効率よくトレーシングするとは？

このところの気温の変化に付いて行けず、体調がイマイチのストライドラボ那須スタッフ宮塚です。

さて先日ランニングを始めて1年未満の30歳代後半のランナーさんの呼気ガス測定を行いました。
最近ストライドラボ那須のお客さんで、40歳前後でランニングを始められる方が増えた様な気がします。
ランニングを始めるまでは、他のスポーツをやっていた方もいれば、社会人になってからほとんど運動してなかったと言う人もいます。

そんなランニング初心者の方がよく話しされるのが「効率良くトレーニングしたいんです」と言われたりされます。
今の時代は情報化社会で、ランニングの情報を得ようとすれば、ランニングフォーム、トレーニング方法など何でも調べれば出てきます。
その40歳前後でランニングを始めれる方の多くが、ネットで情報を収集してより効率良くトレーニングされようとする傾向があります。

効率良くトレーニングしようとするのは良いのですが、「どのくらいの量走れば良いですか」「どの程度のペースで走れば良いですか」と質問されてくることがよくあります。
お客さん自身も自分のトレーニング出来る器が分かっていないし、走力が分からないので、その様な質問をされてくるのは分かるのですが、私自身もお客さんの普段の練習量も分からなければ、走力も分からないので、どう答えようもありません。

子供のころは後先考えずガムシャラに走って、自然と自分のトレーニング出来る量が分かって、どのくらいのペースで走れば、ゴールまでたどり着けるかが分かって来るものです。
それが大人になって走り始めるとガムシャラに走ることもないので、どの程度追い込めば良いのか分からない様です。

呼気ガス測定を行うと実際の能力と、自分の評価にかなり違いがあるケースも少なくありません。
そんな訳で、大人になって走り始めた人も、子供の時のように一度ガムシャラに走って、自分の走力が現在はどの程度なのか試してみることをお勧めします。
その結果で、今後どのように練習すれば効率良くレベルアップして行けるかが見えてくるはずです。