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商品レビュー

登山用エアマットの決定版 NEMO テンサートレイルレビュー 快適性と軽さのバランスが◎

高尾店

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こんにちは、ホシです。

夏山シーズンがはじまりました!
梅雨を飛ばして一気に夏!暑!な感じです、熱中症にはご注意ください。

NEMO テンサートレイル レビュー

「どのマットを選べばいいのか分からない」「軽さは欲しいけど、ちゃんと寝たい」
今回は、そのどちらも叶えるバランス型エアマット、NEMO テンサートレイルをレビューします!

テント泊に「寝心地の良さ」は必要か?

テント泊、山の中で1日を過ごす最高の時間だと思います。

テント泊でしか見られない絶景と星空 山の上の非日常体験

でも、それを楽しむためには「疲れた体をちゃんと休められるか」が結構重要です。

「マット、薄すぎて背中が痛かった」
「寒くて何度も目が覚めた」
そんな経験がある方、多いんじゃないでしょうか?

快適な睡眠をとることも、山の中で自分を守るための装備のひとつ。
「NEMO テンサートレイル」の実力について、レビューをお伝えします。

NEMO テンサートレイル スペック

NEMOのエアマットの中でも、軽さと快適さのバランスがとれた
「Tensor Trail テンサートレイル」

基本スペック

  • サイズ:51×183×9cm

  • 収納サイズ:25.5×φ9.5cm ナルゲンボトル1Lぐらいの大きさ

  • 重さ:約369g

  • R値:2.8(春〜秋の3シーズン向け)

  • 素材:トップ:20Dリサイクルナイロン/ボトム:40Dナイロン

  • 付属品:Vortexポンプサック、スタッフサック、リペアキット

ボトムには耐久性のある40Dナイロンを採用。耐久性のあるナイロン素材を使うことでエアマットの弱点であるパンクのリスクを軽減。岩や小石が多いテント場でも安心して使えます。
そして、専用の「Vortexポンプサック」が秀逸。空気の流入量が多く、数回であっという間に膨らみます。

実際にテント泊で使ってみた感想

地面の凸凹、冷たさ、どうだった?

5月下旬、標高1600mのテント泊で使用。
夜は10℃下回るくらいまで冷え込みましたが、冷えはまったく気にならず、快適に眠れました。
地面の凹凸もボリュームのあるマットのおかげで気になりませんでした。

R値2.8ということで、3シーズンにはちょうどいい性能。
シュラフと併用すれば、春〜秋の高所でも十分通用します。

シュラフはOMM Mountain Raid233

寝返りを打った時の安定感

寝返りしても「揺すられる感じ」が少なく、沈みすぎず、支えられてる感覚がありました。
横向き寝でも肩が沈み込まず、背面がしっかり支えてくれる感じは、他の軽量マットより一段上です。

マットが滑らないので、滑り落ちることなく寝られます。

セットアップ、撤収は?

Vortexポンプサックを使えば数回でサクッと膨らみます。
登り切って疲れたあとでも、簡単に設営できるのはありがたいポイント。

バルブが大きいので空気抜きもとてもスムーズ。朝の短時間でも素早く撤収が可能です。

疲れているときや天候が悪いときでもスピーディに扱えるのも重要なポイントです。

テンサーシリーズ共通のポンプサック&バルブ

こんな人におすすめ【登山スタイル別】

  • テント泊初心者で、快適な寝心地も妥協したくない方

  • エアマットに不安があるけど、信頼できるモデルを探している方

  • 春〜秋の3シーズンで縦走やテン泊を楽しみたい方

重すぎず、軽すぎず、設営撤収も簡単、そして「ちゃんと寝られる」。
安心して選べるエアマットを探している方には、ぴったりの1枚です。

▶ テント泊のマナーについてはこちら
https://stridelab.jp/official/staffblog/tentohaku-manner.php/

▶テント泊の持ち物一覧
https://stridelab.jp/official/staffblog/backpacking-gear-list.php/

「軽い・快適・簡単」三拍子揃った実力派

NEMO テンサートレイルは、初心者から経験者まで満足できるバランス型エアマット。
軽さ、寝心地、扱いやすさが揃っていて、テント泊の不安をひとつ減らしてくれます。

登山マット選びに迷っているなら、まずはこれを使ってみてください。

店頭ではお試しできるマットもご用意してます。
気になる方は寝心地をお確かめください。

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