2025.10.13
【ダウン復活!】ダウンジャケットの洗い方 メンテナンス
こんにちは、ホシです。
秋冬の登山で欠かせない「ダウンジャケット」。
久しぶりに羽織ってみると、「あれ、なんだかぺたんとしてる?」と感じたことはありませんか?
ダウンは、使うほどに汗や皮脂、泥などの汚れが羽毛に付着し、保温力がどんどん低下していきます。
見た目がきれいでも、中のダウンが湿気を含んでいると、ふくらみ(ロフト)が失われて本来の性能を発揮できません。
そこで今回は、ダウンジャケットを長く使うための 正しい洗い方とメンテナンス方法 を紹介します。
ダウンは家庭でも洗えるの?
ダウン製品を「洗うのが怖い」と思っている人も多いですが、実は 洗わない方が寿命を縮めてしまう ことも。
汗や皮脂、雨や泥などの汚れは、羽毛の表面に膜を作り、ふくらみを抑えてしまいます。
これにより空気を含む量が減り、保温性が下がるだけでなく、カビや嫌なニオイの原因にも。
適切な洗い方をすれば家庭でも洗うことが可能です。
ダウンジャケットの洗い方 実際に洗ってみました
Before
少しへたっている感じのダウン。表生地に張りがありません。

After
ロフトが復活!洗う前の写真と比べるとムチムチ感のあるダウンになりました。

STEP 1:前処理&準備
ファスナー・ボタン・ベルクロをすべて閉じます。
洗剤は必ず「ダウン専用」を使用
中性洗剤や家庭用洗剤は羽毛の油分を落としすぎてしまいます。
泥や汚れが強い部分(袖口・襟元)は、洗剤を少量つけて軽く揉み洗い。
ネットに入れます。
STEP 2:洗う
洗濯機にSTORM ダウンウォッシュ(洗剤)を投入、柔軟剤投入口にダウンプルーファー (撥水剤)を投入。
STORMのダウンウォッシュは、羽毛の油分を落としすぎず、汚れだけを落とす設計。
ダウンプルーファー(撥水剤)を同時投入できるため、洗浄と撥水を1回で完了できます。
洗剤が残らないよう、2〜3回しっかりすすぎます。
長時間の脱水は羽毛が偏る原因になるので注意。
STEP 5:乾燥とロフトの復元(重要)
ダウンのモコモコ感を取り戻すのに重要な乾燥作業。
乾燥機を低温モードに設定し、ドライヤーボールをしっかりと乾燥させます。
途中で取り出し、羽毛が固まっていればをほぐし、再度乾燥をかけます。
乾燥が不十分だとカビやニオイの原因になります。
長持ちさせる保管方法
保管時は圧縮袋NG。羽毛のふくらみが失われます。
風通しの良いクローゼットでゆったり吊るす のが理想。
オフシーズンも月1回ほど陰干しして湿気を逃がすと◎。
まとめ
ダウンジャケットの本来の保温性や軽さをキープするには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
正しい手順を踏めば、家庭でも洗うことができます。
特に、STORMのような専用洗剤を使えば、羽毛の油分を守りながら汚れだけを落とし、
撥水性能までしっかり回復させることができます。
ダウンのふくらみ(ロフト)を復活させることで、次の登山や冬のアクティビティを
快適に楽しむことができます。
冬の準備として、ぜひ一度メンテナンスしてみてください。