2020.04.29
短時間のランニングでも効果抜群、世界的ランニングサンダルの紹介です。
ランニング用のサンダルなんて聞いた事がない方も多いかと思いますが
近くにランナーが多く走っている公園や歩道でしばらく待っていると自作サンダル(ワラーチと呼ばれています)やいろんな種類のサンダルを履いて走っている人を見かける事も多くなっています。
厚底やカーボンなど最先端技術を競って導入されているシューズがブームになっている一方で、それらの最先端技術とおよそ逆向するようなサンダルを履いている人がいるのでしょうか?
高性能のシューズは不足している筋力や健のパワーを補い、地面の衝撃を吸収してくれます。しかし、我々には地面からの衝撃を吸収するための骨格や筋力が備わっています。一分一秒を削り出すアスリートはこの性能のおかげでタイムを縮めることもできますが市民ランナーが同じような選び方をすると思わぬ怪我や障害の原因となってしまうこともランニングシューズの歴史の中で発生しています。
衝撃吸収を高めて柔らかなソールにすると安定性が落ちて、体を安定させる筋肉群(体幹など)を過剰に使ってしまいます。安定性を高めるためにシューズに硬いパーツを付けてねじれなどの安定感を高めると関節の動きを制限してしまい、本来の動きを制限してしまいます。
これは、短期的に使う分には問題ありませんが長期間繰り返して使っていくと、過剰に使った筋肉群に疲労が溜まって炎症したり、関節の可動域が小さくなってしまったり。まだまだ色々あるんですけど、シューズが高性能になるほど人間の性能が落ちていく事になってしまうんです。
ものごころがついた時から靴を履き、高性能やデザイン優先の靴を履いている人の身体はいつの間にか性能が落ちて退化してしまっている。それを気付かせてくれたのが「Born To Run」という本だったわけですが、街でサンダルランニングしている人たちは少なからずこの本に書かれた内容に共感して、本来の能力を取り戻すためにサンダルで走っているんです。
Venado2.0(ベナード) LUNA SANDALS
Mono WingedEdition(モノウィングエディション) LUNA SANDALS(ルナサンダル)
MONOは柔らかなソール(ビブラムモルフレックス)を使っています。
迷いどころですが、サンダルデビューで不安がある方はこちらのサンダルがおすすめです。
Oso Flaco Winged Edition (オソフラコウィングエディション) LUNA SANDALS(ルナサンダル)
OSO FLACOは粘着質のソールビブラムメガグリップを使っているため、様々な条件のトレイル、ロードを走るのに適しています。
サイズは、実測と同じサイズを選んでください。10mm~15mmつま先に余裕は必要ありません。
Luna Sandalsのフィッティング
ルナサンダルのストラップは一本で繋がっています。フィッティングするときは一箇所の調整だけでなく、それぞれの場所を調整する事で、自分の足にフィットさせる事ができます。