2024.03.14
いわきサンシャインマラソンプロジェクト終了!
このところ陽が長くなって気分も明るくなって来たストライドラボ那須スタッフ宮塚です。
さて今年のマラソンシーズンもほぼ終わりに近づいて来ましたね。
ストライドラボ那須で毎年行っているマラソンチャレンジ。
今シーズンは2月24日開催の『いわきサンシャインマラソン』をターゲットにして、昨年10月から約4ヶ月間のプロジェクトで、11名の参加者と一緒に宮塚がトレーニングメニューを作成し、ひと月に2回の練習会を行いながらトレーニングして来ました。
約4ヶ月という長い期間のプロジェクトだったので、簡単に説明すれば最初はウォーキングから始めて、徐々にトレーニング時間、トレーニング強度を上げて行く流れになります。
最初は物足りなさを感じていた参加者も、徐々に上がって行くトレーニングに最後は、ちょっと辛そうな状態になった参加者もいた様です。
マラソントレーニングは、それなりに走り込みは必要だし、だからと言って闇雲に走り過ぎると怪我してしまったり、オーバートレーニングで体調を崩してしまう事も考えられます。
その為に、4週間に1週はリカバリー週を設けて、心身ともにリフレッシュさせたので、参加者の皆さんも大きな怪我や病気も無く、レース当日を迎えることが出来た様です。
参加者のメンバーは目標達成のメンバーもいれば、残念ながら目標達成と行かなかったメンバーもいた様です。
ただそれも良い経験として、来シーズンのマラソンに活かせるはずです。
総評と言いますか、監督としての感想としては、皆さん良く頑張っていました。
ただこの様なプロジェクトで感じるのは、実際に監督として皆さんの練習を日々見ている訳ではなく、普段の練習は個人に任せる形になります。
その場合、やはりそれぞれの強度管理が難しいと言うことです。
ゆっくりのメニューを指定の強度以上で走ったり、逆に逆に指定の強度以下だったり。
指定の強度以下はさほど問題ないのですが、指定の強度以上だと想定以上の疲れを蓄積してしまったりします。そうするとレースまでの調子が上がって来なかったりすることも起こりうるのです。
多くランナーが同じ距離、時間走るのに、強度が高い方が効果があると思われるランナーもいる様ですが、メニューにはそれぞれ目的があります。
ゆっくり走ることで得られるトレーニング効果、速く走ることで得られるトレーニング効果があります。
マラソントレーニングとはマラソンを走り切るのに必要な能力を蓄積するために、ただ速く走れば速くなる考えだけでは無いと言うことを知って貰いたいのです。