2024.02.10
ALTRAトレイルシューズのベストセラー「LONE PEAK 8」商品レビュー!(アルトラ・ローンピークを山で履く理由。サイズ感・アップデートポイントについて。)
こんにちは、STRIDE LAB熊本の中平です。
ALTRA LONE PEAK 8 商品レビュー
2024年にアップデートした
ALTRAの代名詞のトレイルシューズ
「LONE PEAK 8(ローンピーク)」
このシューズほど、ハイカーにも、ランナーにも幅広く愛され続けるシューズはありません。
愛され続ける1番の特徴は「バランスの良さ」
アルトラのトレイルシューズの中でもローンピークは「グリップ、クッション、重量、耐久力」など全てが…使いやすく設計されています。
様々な環境でも「適度にグリップ」。分厚いシューズで感じなくなる「足裏からの感覚」は失われず、「程よいクッション性」を持ち、ハイクでもランでも長時間リラックスしたまま使いやすい「フィット感」をもつシューズ。
この使いやすさが、近所の山に散歩に行くハイカーにも、ウルトラに挑むトレイルランナーにも愛され続けるシューズたる所以です。
男性用 LONE PEAK 8のラインナップ
女性用 LONE PEAK 8のラインナップ
LONE PEAK(ローンピーク)を選ぶ理由。
LONE PEAKの初代のモデルが発売されたのは2011年。その当時は世界中で「トレイルシューズ」というもの自体が少なく、ハイクッションのシューズは少なかった。そこから月日が経ち、トレイルのレースが長距離化して、アウトドアブランドが発表するシューズ自体もハイクッションになっていきました。(ちなみにALTRAのマックスクッショントレイルシューズの代表作、OLYMPUSが発売されたのは2014年。)
なのでトレイルシューズ業界の中で言えば、ウルトラレースを想定したクッションシューズが多い中では、
LONE PEAKはもうめちゃくちゃ豊富なクッションを持つシューズではありません。
スタッフも本当に長い距離のトレイルレースや、長距離の縦走スタイルの登山で使うなら、クッションを活かしたMONT BLANC(モンブラン)、OLYMPUS(オリンパス)、TIMP(ティンプ)などのシューズを使います。
でもLONE PEAKだからこそクッションが豊富なシューズとは違う感覚が楽しめます。
足裏からの適度な刺激を感じることで、クッションに頼った歩き方はしなくなるし、裸足感覚のままアウトドアを楽しめます。
トレイルの下りなどを、初心者のうちから豊富なクッションシューズに慣れたまま走っちゃうと、クッションありきの足捌きしかできません。
正直、すべるように、なめらかに、トレイルの下りを楽しめるようにはなりにくい。
お店で最初のトレイルシューズは何がいい?と聞かれたら「ロークッションのSUPERIORやLONE PEAKから自然をダイレクトに掴めるようにしていくのがいいですよ!」と勧めるのはこの理由から。
いつかロングレースに出るようになった時に、うまい体の使い方ができるようになるためにも。最初は、自分の感覚のまま走ることができるシューズで行きましょう。
アップデートしたポイント。
前モデルの「LONE PEAK 7」は、ある意味完成されたモデルでした。粘り気のあるグリップ力をもつMaxtracアウトソール、
ラグパターン「TrailClaw™(トレイルクロー)」でしっかり大地を掴む。反発性と耐久性に優れたクッション「EGOミッドソール」といった基本的な構造は変更していません。LONE PEAK 8へのアップデートでは、耐久力を向上する処理を施しながらも全体的には軽量化に成功。岩場などでの摩耗や引き裂きに強い「リップストップメッシュアッパー」に変更されました。
LONE PEAKの履き方・サイズ感
履き方と注意点。
LONE PEAKをオンラインなどで買った方で「ゆるゆるのシューズで怖い」という方がいます。
でもそれ、ちょっと待って!履き方が違うかも。
ALTRAのシューズは「くつひも」がとっても大事です。靴紐でミッドフットをしっかり包み込むことで、シューズを履いていても足全体は動かずに、指先は自然と広がりリラックスして、足が持っている最高のバランスと安定感を得ることができます。
ローンピークもよく見るとミッドフットを包み込まれるように中間部分の靴紐が締まりやすい構造になっています。履くときは、ここで足を包みこんでいけば、気持ちのよい履き心地が楽しめます。
靴紐で締めて欲しいのはココ!!!の図
(シューズを靴紐ゆるゆるで履くことは怪我の原因になります!)
この指先の開放感が、LONE PEAKは最高。
山の下りでも、登りでも、靴の中で足全体が動かないのに、指先だけ裸足のようにストレスなく伸びていく開放感は最高です!
サイズ感
「オリジナルフットシェイプ」を採用しているので、アルトラのシューズの中でもかなり「ゆったりめなフィット感」。
通常はALTRAのトレイルシューズは、つま先から+1.3-2.0cmくらいのゆとりを持たせてサイズを選ぶことが多いですが、ローンピークは1.0-1.3cmくらいのサイズ感で選ばれる方もお店では多いシューズ。
※このサイズ感は従来の「LONE PEAK 6」「LONE PEAK 7」と概ね一緒なので、これらのモデルとは同じサイズで選ばれる方が多いです。実際に試したい方は近所のSTRIDE LABやALTRAディーラーさんにお立ち寄りください。
ちなみに足長が実測24.0cmの熊本スタッフ中平は、他のアルトラのトレイルシューズの、SUPERIOR(スペリオール)やOLYMPUS(オリンパス)ではUS7.0(約25.0cm)でぴったり。ですが、ローンピークは男性用の一番小さいサイズのUS7.0でも履くことができません。
女性用のUS7.5かUS8.0を選ぶことが多い。
それだけサイズ感がゆったりめです。ご注意ください。
しっかりフィッティングしたい時はお近くのSTRIDE LABや、ALTRAのディーラーショップへお越しください。
完全に余談。ALTRAのトレイルシューズの奥深さ。
ALTRAのトレイルシューズって、結構昔のシューズが愛されてたりします。
店頭では、「あー!その世代のロンピー(LONE PEAK)持ってるんだー!」とか「懐かしー!いいの履いてますね!」とか、最新版だけじゃなくて昔のモデルが愛されます。他にそんなシューズブランドはない。それだけ皆さん、こだわって選んで購入しているからだと思うのだけれど。
その点、先代のモデル「LONE PEAK 7」は秀逸でした。
なかなか他とは被らないPOPで、オールドアウトドアカルチャーを感じさせるカラーリング。
機能は8とほとんど変わらないので、店頭でも未だ人気シューズなんです。
売り切れる前に、一緒に試してみても面白いかも☺️
足の指が自然と広がり、正しい姿勢を保ち「軽快さ」を感じさせてくれる。
山でもこんなシューズで楽しんでいいんだ!と感動する方も多い。
足の動きを制限するシューズを脱ぎ捨てて、自由な履き心地のシューズをお試しください。
LONE PEAK8 スペック
男性用
LONE PEAK 8 メンズをオンラインで買うならこちら!
¥19,800
・重量: 303g(Mens US10.5 / 28.5cm)
・ミッドソール:Altra EGO™
・アウトソール:MaxTrac™
・クッション:Moderate
・スタックハイト:25mm
・アッパー: リップストップ メッシュ
FootShape™:ORIGINAL
女性用
LONE PEAK 8 ウィメンズをオンラインで買うならこちら!
¥19,800
・重量: 259g(Womens US8.5 / 25.5cm)
・ミッドソール:Altra EGO™
・アウトソール:MaxTrac™
・クッション:Moderate
・スタックハイト:25mm
・アッパー: リップストップ メッシュ
FootShape™:ORIGINAL
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STRIDE LAB熊本
熊本県熊本市中央区練兵町12番地1
定休日:月曜日・火曜日
12:00-19:00
TEL:096-273-6412
*肥後銀行本店の横。
バスセンターのサクラマチクマモトのすぐ近く。
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福岡店に続いて、九州2号店の熊本店!
23年12月8日にオープンしました。
ALTRA(アルトラ)やLUNA SANDALS(ルナサンダル)
Teton Bros.(ティートンブロス)、Houdini(フーディニ)などこれまで
熊本、鹿児島、宮崎などのエリアでは見ることのなかったブランドが揃ってます。
どなたでもお気軽にお越しください☺️
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