2024.05.30
ルナサンダルについて考えてみました
毎日半パンで過ごせるのが嬉しいと感じるストライドラボ那須木曜日スタッフの宮塚です。
ストライドラボ那須店がオープンして4年を過ぎて5年目に入りました。
オープン当初からショップではルナサンダルも売っていましたが、今回はルナサンダルについてちゃんと考えてみました。
ルナサンダルはアメリカのブランドで、創業者のテッド・マクドナルド氏がメキシコの先住民タラウマラ族が履いている、ワラーチを参考に作られた走れるサンダルです。
ルナサンダルを履く前は自分も、最初は普通のサンダルで走るのと大して変わりはないと思っていたのですが、いざ履いてみると普通のサンダルとは全然違っていました。
自分が履いているルナサンダルはベナードと言うモデルでソールが一番薄く9mmしかありません。
なので最初は地面からの衝撃が諸に足裏に伝わってきて、歩くのさえちょっと普段と同じように歩けない感じでした。
大袈裟に言えば裸足てアスファルトの上を歩いている感じでした。
9mmのソールも軽量であるもののクッション性はほとんどないのです。
いざ少し走ってみると地面からの衝撃が強すぎて、足が地面に着地する前に、足に力が入って意識的に衝撃を和らげようする走りになってしまったので、しばらくはこの地面からの衝撃に足が慣れるまでは、無理して走るのではなく、歩くだけにすることにしました。
それは本来、走りとは足は地面に着地するまではリラックスしているものだと思っているのですが、これほど着地時の地面からの衝撃が足に来るとついつい身構えた着地になってしまいます。
それからルナサンダルで歩くことにも慣れて、普通に歩けるようになっていざ走ってみると、歩くのに比べても地面からの衝撃は更に強くなります。
普通のランニングシューズと同じように走ってみると、軽いヒールストライクになり「ペタペタ」とサンダルが地面を叩く音がします。
確かに音がしないように「そっ」とフォアフット気味に着地するように走ると確かに「ペタペタ」と音はしなくなりますが、衝撃を和らげようと無意識に足に力が入ってしまう感じがします。
これではリラックスした走りでは無いと感じますし、膝から下だけで走る感じになってしまいます。
次にミッドフットストライク気味に着地を試み、足が地面に接するまで足に力が入らないように注意してみると、今度は音がしなくなります。
自分なりの結論としては、ミッドフットストライク気味に足をリラックスさせて着地して、地面からの衝撃を脚で受け止めるのではなく、股関節で受け止めることで、本来走りに必要なハムストリングスと大殿筋を使える走りにしていくのが良いと感じます。
真剣にルナサンダルでの走りを考え出したのは最近なので、今後また考えが変わるかもしれません。
もし変わったり、これまでと違ったことに気付いたらまたこのブログで書こうと思います。