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神奈川県で100kmウォーク大会を作る!「湯渡し100」大会経緯をご紹介!

川崎店

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こんにちは!ストライド横浜・川崎の須藤です。

皆さん、全国で100kmウォーク大会が開催されているのはご存じですか?
100kmウォーク自体どんな大会かご存じない方もいらっしゃるかと思います。

100kmウォークをご存じの方も、全く知らない方も、そしてこれからチャレンジしたい!という方にも、是非今回の「湯渡し100」についてのお話を共有しておきたいと思います。
神奈川県内での100kmウォーク大会を、100kmも歩いたこともない、そんな大きなイベントさえ立ち上げたことがない人たちが一(イチ)から、いや、ゼロから作り上げていくストーリーになります。

実はもう2023年3月9日(土)に、一般応募はしませんが関係者のみでエピソード0として大会を実施する予定です。。。

「湯渡し100」とは

ストライド川崎店がある東急東横線「元住吉駅」にはブレーメン商店街という、平日でも賑わう全国的にも有名な?商店街があります。
川崎店はこのブレーメン商店街にはないのですが、近くに店を構えており商店街の「青年部」にも所属しています。

まず湯渡し100とは、神奈川県最西端の街「湯河原商店街」と最東端の「元住吉商店街」を結ぶ100kmを、途中の関係商店街を通りながら完歩しようじゃないか!というイベントです。
今回のエピソード0はブレーメン商店街の青年部が中心となり開催します。

何か面白いイベントはないか?

我々が初めて青年部の集まりに参加した時、「何か面白いイベントはないか?」というお話になりました。
ちょうど湯河原の商店街と関係があるとのことで、100kmウォークを経験していた私はかなり軽いノリで

湯河原から元住吉まで歩いちゃえばいいじゃないですか!

と発言いたしました。
その時は皆さん?????だったので、お話はその時点で終わったかと思っていたのですが、どうやらいつのまに話がトントン拍子で進んでいたらしいです。

100kmウォーク、やるよ!と。

当然、青年部の皆様は100kmなど歩いたこともなく、経験者はひとりもいません。
青年部、特に部長の小林様の行動力には驚かされました。

なぜ「湯渡し100」というネーミングか?

こちらも軽はずみな発言からになります。
歩く人たちに何か大義名分があったらとのことで、温泉の街湯河原なんだから「お湯でも運んじゃえば!」と発言したことがきっかけです。
しかし残念ながら温泉のお湯を運んで、そのお湯に入ることは衛生上問題がありました。
ですが、ここで諦めないのがブレーメン商店街青年部です。

湯河原から温泉の素を運んで、ゴール地点のブレーメン商店街で足湯を用意するという計画になりました。
もちろん湯河原の温泉関係者の方々の協力があってこそ実現できることです。

面白いですね。。。

100kmウォーク大会を作ること

100kmウォークに限らず、このような大会を作ることはとても大変なことであり、素晴らしいことです。
どうしても歩くよりも走る方がスゴイというイメージはありますが、ストライドとしては「すべての一歩を健康に」というコンセプトで運営している以上、ウォーキングにも力を入れていきたい。
むしろ走らなくても良いと思っている方が多く、こういった方々を健康に、そして運動の楽しさを味わっていただきたいと考えておりました。

そのタイミングでちょうどこの湯渡し100の話が立ち上がり(立上げていただき)、ストライドとしても是非ご協力させていただきたいところでございます。

大会を作るとなりますと以下のようなことを検討する必要があります。
・スタート/ゴール会場
・コース/誘導
・エイドステーション
・ボランティア/コース上の施設回り
・参加者募集
・運営費
・開催時期
(本当はもっとありますが。)

今回の湯渡し100については以下の通りです。

スタート/ゴール会場

スタートは湯河原の「幕山公園」です。
今回3/9はちょうど梅の宴なるイベントが開催されており、そのイベント会場よりスタートになります。

ゴールはもちろん元住吉ブレーメン商店街です。
ゴール地点では湯河原温泉の素で作った立派な足湯をご用意します。
ゴールした方は足湯に入れます。

コース/誘導

今回は一般募集はせず、関係者のみで開催しますので湯河原から元住吉を結んだ主要道路を通り、エイドステーションでご協力いただく店舗や商店街を経由したコースになります。
通常はコース上分かり難いところには誘導の方が立っておりますが、今回は誘導は特になく主要な道路を通ってエイドステーションの位置を確認しながら歩くというゆるいルールです。
また今回はある程度何名かの集団で歩くことになっています。

実は湯河原から元住吉までは最短距離だと100kmありません。
関係商店街やエイドステーションを通りながら約100km歩くというものになります。

エイドステーション

こういった大会で重要なのがエイドステーション。補給や休憩スポットです。
ウォーク大会は基本的にはコンビニや飲食店への立ち寄りは自由で、食事も自分で持って行こうがレストランに入ろうが自由です。

ですが、数か所にご当地の名物を提供したり飲み物を出したりするエイドステーションは定番です。
このエイドステーションの場所も、多くのウォーカーが通りますのでそれなりの場所が必要です。
トイレ、足を伸ばして休憩できる場所、そして何を提供するかも難しいところです。

ボランティア

大会運営でとても重要で不可欠なのでボランティアさんです。
これはどの大会でも同じこと。ボランティアさんがいないと成り立ちません。

そしてもう一つ重要なのが、コース上で休憩や補給場所、そしてトイレを使用させていただく予定の施設回りも大変重要なお仕事です。
100kmウォークはどこで食事しても休憩しても良いのですが、トイレとなるとやはりコンビニに立ち寄ることが多いです。
ですが、結構ご迷惑をおかけする場合が多いと聞いております。
並ぶ、トイレだけ使う(何も買わない・・・)、外で大きな声を出しながら休憩する・・・等、コンビニ等施設回りはとても大切です。

スタート、ゴール、エイドステーション。すべてにおいてお世話にならなければなりません。
今回は参加人数も限られているため、青年部関係者が車やトラックで先回りしたり、通過後の撤収等すべてをやります。

参加者募集

今回はエピソード0なので、一般には募集していません。
50-60名の参加者になる予定です。
次回(2025年)からは本格的に大会化をする予定ですが、何名募集して、エントリー費はいくらか、中止になった場合の返金等はどうするか、WEBサイトやSNSでの認知、集客も重要になります。

運営費

安全に大会を運営するためには誘導(警備)が重要であり、エイドステーションで提供する飲食料も用意します。
ゼッケンや計測タグ、完歩証等用意するものは色々ありますので、それらも踏まえたエントリー費や助成金等も検討する必要があります。

開催時期

100kmウォークは全国で開催されていますが、だいたい4-5月、10-11月の春と秋です。
当然と言えば当然ですが、100kmウォークですとだいたい20-26時間歩き続けるので夜通しになります。
夜通しとなりますと、やはり夜も温かい時期になりますので春と秋です。

今回の湯渡し100はちょっと早く3月9-10日。
こちらは恐らく次回以降変更になると思われます。正直夜は寒いですね。

他のウォーキング大会と被らないようにとは考えておりますが、いつになるでしょうか!乞うご期待。

大会を作る意義

軽い発言が現実になる。イベントが近づくにつれ大会を作り上げることの重要性、責任という言葉が頭に浮かんでまいりました。
ブレーメン商店街青年部の方々、特に部長の小林さんの行動力には脱帽です。

10kmも歩き続けたことがない方々がこのイベントを一から作り上げている。
関係者で集まって歩く練習まで始めている。そして夜通し歩く練習まで。

「本当はみんな歩くことが好き」
「商店街は歩くところだ」

この小林さんの言葉が心に残っています。
神奈川県内の商店街を歩いてもらいたい。そして賑わってもらいたい。と心から思っていらっしゃる。

人間は走るため、歩くために生まれてきたとも言われています。
元々人間は食料を探しに狩猟に出かけ、マンモスを追っかけたり逃げたりしながら、命を危険にさらしながら生き延びてきました。

そんな人間の本能を呼び覚ますための大会と言っても過言ではありません。

人間本来の足を取り戻す。
すべての一歩を健康に。
そんな思いを頭の片隅に置きながら、3/9のエピソード0はもちろん、来年の第一回大会のことももう検討が始まっております。

私はコースディレクターになりました。

コースを下見と称したランニングイベントを開催予定です。
皆さんを巻き込みます。

よろしくお願いします。

 

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