REVIEW

商品レビュー

登山やハイキングで膝痛や腰痛に悩む人にもおすすめ!自然な姿勢と歩き方を実現するALTRAトレイルシューズの選び方。くじゅう、アルプス、屋久島をあるいてきたスタッフレビュー。オリンパス・ローンピーク・ティンプの比較。(熊本)

熊本店

  • facebook
  • twitter
  • line

こんにちは、STRIDE LAB熊本の中平です。

まだまだ暑い!と言いつつも朝晩は涼しくなり、久住や阿蘇をはじめとした九州の山々も、秋山シーズン到来。美しく涼しい秋の登山や、紅葉狩りを楽しめるようになるのも、あと少し!

たのしんでいきましょう🍁

***

ここでは登山やハイキングにおすすめのALTRAのトレイル&アウトドアシューズをご紹介します!

ALTRAをハイキングや登山でもおすすめする理由。

 

「ALTRA(アルトラ)」は元アメリカ代表の長距離ランナーだった創業者が、膝痛や腰痛などのランニング障害で悩むランナーを救いたい!という情熱から生まれたシューズブランド。「人間が裸足で立っているのと同じ自然な状態のシューズがあれば、怪我は減るのでは?」というアイデアから生まれた、自然な姿勢ができるシューズ。

走る人や怪我の経験がある人、アスリート志向の人が履くシューズなのかな? と思ってしまいがちですが、もちろん登山にもハイキングにもおすすめです!

ずばり「正しい姿勢のまま過ごせるシューズ」ALTRAの基本構造

1…正しい姿勢を獲得できる。

ALTRAの基本構造。特徴は2つ!

①ゼロドロップと呼ばれた「バランスドクッション」

他のシューズとは違い、ドロップの無いALTRAのシューズ。踵が異様に上がっているシューズは常につま先断ちのまま立っているようなもの。ALTRAのシューズを履いていると足の筋肉、腱、靭帯を健全に伸ばしてくれます。

②自然な足の形をした「フットシェイプ」

本来、人の足の指は動いている時には自然と広がります。しかし現代の多くのシューズは、つま先が窮屈。そんな靴を履き続けていると、指は折れ曲がり、動くことができず安定感を著しく損なってしまいます。ファッションでは良くても、ずっと履いていると足にとってはギプスのようなもの。
(多くの人が悩まされている外反母趾や内反小趾、足の疲れの原因にもなっています)

2…用途に合わせて様々なシューズを選ぶことができる。

ALTRAのシューズの良いところはさまざまなバリエーションが選べること。

アウトドアでは尾瀬の山小屋などに荷揚げをするために数十キロの荷物を運び続ける歩荷さんから、トレイルランナー、そして低山登山を楽しむハイカーの方まで様々な方に愛されています。高い安定性とグリップを持つシューズや、完全防水のハイクシューズもある。

STRIDE LABのお店では、お医者さんやヨガの先生トレーナーから勧められて健康的な姿勢ができるシューズとして探してくる方もいれば、妊婦さん、外反母趾に悩む方、マラソンや100キロウォークに向けて姿勢を見直すために快適なシューズを求めてくる方もいます。

登山者でも、ハイカーでもケガに悩む人は本当に多い。インソールやテーピングで、応急処置ができたとしても、乱れた姿勢のまま山歩きをしていると怪我を繰り返してしまいます。スタッフとしては、別に他のシューズブランドを履いても、いいと思っている。ココロから。

お客さんが怪我などのトラブルがなく過ごせるならば、それが一番!

でも何か足のトラブルを抱えていて、ギブスのようなシューズで痛く我慢していくよりも、

根本的に問題を解決したいという人にはぜひALTRAのシューズを試して欲しい。

「登山ってこんなに楽でいいんだ!」と足元から教えてくれます。

***

これからALTRAのシューズを試してみたいと思っている人へのアドバイス

サイズ選びが非常に重要です。

STRIDE LABではALTRAのシューズは「つま先」から1.3cmほど余裕を持たせたサイズがトラブルが起きにくいサイズとして案内しています。
*たとえば実測値(踵から爪先までの長さ)が25.0cmだとすると、+1.3余裕をもたせたサイズは26.3cmなので26.5cm相当のサイズを選択。実際にはゆったりしたサイズ感の「ローンピーク」や、スリムフィットの「スペリオール」など細かいサイズ感の違いはあるけど大体はこのサイズ選択になります。細かく知りたい方はSTRIDE LABのスタッフにお尋ねください☺︎

靴紐が重要。

「ALTRAをゆるゆるで履くことはやめて!」と店頭ではずっと言い続けています。

どれだけ作りが良くても、靴紐をちゃんと絞めずに履いていると、シューズの中で足が泳いでしまい足指は自然と緊張してしまい危険です。(他のシューズブランドでも一緒。)ゆるいシューズは、サイズが合ってないシューズと同じくらい危ない。外反母趾を促進することも多いです。

靴紐の閉め方のポイントは、「足の中足部をちゃんと包み込むこと。」

1.踵をトントンとちゃんと合わせる。
2.靴紐で足の中間部分をしっかり包み込むように合わせてあげる。これによって中足骨を包みこみ足の骨のアライメント(順序)を整えることで、ピッタリ足にあっているのに足指は自然と広がるようになります。これが一番だいじ。
3.足首の一番近くに来た靴紐はキツく締めすぎない。(あまり硬くしめすぎると足関節の動きを妨げてシンスプリントなどの怪我につながります。)

お店でハイキングに人気のALTRAシューズのご案内!

24年の10月時点でALTRAのトレイルシューズには11ものモデルがあります。

この中でも、登山、ハイキングに人気の3モデルをご紹介。(24年10月現在のラインナップ)

①OLYMPUS FAMILY(オリンパス・ファミリー)

OLYMPUS 6(メッシュ・メガグリップ・通気性・トレイルランニングシューズ)
OLYMPUS 6 HIKE LOW GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・メガグリップ・ローカット・ハイクシューズ)
OLYMPUS 6 HIKE MID GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・メガグリップ・ミッドカット・ハイクシューズ)

OLYMPUSはALTRAのトレイルシューズの中で「最も厚みのあるクッション」と「Vibram®︎ Megagrip™️の高いグリップ力」を組み合わせた人気シリーズ。

特徴は、登山靴にはない「軽量さ」と「クッション性」、トレイルシューズの中でも抜群の「安定感」と「耐久力」。長時間行動での足へのダメージを抑えてくれるので、登山、ハイク、トレイルラン、お遍路歩き、オルレなどの長い行程を快適に過ごしたい方々に選ばれ続けています。

新しいハイクモデルは高い耐久性を持つレザーアッパーと、GORE-TEX インビンシブルフィット採用で「防水使用」。渡渉や降雨があっても歩き続けるスルーハイクや、軽い雪山でも楽しめる。これまで「トレイルシューズでは柔らかすぎて、登山はできない」と思っていたハイカーさんに使って欲しい。

足を守るレザー、つま先周りのガード、踵周りのカップはまるで登山靴のようにしっかりしている。これならガシガシ使いたいハイカーにもおすすめできる。それでいて軽い。それはそれは、長時間の行動が楽になる。様々なアウトドアシーンを快適にしてくれる一足です。

⬇︎OLYMPUS 6(メッシュ・通気性・トレイルランニングシューズ)⬇︎


⬇︎OLYMPUS 6 HIKE LOW GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・ローカット・ハイクシューズ)⬇︎


⬇︎OLYMPUS 6 HIKE MID GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・ミッドカット・ハイクシューズ)⬇︎

②LONE PEAK FAMILY(ローンピーク・ファミリー)

LONE PEAK 8(メッシュ・通気・トレイルランニングシューズ)
LONE PEAK ALL-WTHR LOW 2(防水・軽量・ローカット・ハイクシューズ)
LONE PEAK ALL-WTHR MID 2(防水・軽量・ローカット・ミッドカットシューズ)

このシューズほど、ハイカーにも、ランナーにも幅広く愛され続けるシューズはありません。

LONE PEAK(ローンピーク)を選ぶ理由。

初代のモデルが発売されたのは2011年。その当時は世界中で「トレイルシューズ」というもの自体が少なく、ハイクッションのシューズは少なかった。そこから月日が経ち、トレイルのレースが長距離化して、アウトドアブランドが発表するシューズ自体もハイクッションになっていきました。

なので現代のトレイルシューズ業界の中で言えば、ウルトラレースを想定したクッションシューズが多く、ローンピークはもうめちゃくちゃ豊富なクッションを持つシューズではありません。ガッチガチなグリップや、ふわふわのクッションで足を守るためのトレイルシューズとは違い「柔らかな」ローンピーク。でも、それがいいの。

足裏からの適度な刺激を感じることで、クッションに頼った歩き方はしにくく、まるで裸足のような感覚のままトレイルを楽しめます。ガッチガチな登山ブーツに慣れた方が、自然をダイレクトに感じられるローンピークを履くと感動するのはこのため。登山靴を否定するわけではなく、低山や日帰り登山で使うだけでも、楽に、気持ち良い山行が楽しめます。うまい体の使い方ができるようになるためにもオススメ。

⬇︎LONE PEAK 8(メッシュ・通気・トレイルランニングシューズ)⬇︎


⬇︎LONE PEAK ALL-WTHR MID 2(防水・軽量・ローカット・ミッドカットシューズ)⬇︎

ローンピークについてのブログはこちらから!

トレイルシューズの歴史を感じさせる。ALTRAの代名詞 「LONE PEAK 8(ローンピーク)」に新色追加!(他と違う特徴・サイズ感・選び方レビュー)

③TIMP FAMILY(ティンプファミリー)

TIMP 5(メッシュ・メガグリップ・軽量・トレイルランニングシューズ)
TIMP 5 GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・メガグリップ・軽量・トレイルランニングシューズ)
TIMP HIKER(メッシュ・メガグリップ・通気・軽量・ハイキングシューズ)
TIMP HIKER GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・メガグリップ・軽量・ハイキングシューズ)

今年3月にモデルチェンジをはたし、大定番のローンピークとオリンパスに割って入るほどの人気シューズになった「ティンプ」。

簡単に言うと、ローンピークとオリンパスのちょうど中間に位置するバランスの良いモデル。ローンピークよりも4mmぶあつく、オリンパスよりも4mm薄い軽くちょうどいいクッション性。オリンパス並みのグリップをもたらすメガグリップ搭載。そして軽量。もともとトレイルランニングの長距離ランナーにも人気になっているスペックを持つ新しいティンプ。

その機能が登山にも生かされます。軽く、気持ちよく、山歩きをしたい方にはおすすめ。

 

TIMP 5(メッシュ・メガグリップ・軽量・トレイルランニングシューズ)
TIMP 5 GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・メガグリップ・軽量・トレイルランニングシューズ)
TIMP HIKER(メッシュ・メガグリップ・通気・軽量・ハイキングシューズ)TIMP HIKER GORE-TEX(ゴアテックス完全防水・メガグリップ・軽量・ハイキングシューズ)

スタッフレビュー

スタッフも今年の5月に屋久島の長距離登山に行った時はTIMP HIKER GORE-TEXを選びました。

苔むす屋久島の長いトレイル。雨も降るし、木や岩肌の不安定な道が連続する。
そこでも指がひろがる安定感と、超軽量かつグリップが強いティンプハイカーは楽ちん。疲れを軽減してくれました。

ちょっとタイトめだけど、フィット感抜群。

他にもたくさんおすすめのシューズはあります☺️

お店には他にも、ロードも得意なOUTROAD(アウトロード)、超軽量のMONT BLANC(モンブラン)、裸足感覚が味わえるSUPERIOR(スペリオール)など様々なシューズがあり、お客さんにとって使いやすいものを提案していきます✨

遠方の方はSTRIDE LAB オンラインショップをご利用ください。

最後に…

ギプスみたいなシューズを履き続けていると、足の自然な形を損ない身体のトラブルにつながります。

足は身体の土台。小さい面積でヒトの全体重を支えられるようにできている重要な部位です。

STRIDE LABは、これからも
歩く、走る、登る、下る。

すべての一歩を健康に。
健康的にスポーツを楽しむみなさんを応援しています。

お気軽にお越しください。

(中平)

 

遠方の方はオンラインショップをご利用ください。

寒い時期も楽しんでいきましょう!

 

*********

熊本市中央区練兵町12番地1
定休日:月曜日・火曜日
12:00-19:00
TEL:096-273-6412
支払いは、現金・各種クレジット・paypay・楽天pay・au pay・交通系IC・QuicPayなど。

*********

過去のおすすめ投稿

【TATTA CHALLENGE 24】熊本市のトレイルランのイベントで、ALTRAシューズの試し履きを行いました。舞台は熊本市の立田山。(24年10月タッタチャレンジ)

 

 

  • facebook
  • twitter
  • line