ゼロドロップシューズを愛用するサブ4レベルのランナー視点からのALTRA FWD EXPERIENCE フォワード エクスペリエンス

こんにちは。ストライドラボ那須の酒寄です。

ALTRA FWD EXPERIENCE フォワード エクスペリエンス。
日常生活からランニングまで、ゼロドロップシューズを愛用するサブ4レベルのランナー視点からのインプレッションをまとめてみたいと思います。

もう5年ほど、山の冬靴以外、ドロップがあるシューズは履いていません。
ALTRA FWD EXPERIENCE フォワード エクスペリエンスは、一般的には小さなドロップ差に分類される4㎜ドロップですが、履いた瞬間に、自然に前傾姿勢を実感することができました。
店頭ではじめてアルトラのシューズを履いた方が感じる「後ろに倒れる感覚」の逆のイメージと思います。

ルナサンダルやアルトラのシューズを履いている方は、歩いたり、ランニングするときに、足首に角度をつけることにより、前傾姿勢をつくっています。
ALTRA FWD EXPERIENCE フォワード エクスペリエンスの4㎜のドロップは、身体を前傾させることをサポートしてくれるので、自然な前傾確度を楽に保てる感覚があります。

自然な前傾姿勢を保てることによる効果として、ストライド幅の伸長を感じることができました。
普段と同じ力感で走った時、ランニングウォッチのデータをみても、180ピッチのときのストライド幅が5cmほど伸びているようです。また、着地するポイントも、明らかに後にずれている感覚もあり、これが推進力につながっているのではと思います。

普段、ゼロドロップのシューズを愛用することにより身についた「自然な走り方」のベースがあるからこそ感じられる、4㎜ドロップの効果なのかもしれません。
重さもメンズUS8サイズで216gと軽量であり、私のようなゼロドロップシューズを愛用するランナーの、レース用シューズとしても活躍してくれるかもしれません。

アルトラ初のドロップシューズ。
自然な走り方を身に着けるための「ゼロドロップシューズ」への移行用シューズとして、アルトラシューズ特有の前足部が広い形状となっているため、レース用時のみドロップ差があるシューズをご使用のランナーの方にもおすすめの一足となると思います。

私のフルマラソンの自己ベスト時の使用シューズは、アルトラ初の厚底シューズだった「DUO」。ALTRA FWD EXPERIENCE フォワード エクスペリエンスのミッドソールの素材は、「DUO」と同じ「EVA」。
今年の勝田マラソン、いわきサンシャインマラソンは、相性がよさそうなこのシューズでチャレンジします。