2024.11.28
冬のテント泊装備 R値で選ぶエアマット
こんにちは、ホシです。
各地に雪の便りが届き始めましたね
いい雪が降ることを願うばかりです!
冬のエアマット選びについて3モデルご紹介します。
Contents
冬のテント泊装備 R値で選ぶエアマット
マットのR値
マットのR値(R-value)は、熱の伝わりにくさ(断熱性)を示す指標です。R値が高いほど、断熱効果が高く、冷たい地面からの冷気を遮断する能力が強いことを意味します。またR値は足し算が可能です。
R値の目安
R値 1〜2: 暖かい季節や温暖な環境
R値 3〜4: 春〜秋などの気温が少し低くなる時期まで
R値 5以上: 寒冷地や冬キャンプなど、寒い環境
NEMO Tensor Extreme Coditions テンサー エクストリーム コンディション R値=8.5
R値8.5の極暖マット。9cmの厚みと独自のバッフル構造。寝心地の良さを追求し、ふわふわとしたエアマットが苦手な方でも寝れるマット。4枚の断熱材が地面からの冷気をカット、断熱材(フィルム)を吊り下げるという特殊な構造でカサカサ音を抑えています。
サイズもレギュラーワイドモデル 183cm x 64cm としっかりと幅があるので、ゆったりと寝られます。
Rab Ionosphere 5.5 イオノスフィア R値=5.5
熱反射TILTテクノロジーとStratus™ Rインシュレーションを組み合わせた冬用マット。
TILT(Thermo Ionic Lining Technology)は輻射熱の損失を抑え、インサレーションと合わさり暖かさをキープします。表面のプリントには滑り止め効果があり、両サイドはオーバーサイズのチャンバーによりマットから滑り落ちるのを防ぎます。
Rab Ionosphere 5 イオノスフィア R値=4.8
基本構造は Ionosphere 5.5と同じですが、インサレーションの量を落とし、サイズも足元をテーパードさせたマミー型にし、軽量化とパッキングサイズも小さくしたモデル。
3モデルのスペック比較
Tensor Extreme Coditions | Ionosphere 5.5 | Ionosphere 5 | |
R値 | 8.5 | 5.5 | 4.8 |
重さ | 625g | 690g | 550g |
厚み | 9cm | 8cm | 8cm |
サイズ | 183cm x 64cm | 183cmx51cm | 183cmx51cm |
収納サイズ | 27cmx11cm | 24x12cm | 23cmx11cm |
素材 | トップ:20D 100%リサイクルナイロン(bluesign®認証) ボトム:40D ナイロン(bluesign®認証) |
20デニール リサイクル・ポリエステル(TPUコーティング) フルオロカーボンフリー DWR耐久撥水加工 | 20デニール リサイクル・ポリエステル(TPUコーティング) フルオロカーボンフリー DWR耐久撥水加工 |
価格 | ¥37,400 | ¥25,300 | ¥23,100 |
厚みに関しては見た目の感じとしての差はあまりありませんが、幅に関しては13cm差。
実際に寝てみた感じもTensor Extreme Coditionsはかなり余裕を感じられます。腕や足が落ちる心配がないので雪の上でも安心して寝れます。
Rabのマットの幅51cmは一般的なサイズ感なので狭いという感じはありません(Tensor Extreme Coditionsが広いです!)
寒い環境で寝心地を優先するならばTensor Extreme Coditions
スペックとコストパフォーマを考えるとIonosphereもとても優秀なマットです。