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信越五岳トレイルランニングレース   100mile完走することができました!

妙高店

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こんにちは、妙高店マイラー駒村です。
今年一番の目標であった信越五岳トレイルランニングレース100マイルを無事完走することができました。
今年の信越五岳は暑く、完走率が100マイル39%、110km49%とかなり厳しいレースでした。
良かった点悪かった点などいろいろありますが、記録として残しておきたいので振り返っておきたいと思います。

スタートまで

必携品チェックなど、受付で時間がかかるのを予想して9:30受付開始のところを30分前の9:00頃会場入りし、少し待って受け付け。予想通り受付が始まる頃にはかなりの行列ができていました。その後一度帰宅し、昼食をとって仮眠。本当はもう少し寝たかったけど約1時間寝れたのでOK。17:00前に再度会場入りし斑尾高原ホテルにてドロップバッグを預け、スタートを待ちます。トイレを済ませて知り合いとおしゃべりをしたり、写真を撮ったりしていざスタート。

スタート~斑尾エリア

とりあえず斑尾エリアはひたすら我慢。ペースを上げたい気持ちをグッとこらえて、走れる登りもできるだけ歩いて。(途中蜂騒ぎが2回あり、2回だけ短い距離を猛ダッシュ(笑)刺されなくて良かったです。)バンフではバナナ、ぶどう、柿ピー、赤池エイドではみそ汁、シャリ玉、バナナ、オレンジ、ハッピーターンと食べたいものをしっかりと食べました。もちろん水分補給も。エイドでは水切れ寸前だったなんて声もちらほらと聞こえてきました。

斑尾~アパリゾート上越妙高

斑尾出口の兼俣林道から蔵々の階段まではひたすら下り。あまりに気持ちよく走れ過ぎてここで少し走りすぎてしまったかもしれません。階段を登り終わってからのトレイルはしっかりとマイペースに戻してアパエイドまで。この区間は1人で走っている時間が長かったです。最後の下りを走ってエイドの灯りがが見えたときは嬉しかったですね。アパエイドではみそ汁、シャリ玉、バナナ、オレンジ、柿ピーを食べれるだけ。このあたりから携帯している補給食を体が欲しがらなくなってきていたので、エイドで食いだめするスタイルに変更です。冷たいおしぼりが最高に気持ちよかった!

アパリゾート~国立妙高青少年自然の家

この区間は簡単に言うと前半下って後半登るわかりやすい17km。MURA18というマラソン大会で使われているところを走ったり、普段車で走る道路を通ったり、エイドの直前は冬のクロスカントリーコース!馴染みのあるパートが多かったこともありあっという間の17kmでした。あまり一緒のペースで走る人がいなかったのでこの区間はひたすら無心で一人で淡々と走りました。エイドではトマトスープ、蒸しパン、バナナ。柿ピー。ここのトマトスープがレース中に食べたものの中で一番おいしかったかも!パンではなくてごはんで食べたかった~。

自然の家~池の平スポーツ広場

坪岳、妙高ルンルンスキー場、関温泉スキー場、赤倉チャンピオンを登る前半部分の核心部。関温泉あたりで夜明けとなり、リフト脇を歩きながらスタートから点けてきたきたmilestoneMS-i1ULTIMATE DIRECTIONULTRA VEST 5にしまい込む。赤倉チャンピオンは覚悟していたのですごい登りだとは思ったけど、難なくクリア。同じくらいのペースで登れる選手がいたのもありがたかったです。頂上にある復活の泉の冷たい水が最高でした。登っているときからうすうす気付いてはいたのですが、登りよりも下りの方がえぐい。下りで膝が悲鳴をあげました。スキー場の下りが終わり、川を渡る道が以前の台風で流されてしまった箇所は川沿いに新しい道を作っていただきました。コース整備ありがとうございました。ここまでくればあとは気持ちのいいトレイルを走ればエイドに到着です。夜が明けた池の平エイドからサポーターをお願いしたのでエイド食ではなく、サポーター食になりました。みそ汁、おにぎり、ゼリー。相変わらず補給食を取る気になれずエイドで柿ピーをもらい、ポケットに突っ込んでスタート。ここまで着ていたTony TeeをELV1000 Non Sleeveに、手首に巻いて水で濡らして体を冷やすのに使っていたULTRABANDを手拭いに、キャップも変えて気分転換。

池の平~黒姫

ここの区間は目をつぶっても走れるくらいの区間でいわば庭です。池の平スキー場を横切って、杉ノ原スキー場、関川沿いの水辺の広場エイドを通って黒姫まで。100mile走った中で一番調子が良かった区間かも。今になって冷静に考えてみるとちょっとペースを上げすぎたのが反省点。水辺の広場で飲んだシソジュースが美味しかったです。エイドではおかゆ、キウイ、甘酒、ナッツ。そして黒姫エイドではNew-HALEの近江氏に膝、大腿部など不安箇所にテープを張ってもらいました。あの大きな手でほぐしてもらった感触は忘れられません。このレースを完走できたのもNew-HALEのおかげといっても過言ではありません。

黒姫~笹ヶ峰グリーンハウス

御巣鷹林道の途中までは好調をキープ。しかし途中から急激に睡魔に襲われ力が入らなくなりフラフラに。ここもよく知っている区間なだけにしっかり走れなかったのが悔やまれます。西野発電所付近の3か所の誘導のボランティアが知り合いで元気をもらえたのが救いでした。走りたいところも走れず、歩くことが多かったけど、何とかエイドに到着。笹ヶ峰ではスープパスタ、甘酒、ナッツ、カフェイン入りジェル、カフェイン入りジュース。まったく問題も不満もなかったのですが、あまりにこの区間が眠くて走れなかったので気分転換にシューズをMONT BLANCからTIMP 4にチェンジ。

笹ヶ峰~大橋林道

笹ヶ峰でしっかりと休憩をとり少し回復。牧場、夢見平、林道とそこそこ走れ、西登山道入り口で服部先生に元気と水をもらう。西登山道には2年前に整備のお手伝いをした木道があり、噛みしめるように一歩一歩脚を進めました。自分で運んで設置した木道をレースで走るのは何とも言えない感動がありました。大橋エイドではパタゴニアプロビジョンスープ、シャリ玉、バナナ、リンゴをいただきました。あと出発前に柿ピーも。

大橋林道~戸隠

あたりが暗くなり始め、雨が少し降り出したこの区間。牧場、キャンプ場、随神門、鏡池、小鳥ヶ池を通って戸隠スキー場の駐車場まで。眠気はさほどなく、しっかりと走ったり歩いたりを繰り返し前に進む。時に一人で、時に同じペースになった人とおしゃべりをしながら。戸隠エイド手前の誘導ボランティアの方から「ここまで来たらゴールがみえてきますね!」の声が嬉しかったです。最後の戸隠エイドでは卵おじや、甘酒。ALTRAアンバサダーの西城さんとも一緒になり少し言葉を交わし、元気をいただきました。MS-i1を装着し、それまでのELV1000 Non SleevePPP LONG SLEEVEに着替えてゴールに向けてスタート。

戸隠~ゴール

ヘッドライトはMS-i1でスタートしましたが、瑪瑙山に登り始めると霧で真っ白だったため、Trailmasterにチェンジして電球色で。ここも昨年木道を設置した区間。いつもドロドロだったけど、木道のおかげで快適に登ることができました。山頂までは1人だったので自分のペースでしっかりと進みます。下りでは追い抜かれたランナーに声をかけて後ろを走らせてもらいました。自分一人のライトより、数人の明かりがあった方がよく見えますもんね。ここまで来て転んで怪我はしたくないと安全策をとりました。飯縄林道入口までお世話になって感謝を伝えてお別れしました。最後のエイドでジンジャーエールを飲み、トイレに行っていざスタート。走れる林道、重機に踏み荒らされてしまったトレイル、林の迷路を走るようなダウンヒル、終盤の登り林道、トレイルのダウンヒルを走り、ゴールの明かりが見えたときはホッとしました。163km、26:58:11の長旅でした。

石川さんはじめ大会を運営してくださった皆様ありがとうございました。エイドやコース上の誘導など元気をくれたボランティアの皆様ありがとうございました。一緒に走った選手のみなさんありがとうございました。信越五岳トレイルランニングレースに関わってくださったすべての皆様本当にありがとうございました。地元で開催されているこの素晴らしいレースでマイラーになれたことをとても嬉しく思います。さて、ちょっと休憩して次は何を目指しましょうかね!

 

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