2026.09.18
まだ、終われない。 〜7年ぶりのアイアンマン。アイアンマンみなみ北海道完走記〜
こんにちは、ストライドラボ多摩のジュンさんです。
9月、7年ぶりにアイアンマンのスタートラインに立ってきました。
今回チャレンジしたのは、”アイアンマンみなみ北海道”。
2019年、49歳のときにチャレンジしたアイアンマン・ケアンズ以来、7年ぶりのアイアンマンです。
今年の1月、湘南ベルマーレトライアスロンチームの同い年の白石さんに唆され(笑)、もう一度アイアンマンに挑戦することを決めました。
そこから少しずつ身体を作り始め、トライアスロンバイクもTTバイクを新調。
ニューバイクが納車されたのは6月。
振り返れば、約8か月半の準備期間。
よくここまで戻してきたな、というのが正直なところです。
もちろん、やるからにはターゲットはワールドチャンピオンシップの”コナスロット”。
でも、自分の身体のことは自分が一番よく分かっています。
今回の準備期間と練習量を考えれば、今の自分がどこまでできるのかも分かっている。
だからレース前に決めたのは、
「今回は安全運転でいこう」ということでした。
無理をして途中で潰れるのではなく、今の自分のパフォーマンスをしっかり出して、最後まで笑顔でフィニッシュする。
それが今回のテーマでした。


スタートラインに立って、胸がいっぱいになった
当日は天気もよく、寒くもなく暑くもない。
海は波もなく穏やか!素晴らしいグッドコンディションでした。
海を目の前にしてスタートラインに立つと、なんとも言えない気持ちになりました。
7年ぶり。また、この場所に帰ってこられた。
ワクワクする気持ちと、ここまで戻ってこられたことへの感謝。
ちょっと涙が出そうになりました。
そして、スタート。長い一日が始まりました。

スイムは、ゆっくり気持ちよく
今回のスイムは、最初から無理をしないと決めていました。
速く泳ぐことよりも、「気持ちよく泳いで、次へつなげる」こと。
海のコンディションにも恵まれ、落ち着いて泳ぐことができました。
焦らず、力まず、淡々と。
概ね78分ほどでスイムを終えた時点では、まだまだ余裕、でも先は長い。いいスタートが切れたと思います。

バイクは、ランに脚を残す
今回、一番意識したのがバイクです。
ここで頑張りすぎない、無理をしない、追い込まない。
ランに脚を残すために、淡々と走る。
自分の中で決めていた140W〜150W程度のパワーをずっと意識しながら、終始安全運転。
補給プランは、昨年の信越五岳110kトレイルレースで学んで、サイコンのアラームを30分ごとにセット。
今回はVfuelとPrecisionのエナジージェルを装備、水分補給はいつも水だけだったのをPH1000の電解質ドリンクをセット。
6時間近いバイクでしたが、補給プランもしっかりハマり、最後まで大きく崩れることなく終えることができました。
今回のレースで、バイクについてはかなり手応えがありました。
「これ以上頑張らなくてもいい」と自分に言い聞かせながら走った6時間。
その意味では、今回の作戦はうまくいったと思います。


そして、ランへ
いよいよ最後のラン。
ここで、今回の課題がはっきり出ましたね。
脚が動かない。
思うように前に進まない。ペースは1kmを6分前後で心拍数は140bpm程度、心肺的にはまだ余裕がある、でも、脚が動かない。
序盤から中盤にかけて、思うように脚が動かずなかなかペースが上がりませんでした。
今回、バイクからランへの「つなぎ」の練習が十分ではなかった。
いわゆるブリックトレーニング。その準備不足が、やっぱり出たのだと思います。

それでも、最後までたれるわけにはいかない
苦しい。思うように走れない。
でも、ここで終わるわけにはいかない。
今回のレースは、ただ完走するためだけのレースではなく、
次につなげるためのレースにする。そう決めていました。
終盤になって、少しずつ脚が動き始めました。
ペースも少しずつ戻ってくる。
最後の周回。もう一度、しっかり脚を動かす。
そして、フィニッシュへ。


笑顔でフィニッシュ
フィニッシュラインを越えた瞬間、
「やっぱり、トライアスロンは楽しい!」そう思いました。
スイム、バイク、ラン。
長い一日。約226km。
もちろん苦しい時間もありました。
それでも、終わってみれば楽しかった。
7年ぶりにアイアンマンの舞台に戻ってこられたこと。
そして、最後まで集中して走り切れたこと。
本当に充実した一日でした。
今回の目標だった、「笑顔でフィニッシュする」も達成できました。

でも、正直に言うと……
結果は想定内。
自分の今の力を考えれば、ほぼ満足できるレースでした。
でも、正直、悔しい。やっぱり悔しいんです。
もっとできる。そう思ってしまう。
今回、8か月半の準備でアイアンマンを完走することができました。
一方で、準備できなかったこともはっきり見えました。
特に、バイクからランへのつなぎ。ここは、まだ伸びしろがある。そう、思っています。

まだ、終われない。
今回のレースで、自分の現在地が分かりました。
そして、次に何をすればいいのかも見えてきました。
まずは、バイクからランへのブリックトレーニング。
バイクを走ったあとでも、最初からしっかり脚を動かせる身体を作る。
そして、バイクの持久力も上げる。ランも、もう一度しっかり走れる身体を作る。
1年間かけて、もう一度準備します。
目標は、トータル10時間30分。
現状を踏まえると、ハードルは高いですが、でも、今回アイアンマンを走ってみて、
「もう一度、マジでやってみたい」と思いました。

来年、またここに戻ってくる。
来年は57歳。まだまだチャレンジできる!
7年ぶりにアイアンマンの舞台に戻ってきて、改めて感じました。
アイアンマンの舞台は、やっぱり最高です。
そして、やっぱり、トライアスロンは楽しい!
だから、来年またここに戻ってきます。
今度は、もっと強くなって。
そして、今度こそ、コナスロットを獲りに行きます!
待ってろ、アイアンマン。
まだ、終われない。
最後に、このチャレンジを応援してくれた家族、タメさん、朝ランの仲間の皆さん、一緒にチャレンジしたチームの皆さん、たくさんの方々に感謝です。
ありがとう!

