STAFFBLOG

スタッフブログ

志賀高原エクストリームトレイル

妙高店

  • facebook
  • twitter
  • line

レースに参加してきました、妙高店駒村です。9月26日に長野県の志賀高原で開催された志賀高原エクストリームトレイルに招待していただき参加してきました。このレースは高校の1学年先輩の山田琢也さんプロデュース!ロング54km、ミドル32km、ショート8km、キッズレースのカテゴリーがあり、今年もスカイランニングの日本選手権同時開催でしたが、私が参加したのはミドル一般の部。ミドルは8時日本選手権女子からウェーブスタート。気温10℃足らず、終始雨降り激寒のエクストリームコンディション。膝まで埋まり滑り台みたいになった田んぼのようなドロドロトレイル、足を滑らせれば(滑るんですけどね!)滑落してしまうような斜面、ゲレンデ直登の激登り、などなどコースもまさにエクストリーム!ミドルは出走265人中完走182人、完走率68.7%と数字を見てもかなり過酷なレースだったことがお分かりいただけるかと思います。コロナ禍であり、このような悪天候の過酷な状況にもかかわらず大会を開催してくださった大塚さんはじめスタッフ、ボランティアの皆さん本当にありがとうございました。今回のレースでは一選手として失敗したと感じた部分が2点あったのでブログに残しておきます。

  1. 補給 体温を維持するために消費したエネルギーがかなり大きく、持っていた補給食を予定以上に取ったもののそれでも足りず、2か所のエイドでバナナをいただき、2か所目で飲んだコンソメスープの温かくて美味しかったこと。今回のレースはエイドステーションに助けられましたが、もしこれがハセツネだったらと思うとゾッとしますね。
  2. ウエアリング LONE PEAK5PPP L/SELV1000 5in Hybrid ShortFeather Rain Full Zip Jacket 2.0ULTRA VEST5。装備自体に問題はなかったはず。ULTIMATE DIRECTIONに忍ばせていたFeather Rain Full Zip Jacket 2.0を1度も着用しなかったことが大失敗。止まってザックをおろすのが億劫だったし、迷ったけど着るほどでもないだろうと。ゴールした後に着ておけばよかったと後悔したのは言うまでもありません。レインを着る少しの時間のロスよりも着た方が何倍も速かったと今冷静に考えれば簡単にわかります。地元ボランティアの方々がゴール後に振舞ってくれた熱々のキノコ汁を2杯いただいてもガクガクブルブル震えが止まらず、500円を握りしめて温泉に直行!レースよりも速いペースでと言いたいところですが、その様子を見ていた友人には生まれたての子馬にしか見えなかったそう。

前半は我慢してペースを上げずに上々のスタートが切れたのですが、補給を含む寒さ対策がうまくできなかったのが今回のレースの最大の反省点。中盤以降の走れるパートでガンガン行こうと思っていたのですが結果は撃沈。ちなみに今回とは真逆ですが8月に行われた野沢トレイルフェスでは暑さに対応できず熱中症寸前。大自然のなかで行うスポーツだからこその難しさであり、奥深さでもありますね。とてもいい経験になったので今後のレースや登山に生かします。皆さんも山に入る際にはご安全に。

2021.09.26 志賀高原エクストリーム PHOTO:カナザキフィルム

  • facebook
  • twitter
  • line
閉じる