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本格的なシーズンイン前に、呼気ガス測定は如何でしょうか。

那須店

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呼気ガス測定を専門とする、ストライドラボ那須スタッフ宮塚です。

寒かった冬もようやく終わり、春の訪れを感じる那須ですが、ランナーの皆さんもトライアスリートの皆さんも、シーズンインに向けてようやく動き出してきた感じですね。
私の専門とする呼気ガス測定も、今年に入ってほとんど予約が入らなかったのですが、3月の末から予約が入ったり、問い合わせが増えたりするようになりました。

先日フルマラソンもサブスリーで走る、日本のトップトライアスリートの女子選手が、1年ぶりに呼気ガス測定を受けて来てくれました。
昨年もほぼ同じ時期に測定を受けてくれて、今回はその1年間の成果を確認することと、測定結果からのトレーニングのアドバイスを受ける為に来てくれました。

前回の結果も悪くは無かったのですが、よりレベルアップする為のトレーニングアドバイスを行いましたが、今回の測定結果と比較するとAT値も上がっていました。
それに大きく変わったことは、低強度トレーニング時の脂肪燃焼効率が格段にアップしていたことでした。
つまりベーストレーニングがしっかり出来ていて、それに伴いAT値も押し上げられたと推測できます。
長い距離のレースを専門とする彼女にとって、AT値が上昇したと言うことは、昨年よりも速いペースで進めれることに繋がります。
そしてベースがしっかり出来上がったことで、レースで多少のペースダウンしたとしても、大きく崩れることなくある程度のところで粘れるはずです。

彼女は1年前の呼気ガス測定結果からのアドバイスを、しっかり守って実際に実践したことが伺えます。
この呼気ガス測定は実際の呼気から酸素を取り入れた量と、二酸化炭素の排出された量を測定することで、エネルギーとして糖がどの程度の割合で使われて、脂質がどの程度の割合で使われたが分かります。

つまり効率良く脂肪が燃焼できるスピードや心拍数や、AT値と言われる脂肪が燃焼できなくなるポイントの、スピードや心拍数が明確に測定することが出来ます。
多くのランナーが、ゆっくり長くのペースのベーストレーニング。苦しくなる少し前の強度で走る閾値走。レースを想定したペースで走るペース走。そして少し強度の高いインターバルトレーニング。
これらを組み合わせてトレーニングすることで、レベルアップするのは分かったいると思います。しかしそれらのメニューを行う時の自分に最適なペースだったり、心拍数まで把握しれいないでトレーニングしている人も多いはずです。
そんな不安を抱えてトレーニングしている人であれば、呼気ガス測定は是非お勧めです。

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