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今年の箱根駅伝エントリーを分析してみました

那須店

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空気が乾燥していて、脱水症状になって痛風の発作が怖い、ストライドラボ那須ランニングアナリストの宮塚です。

数年前にも一度分析したことがあるのですが、久しぶりに箱根駅伝に出場したた19大学の全エントリー304名の学年と出身高校を調べてみました。
まず学年別でみると1年生が46名、2年生66名、3年生97名、4年生92名と言う結果でした。
つまり学年別だと3年生が97名と一番多くエントリーされていました。
数年前に分析したときは2年生と3年生が同数で、次に4年生、1年生の順でしたから、この数年の間に、4年生のエントリー数が増えている様です。
要因としては以前4年間ハードに走り続けて4年目には故障で走れなくなる選手が多かったのが、身体のケアやトレーニング方法やフォームの見直しによって、4年生になっても怪我せず走れる選手が増えたと思われます。
まあ1年生は高校から大学に入ってまだ大学のトレーニングに慣れてなく、まだこれからという選手が多いと思われるので、当然の結果だと思われます。

次に出身校高校ですが、一番多かったのは11名の学法石川。2番目に多かったのが8名で佐久長聖、東京農大二高、鳥栖工業の3校でした。あとは6名の埼玉栄、八千松陰、宮崎日大の3校、5名の世羅、小林と続いています。
私の住んでいる那須塩原市にある那須拓陽は2名(以前調べたときは6名)と以前に比べると少なくなっていて少し寂しい箱根駅伝となりました。

なんで出身高校を調べたと言うと、今の中学生のランナーと話ししていても、高校駅伝の全国大会出場が目標ではなく、やはり箱根駅伝を走ることを目標に走っています。
そうなると必然的に何処の高校に行けば憧れの大学に入って箱根駅伝に出場できるかを考えています。

まあ本来「この高校に行けば箱根駅伝に出場できる」なんてものは無くて、どこの高校に行こうが最終的には本人次第になるのでしょうが、このデータを知っていても悪くはないでしょう。
確かに学法石川の11名は抜き出ているので、学法石川から箱根駅伝出場は確率的には高いと言えます。
しかし実際には全国高校駅伝に出場したことの無い無名校出身で箱根駅伝を走っている選手も多数います。ちなみに出身高校から1名のエントリーは全部で87校ありました。
その中には全国高校駅伝出場の常連校もありますが、私としてはほとんど聞いたことない高校名もたくさんありました。
つまり決して駅伝の強豪校に進学しなくても無名校であっても箱根駅伝への道が閉ざされた訳でないと言えるのでしょう。

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