STAFFBLOG

スタッフブログ

山を走る時は何が必要?トレイルランでのザックの中身をチェックしよう!

東京本店

  • facebook
  • twitter
  • line

ストライドラボ東京本店の細田です。

トレイルランニングを始める時、気になることの一つが、トレイルに何を持っていけばいいの?という疑問。

前回のブログでご案内した通り、山は様々なシチュエーションや環境に出会すところ。

そのため、街中のランニングとは違う、さまざまなギアやウエアを持っていく必要があるわけですが、『それがなぜ必要なのか』。

そんなところをポイントに、細田自身の失敗談も含めてご説明していきます。

前回の投稿をまだご覧でない方は、是非こちらよりご一読ください⇩

トレイルランニングは不安、、、?山の天気、不整地。トレイルランニングならではの難しさとは。

 

 

安全に山を走るために!ザックの中に入れておきたいトレイルランニングギア

レインウエア

先日、アルトラ創業者のブライアン氏とゲリラ雷雨の中、東京の街中を走りました。

これは街中でしたし、30分もないロードランニングだからみなさん、びしょびしょになりながらも楽しく走れました。

しかし、このゲリラ雷雨が山の中だったらと思うと、、、

トレイルランニングに適したレインウエアは防水性はもちろん、防風性や透湿、通気性を備えたモデルが最適です。

トレイルランニングは登り下りを繰り返します。実際の気温としても、また体感的も暑くなったり寒くなったり、蒸れやすかったり、横風が強かったり、環境が刻々と変化します。

そのため、ビニール製のレインウエアやポンチョでは、非常に不快だったり、危険性をともなってしまいます。またトレイルランニング向けのレインウエアはとても軽量・コンパクトに作られているものが多いです。

わずか200g前後の重さ、缶コーヒー位の大きさのレインウエアが雨の中での寒さや冷たい雨から体を守ってくれます。一度、冷え切った体は、屋外で回復することは難しいです。

下の写真の通り、近年は街中でも山でもゲリラ雷雨的な豪雨に遭遇します。

細田も一度、高尾山〜陣馬山の山中でゲリラ雷雨を経験しました。

レインウエアを着て、運よく近くの茶屋に駆け込み雨宿り。30分前までは青空でした。

山の天気は変わりやすいということを実感した経験でした。

ウィンドシェル・防寒着

上記のレインウエアとは別に、風を遮るためのウィンドシェルは必須アイテムです。

春夏シーズンなら、山の稜線まで登り、冷たい風に当たったり、休憩の時に、秋冬シーズンなら、体が温まる前までの登りの時や、日が落ちてきて下りを走る時などに活躍します。

トレイルに出かけて、ウィンドシェルを使わない時はないと言える位、必須のアイテムです。

またこの他、長袖Tシャツ、長袖・中厚のミドルレイヤー、秋冬シーズンならダウンウエアなど様々な防寒着があります。

山の標高や行動時間、天候などで必要なものが変わってきますし、寒さの感覚は人によって千差万別です。

できるだけ選択肢を狭めずに、ウエアの種類を揃えていきたいですね。

ライト

これからトレイルランを始めようという方で、いきなり夜を通して走りに行くという方はいないと思いますが、ライトも必携アイテムです。

不整地がゆえに歩くよりも捻挫などの怪我のリスクも高く、走れば1時間でゴールできるところ、怪我によりゴールまで数時間かかってしまう、こんなケースも多々あります。

場合によっては、動けない状態になったり、道に迷ってしまうということも。

あらゆる側面からの安全の確保という意味合いで薄暗い時間から周囲の環境を照射できる、見えるようにライトは持参しておきましょう。

また秋になると、日が落ちるのが早く、一気に登山道が真っ暗ということも考えられます。

細田も秋の丹沢エリアを友人と走りに行った際、友人が足を攣ってしまい、ペースダウン。

まだ空は明るいけど、トレイルは薄暗くなり、ライトを使ってバス停まで戻ってきたことがあります。

夜通し走るわけではないので、高照度のライトまでは必要ありませんが、200-400ルーメンのライトがあれば十分に行動できるので、ライトも忘れずにザックに入れておきましょう。

登山用のライトは地震などの災害時にも活躍するので持っていて損はありません。

※2枚目の写真の通り、空はまだ明るいですが、トレイルはかなり暗く、ライトがないとトレイルが見えません。

エマージェンシーグッズ

ライトもエマージェンシーグッズに含まれますが、その他にもエマージェンシーブランケット(怪我などで動けなくなってしまった際に体を冷やさないためのシート)、テーピング(捻挫してしまった際なので固定用)、止血シートなど、主に怪我を想定した準備をしていきましょう。

ストライドラボスタッフも昨年、スタッフ研修でトレイルを走りに行きましたが、一人が捻挫をしてしまい、他スタッフが持っていたテーピングテープで応急処置。

おかげで車でピックアップできる所まで移動でき、無事に下山することが出来ました。

一人で行く時ももちろんですが、複数人で山を走ればそれだけリスクは増えるので、グループでも必ず準備しましょう。

※高尾店 星店長が捻挫したスタッフの足首をテーピングで固定し、無事下山。

防虫グッズ

5,6月を過ぎると特に山では、虫が増えてきます。

小さな虫でも刺されたりすると厄介なので、防虫スプレーや薬を持っていきましょう。

 

その他、蜂刺されの話もよく聞きます。

蜂に刺された際には、毒を吸い出すポイズンリムーバーが効果的です。

細田は幸いに蜂に刺されたことはありませんが、秋に出場したトレイルレースで集団が蜂に刺されるトラブルに遭遇したことがあります。

その時は選手の皆さんが持っていたポイズンリムーバーでお互いを助け合うということをしました。

本当に何があるかわからないのが、山でのアクティビティなのだなと痛感したトレイルランレースでした。

 

この他、ザックに入れることは少ないですが、グローブやサングラス、キャップなどの身につけるアイテムも含め沢山あります。

ただ、必要と言われるものには必ず理由があり、その多くは安全に山を楽しむため、リスクを少なくするためにあります。

トレイルランニングの必需品を揃えていくと結構なボリュームになりますが、すでに持っているものはそのまま使ってもらい、代替が効かないものは、早い段階で揃えてもらいトレイルランニングデビューを目指しましょう。

特にレインウエアは雨の時には行かないから後でいいかな、と考えがちですが、一番はじめにご案内した通り、最近は特に天気が読みにくく、またレインウエアは代替が効かないギアなので、シューズやザックなどと同じ位必須品と考えて準備していただきたいです。

[STRIDE LAB 東京本店]
〒103-0006
東京都中央区日本橋富沢町4-9 CPIビル 1F
Mail:info@stridelab.jp
Tel:050-1229-1339
営業時間:水木金 12:00-19:00・土日祝 11:00-18:00
定休日:月火

  • facebook
  • twitter
  • line
閉じる