2021.12.05
トレイルランニングとオープンウォータースイム
最近すっかり弱くなった自分に嫌気がさしてきて、少しずつ走り始めたストライドラボ那須所長の宮塚です。
トレイルランニング(トレラン)とオープンウォータースイム(OWS)、山のスポーツと海のスポーツで、まったく正反対のスポーツであることに変わりありません。
しかしトレーニングの考え方は非常に似ている考え方だと思っています。
トレランが苦手だからと言ってトレランばかり練習するのも良いのですが、絶対的な走力を磨くにはやはりトラックやロードで練習する必要があります。
OWSも同様で、OWSが苦手だからと言って、OWSの練習ばかり練習していても、ある程度はOWSに慣れてはくるものの、しっかりとプールでの練習で絶対的な泳力を上げて行かない事には、OWSのレベルアップを望むことは出来ません。
何事も基本であったり、基礎であったりする部分は非常に大切で、すべてはその上に成り立って行くものだと考えます。
話しは変わりますがトライアスロンで使われるエアロバー(空気抵抗を減らす為に考えられたハンドルポジション)も同じで、エアロバーを扱う練習ばかりしていても、基本であるドロップバーを持っての走りをちゃんと出来ないことには、エアロバーも使いこなすことが出来ません。
つまり全が最終的な形は、基本の応用であるのではないかと思うのです。トレランもトラックやロードの基礎の上に成り立ち、OWSもプールスイムの基本の上に成り立ち、エアロバーもドロップバーを使いこなせた上に成り立つのではないかと、最近つくずく思うのでありました。