呼吸交換比（RER）について

3月に入り暖かくなって昨日やっとロードバイクに乗ってきたストライドラボ那須所長の宮塚です。

突然ですが皆さんRER(呼吸交換比)って知ってますか？

実は自分も2年前まで知りませんでした。

自分にとってはめちゃくちゃ専門用語で、頭が良くない自分にとっては一生理解出来ないと思っていました。

ところが最近になって、その意味が理解出来るようになって、めちゃくちゃ面白い用語だと気付きました。

簡単に言えば人間が呼吸する時の、酸素を体内に取り入れた量に対して、二酸化炭素を排出する量の比率のことです。

つまり酸素を1取り入れた時、エネルギーの全てを糖で賄ったとしたら、二酸化炭素の排出量は1。つまり呼吸交換比は1対1になります。

これが酸素を1、体内に取り入れた時にエネルギーの全てを脂質で賄ったとすれば、二酸化炭素の排出量は0.71しかありません。つまりこの時の呼吸交換比は1対0.71になるのです。

つまりこの呼吸交換比が分かれば、人間が使うエネルギーの内、何パーセントが糖が使われて、何パーセントが脂質が使われたか分かると言う事です。