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商品レビュー

羊蹄山を快適に

ニセコ店

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1月の晴れた日の明け方は放射冷却で気温が下がります。
この日も夜明けから太陽が昇りはじめる時間にぐんぐん気温が下がり、−14℃にまでなりました。

凍えるような寒さの中HOBAC PRIMA OVER HOODYを着用し準備を整えます。
ウェアの上からストレスなく着用でき、グローブをつけたままでも脱ぎ着できるのは本当に助かります。−14℃の中では肌が出ているところは1分もすると痛くなってしまいます。山の中で一旦体の一部が冷えてしまうのは命取りです。

準備をしているうちに陽が高くなってきて気温も急上昇。
風もなく、1月としては珍しい天候です。
ハイクアップ開始です。
HOBAC PRIMA OVER HOODYはフードの中にボディを小さく収納してバックパックの中へしまいます。山頂に着いてセットアップの時に、休憩時に体が冷えないための予備として必ずバックパックの中にしまっておきます。

ハイクアップ時はTBパンツにMOB WOOL、ジャケットは通気性のあるシェルを着用。
南斜面ということもあって日差しが強く、谷は風もないのでかなり暑く感じるようになりました。それでも気温は-5℃。MOBは風を少し防ぐだけの薄いシェルを羽織るだけで保温性が一気に上がります。そして汗をかいても肌に触れている部分の濡れがないので汗冷えをすることがありません。

1時間ほど登り続けると斜度もきつくなり流石に暑くなりシェルを脱ぐと、途端に風が体を通りって涼しくなりました。ウールで温かさを感じながらも風通しで涼しくもあるという、MOB WOOLは冬のハイクアップ時にはとてもバランスの良い素材だと感じました。

2時間ちょっと登り、条件の良い場所を選んで滑る準備。
TBジャケットを着て身の回りのものを整えます。風がない日だったのでHOBAC PRIMA OVER HOODYの着用はなく、ゆっくりとセットアップすることができました。

標高1300mほどのところから400mまで、900mの標高差を一気に滑り降り、爽快感で終了。レイヤリングがシンプルになったことで、余分な荷物が減ったことと、運動時のストレスが減ったことで、より純粋に山での時間を楽しめる気がします。

天気もメンバーも含めて最高の山行となりました。

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