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スキーの町、倶知安

ニセコ店

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STRIDE LAB NISEKOがある北海道のニセコエリアである倶知安町は「スキーの町宣言」をしてます。
そして、今年はそのスキーの町宣言をしてなんと50周年!

日本屈指の豪雪地帯で暮らしていると雪は大敵です。
夜明け前の深夜から除雪の重機が作業を開始し、目が覚めて自分たちも作業を開始します。
一晩で多い時には50cmも60cmも積もります。

駐車していた車も埋まってしまうほどなので、出勤時は車を掘り出すところから。
そしてお店の前の除雪も1時間や2時間はかかります。
12月から毎日のように振り続けるので休みはもちろんありません。
体は腰や背中に溜まった疲れが鈍痛として蓄積し、心もどんどん疲労していきます。

そんな中、スキーはここで暮らす人にとって雪を喜びに変える素晴らしい文化なのです。

涙が出そうになるくらいの綺麗な景色。
風を切る爽快感。
自然ならではの危険リスクもありうる緊張感。

無事に帰ってきたときの開放感。
仲間と共有する素晴らしさ。
それぞれに毎回感動があるのがスキーです。

大人から子供まで、
アルペンスキーやクロスカントリー、ゲレンデやバックカントリー、
誰もがスキーを楽しみ、暮らしの中にあります。
ここ倶知安町はまさにスキーの町といえるです。

暮らしの中にスキーがあり、暮らす人々がたいへんな思いも楽しい思いもしながら雪ととも生きる町だからこそ、世界中からたくさんの人が訪れ、この町の素晴らしさを感じるのでしょう。

倶知安スキーの町宣言文

私たち倶知安町民は、雄大なる羊蹄、ニセコ連峰に抱かれて、

きびしい風雪にひるむことなく、幾代に亘ってこの地を開拓し、

豊かな郷土を培ってきた。

これは、酷寒、多雪の風土のもとにつちかわれた剛健な心身

と、たくましい意欲のたまものである。

今や雪は、町民の心身を育てると共に、郷土をスキーのメッカ

として大きく躍進させる天与の宝となりつつある。

私たちは、明るくたくましい雪国の生活を目ざして、スキーのす

べてを町民のものとし、スキーを通じて、たくましい心身を育て、

ゆたかな町づくりに資することを乞い願い、スキーを町技と定め、

ここに「スキーの町」を宣言する。

昭和47年12月20日

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