2023.06.29
【代表的なランニング障害①】アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎 ※アキレス腱付近に腫れや痛みを伴う炎症
STRIDE LAB大阪 イマイです‼︎
本日は、代表的なランニング障害1つ目「アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎」についてのお話✏️
まず初めに。
皆さん、日常生活あるいはスポーツをする中でアキレス腱やその付近でこんな経験ございませんか?
・キシキシと軋むような感じがする
・アキレス腱付近に腫れや慢性的な浮腫みがある
・ランニング直後は問題なかったが翌朝、激しい痛みがある
・「起床して一歩目」や「椅子から立ち上がる時」など動き初めに痛む
・痛みが強く、走ることは元より歩くことさえ辛い
これらの症状はアキレス腱炎・アキレス腱周囲炎が持つ特徴の一例です。
「痛みが酷くないから大丈夫だろう」とそのままにしているランナーさんも中にはいらっしゃいますが、日常生活での動作もあり完全な休養が取り辛い箇所でもあるので放っておくと痛みや組織の損傷は長引きます。
また、組織の損傷はアキレス腱の柔軟性を低下させ、アキレス腱断裂のリスクを高めますので要注意です⚠️
アキレス腱とアキレス腱周囲炎について
アキレス腱は繊維状の組織で,下腿の筋群と踵骨につながっています。
アキレス腱は下腿の遠位端に存在し、腓腹筋とヒラメ筋から続いています。この腱は身体の中で最も強い腱の一つであり、様々な作業・レクレーション・運動に欠かせない動きを実現する部位です。
MRIを用いた研究では、アキレス腱周囲炎はこれまで考えられてきたような炎症ではなく、コラーゲンの変質によって生じることが明らかになっています。
この症状はアキレス腱の全域に影響を与えますが、最も痛みが生じやすいのはアキレス腱が踵骨に付着する部分(もしくはこのエリアの1インチ半径)です。
原因
特に下半身を使うスポーツで見られる症状ですが、いくつかの一般的な原因はこちら↓
①従来の足にあっていない靴(とその靴に慣れてしまった足の状態)
②トレーニング量の強度の急激な増加(いわゆるオーバーユース)
③踵の高い靴から、レース用のフラットな靴・スパイク・踵の上がっていない靴への急速な移行
④下腿の筋の硬さ(特に下腿の深層筋)
⑤関節炎と骨棘
ランニング頻度の調整や下腿の柔軟性に向けたトレーニングなどみなさん行われますが、見落とされがちなのが①のシューズの中で足がどういう状態にあるかどうか。
実は「足の指」の状態は、アキレス腱付着部に重大な影響を与えます。
※足首を90度に保ち足の指を曲げたり伸ばすだけでアキレス腱が動くのがわかると思いますが、足趾の動きはアキレス腱と密接に関わっています。
シューズの見直しが重要
対処方法は状態が落ち着くまでの休養やストレッチ、トレーニング、無理ない理にかなったトレーニングなど様々です。
しかし、アキレス腱炎の自然な保存療法における最も重要なステップは、従来の健康的な足の状態を阻害する靴をやめ足にとって本当に健康的な靴を履くことです。
靴を選ぶ際、踵の高い靴、つま先が細い(トーボックスが狭い)靴は避けましょう。
「自然な走り方」を実現させるシューズブランド「ALTRA(アルトラ)」
足に健康的な靴とは広いトーボックスをしていてつま先を広げることができるもので、「クッションがたくさん入っている」などと言う意味ではありません。
この時の足と足指の状態は、組織の循環を最適なものにし足指の伸筋と屈筋のバランスを整えます。
ほとんどの靴は「地面からの距離」がヒール部分とつま先部分の比率で2:1を採用していますが、ALTRAの場合はその比率が1:1の「バランスクッション」を採用しています。また、独自のラストデザインで足の形をした「フットシェイプ」を採用しているので、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の自然な保存療法で最も重要なステップである健康的な足の状態を実現することができます‼︎
(シンプルにお伝えすると、素足により近い状態で足指の自由度を保った状態で履いていただけるシューズです‼︎)
※効果※
バランスクッション:「ヒールストライク」を減少し、着地面積を広げるため、自然で正しい姿勢とアラインメントを保ち、関節、腱にかける衝撃を劇的に減らす効果がある
フットシェイプ:シューズを履いていても足趾部分が自然と広がり、リラックスすることで採用のバランスと安定感が得られる
ここまででアキレス腱炎・アキレス腱周囲炎において「どのようなシューズが望ましいか」「それがなぜなのか」何となくご理解いただけましたでしょうか?
改めて考えてみても、この症状はランナーにとっては非常に悩ましい症状ですよね。。。(イマイ自身も昔、悩まされました…)
最後に…
「もう同じ症状を繰り返したくない!」「おすすめのケア用品が知りたい!」こんな声が聞こえてきそうだったのでご紹介しますね。
☆おすすめアイテム
「コレクトゥ」は、唯一シューズを着用している時(歩行やランニング)でも使用できる足指スペーサーで足指を正常な位置、自然な位置に戻すのに活躍してくれます。
※ALTRAなどの自然な足の形をしたシューズに限る
↑つま先が細いシューズで生活した足と靴を履かずに生活した健康的な足
指の位置(指の形)が全く違いますね…
コレクトゥを着用して日常生活、またはランニングをしていると徐々に指が広がっていき、土台である足のバランスや姿勢が自然と整い、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎などのランニング障害だけでなく、外反母趾など足部変形障害でお悩みの方の根本改善にも役立ちます🦶
先ほどご紹介したALTRAのような自然な足の形をしたシューズのみに限りますが、合わせて着用してあげることでアキレス腱と密接に関わっている足(足指)の健康的な状態を実現してくれます♪
「ほんまに付けて歩ける?走れる?」と思われた方、中にはいらっしゃるのではないでしょうか👀
コレクトゥは医療用のソフトで柔軟性のあるシリコンを使用しているので足指を傷つけることはありませんのでご安心ください。
また、各個人の足指にフィットするようにハサミでカットできる素材を使用しているので、強度も強く作られております♪
②THE STRASSBURG SOCK(ストラスバーグソック)
冒頭、今回の症状で「起床後や動き出しの一歩目に痛みを感じる」と思われた方は特に必見です👀
ストラスバーグソックはアキレス腱炎やアキレス腱周囲炎、足底筋膜炎などの症状におすすめなリカバリーソックで、足関節を少し曲げた状態(強制的にストレッチさせた状態)をキープしてくれます🧦
実は起床後や動き出しに痛みを感じる原因は、安静時に筋や腱が収縮している状態から急に動き出す(伸長する)ことによって細かい繊維が切れてしまっているからなんです…
ではどうすれば細かい断裂を防げるのか?
ストラスバーグソックを着用することで安静時でも”アーチを最適な形状”や”アキレス腱を適度な伸長状態”を保つことができ、急な動きがあった場合でも細かい断裂を軽減し、痛みの解消に繋げてくれます✨
※就寝中や安静時の着用を推奨します。
③OS1ST オーエスファースト FS6 スポーツ コンプレッション フット スリーブ
足底筋膜炎、アキレス腱炎、かかとの痛み、足の腫れ、およびその他の不快感の症状を緩和します。
圧迫することでもう1つのメリットとしては、アーチが落ちる原因の1つとして挙げられる『開帳足』についても、裸足の状態よりもFS6フットスリーブを身につけることで、中足部が安定し、アーチが崩れるのを防ぐ働きをします🦶
アーチが落ちやすい外反母趾の方も中足部に適度な圧迫が加わることで、指先までのアライメントが整うのでオススメ✨
④OS1ST オーエスファースト FS6+ パフォーマンス フットカーフスリーブ
丈が短い③FS6と同様に足底筋膜炎とアキレス腱周囲炎など、炎症が起きている症状がある方に特に有効で、同時に膝下まで段階着圧で設計されたソックスです。
足のむくみの原因にもなっている血液やリンパの流れを改善し、だるくなったり重くなったりする足にも有効🔥
と、長々説明してしまいましたが…
STRIDE LAB大阪では様々なランニング障害に対してのご提案もさせていただいております。
現在お悩みの方はもちろん、今後ランニングをするにおいて怪我を未然に防いでいきたい方も是非お気軽にお越しくださいませ〜
次回もランニング障害と商品についてご紹介していきますので更新まで今しばらくお待ちください🙇
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