2025.05.17
初夏(5~6月)の日帰り登山 バックパックの中身を紹介します
こんにちは、ホシです。
GWも過ぎ、山の表情はどんどん春から初夏へ。
この「新緑期への移行シーズン」は、気温もコンディションも読みにくいぶん、持ち物にちょっと迷う方も多いはず。
ということで、今回は実際にこの時期、リアルに背負っているバックパックの中身をまるっとご紹介します!
Contents
今の季節、山で起きがちなこと(残雪期〜新緑期編)
春から初夏にかけての山は、日差しも風も強くなり、残雪などコンディションの変化がとにかく激しい季節です。
朝晩の冷え込み
標高が高い山や谷間では、5月でも0℃近くまで下がることも。休憩中やテント場では特に冷えます。
日差しが強く汗をかく → 汗冷え
日中は夏のように暑くなりがちですが、そのまま風に当たると一気に冷える汗冷えのリスクが。
風が強くて体感温度が低い
稜線や森林限界を越えるエリアでは、風が冷たく強い日が多いです。日差しが出ていても、風の影響で体温が奪われやすいので要注意。
暑さ・日焼け対策が必要
夏前で日焼け対策や暑さ対策が疎かになりがちです。特に標高の高い山や雪山では日焼け対策は必須です。
日帰りバックパックの中身 標高1500m前後の山想定
これからのシーズンは日帰り登山、トレランでもほぼ変わらずの中身です。インサレーションは、行動や行く場所により持っていくものは変わりますが、それ以外はスタメンアイテム達です!
レインウェア
Teton Bros./Feather Rain Full Zip Jacket/Pant
暖かくなってくると、薄く軽量なタイプを持ちます。
インサレーション
Teton Bros./Luft Jacket
軽量なフードレスダウンはコンパクトにもなり、夏のアルプスにも使えます。
ウィンドシェル
Teton Bros./Wind River Hoody
天候に関係なく必ず持つアイテム。一年中、バックの中に入ってます。
ファーストエイドキット
中身はこんな感じです。暖かくなるので、ポイズンリムーバーやムヒなど虫対策グッズが増えます。
水(浄水器)
ルートや行動時間に合わせて1Lぐらいを目安にもちます。途中で沢などがある場合は、浄水器を持ち持つ水の量を減らし軽くします。
補給食・食料
ジェルやバーなどで済ます時もあれば、しっかりご飯を食べる時も。調理する際はガスバーナー、お湯を沸かすだけの時は、アルコールストーブや固形燃料を持っていきます。
ヘッドライト
milestone/MS-G4
日帰りの際は、コンパクトなこれ一択です!
日焼け止め
Favsol
スティック型の日焼け止めでさっと塗れるのが気に入っています。
サングラス
気分に合わせて選んでます。
5月中旬の奥多摩で雪
数年前ですが、5月中旬に奥多摩へと1泊2日でファストパッキングに行った際雪に遭ったことがあります。
1日目は半袖で汗だくで歩いていましたが、2日目朝方から気温が下がりみぞれから雪へと。
ペラペラのレイン(Patagonia Alpine Houdini )でめちゃくちゃ寒かった記憶です。
1日目
翌日帰る際の様子、一面真っ白になりました、、、
暖かくなってきても油断せず
この時期は「夏の暑さ」と「冬の寒さ」が同居するシーズン。
装備は軽さも大事ですが、状況の変化に対応できる幅がとても大事です。
自分の山行スタイルや季節に合わせて、ちょうどいい装備バランスを探してみてください。