパクトなのに体温を逃がさない
風・雨・低体温症対策に必須
ダウンなどの保温着
急な気温低下に備える中間着
汗冷え後の体温回復にも◎
ダウンは濡れるとロフトが落ちるので注意が必要
■ 避難小屋・山小屋の存在を確認しておこう
突然の悪天候や体調不良に備え、
事前に「避難小屋・山小屋」の場所を調べておくことも大切です。
いつ・どこで・どうやって避難するか
山小屋が営業しているか、利用可能かどうか(要予約の場合もあり)
エスケープルートも確認しておきましょう。
■ まとめ:天気と装備が安全登山の第一歩!
登山は自然との対話です。
その日の天候と、今いる場所の状態を正しく読み取る力が、自分と仲間の命を守ります。
ぜひ出発前には、てんくら+気温+風速+標高、そして装備をしっかりチェックして、安全な山時間を楽しんでください。
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