2026.10.15
紅葉の新潟焼山へ。ホームマウンテンから広がる山遊びと今回の山道具
妙高山と火打山をホームマウンテンとして、日々の山遊びを楽しんでいるSTRIDE LAB 妙高。
今回は、その2座と同じ頸城山塊に連なる新潟焼山へ行ってきました。
普段から親しんでいる山域でありながら、ブナ林や渡渉、稜線、そして岩稜帯と、変化に富んだ景色が楽しめる焼山。
今回は、山の魅力とあわせて、実際に使用した山道具についても紹介していきます。
新潟焼山ってどんな山?

新潟焼山は、標高2,400mの活火山。妙高山、火打山、金山、雨飾山とともに「頸城五山」に数えられる山のひとつです。
妙高山や火打山と同じ山域にありながら、火山ならではのダイナミックな山容が特徴的。
今回歩いたのは、杉野沢橋からの往復ルートです。
距離は往復約17.2km、標高差は約1,600m。日帰りでもしっかりと歩きごたえのあるルートです。
杉野沢橋から焼山へ

登山道はブナ林の中からスタート。
木々に囲まれたトレイルを進み、渡渉を越えて、少しずつ標高を上げていきます。
森林の中を歩く時間もあれば、視界が開けて美しい稜線を楽しめる場所も。さらに森林限界を越えると景色は一変し、岩稜帯が広がります。
歩き進めるごとに変わっていく山の表情。
森の中を歩く時間、稜線から景色を眺める時間、岩場を慎重に進む時間。それぞれ違った楽しさがあり、変化に富んだルートだからこそ、最後まで飽きずに歩くことができました。
特に印象に残った、帰り道の紅葉

今回の山行で特に印象に残ったのは、下山中の景色でした。
10月の焼山は紅葉が見頃。登りの途中でも美しい景色を楽しめましたが、帰り道には西日が木々に差し込み、赤や黄色に色づいた葉がさらに鮮やかに輝いていました。
同じ道を歩いているはずなのに、光の向きや時間が変わるだけで、景色はこんなにも違って見える。
山頂を目指すことだけではなく、道中で出会う景色や、思わず足を止めたくなる瞬間も、山を歩く楽しみのひとつです。
ホームマウンテンとして親しんでいる妙高山や火打山とはまた違った魅力を感じながら、今回も山の楽しさをたっぷり味わうことができました。
今回の焼山で使用した山道具

今回は、ブナ林から岩稜帯まで変化のあるルート。実際に山を歩く中で、それぞれの装備の良さを感じる場面がありました。
ここからは、今回使用したアイテムを紹介します。
SHOES|ALTRA KING MT 2
渡渉があるルートで頼りになったのが、ALTRA KING MT 2。
水に濡れる場面でも排水の良さを感じられ、足元を気にしすぎずに歩くことができました。
また、岩場ではVibram® Megagripのグリップ力に安心感がありました。路面の変化が大きいルートだからこそ、足元を支えてくれるシューズの大切さを改めて実感。
今回のような変化に富んだ山行でも、心強い一足でした。
BASE LAYER|TETON BROS. Axio Lite L/S
ベースレイヤーは、TETON BROS. Axio Lite L/S。
歩いていると汗をかきますが、風が吹いたときに生地が乾いていく感覚があり、行動中に汗冷えを気にする場面が少なかったのが印象的でした。
登りで体が温まる場面から、稜線で風を受ける場面まで。長時間行動する山では、肌に近いベースレイヤーの快適さが大切だと感じます。
PANTS|TETON BROS. Scrambling Pants
パンツは、TETON BROS. Scrambling Pants。
岩場で足を大きく上げたり、岩に擦れたりする場面でも安心感がありました。
軽やかな穿き心地で、脚の動きを妨げにくいところも好印象。登山道の状況が変わるルートでは、動きやすさと耐久性のバランスが大切だと感じました。
VEST|TETON BROS. SHMW OCTA Vest
山頂付近では風が強く、体が冷えやすいコンディションに。
そこで活躍したのが、TETON BROS. SHMW OCTA Vestです。
冷えを感じたタイミングで着用し、そのまま下山中もしばらく着ていました。行動中の体温調整に役立ち、気温や風の変化に合わせてレイヤリングすることの大切さを改めて実感しました。
WIND SHELL|TETON BROS. Wind River Hoody
今回は出番がなかったものの、携行していたのがTETON BROS. Wind River Hoody。
山では天候や風の状況が変わることもあるため、使わなかったからといって不要というわけではありません。
その日の予報やルート、標高に合わせて必要な装備を準備しておくことが、安心して山を楽しむための大切なポイントです。
BACKPACK|Black Diamond DISTANCE 15
バックパックは、Black Diamond DISTANCE 15。
今回の日帰り山行に必要な装備を収めるのに、ちょうどよい容量でした。
軽量で、背負ったときのフィット感も好印象。長い距離を歩くときは、バックパック自体の重さや揺れにくさも、快適さを左右する要素のひとつです。
必要な装備をしっかり携行しながら、軽快に歩きたい山行に合うバックパックだと感じました。
SAFETY GEAR|安全のための備えも忘れずに
そのほか、ヘッドライト、エマージェンシーセット、レインウェア、ティートンウォーマーも携行しました。
今回は使用する場面がありませんでしたが、山では天候の急変や予定どおりに下山できない状況も考えられます。
距離や標高差だけでなく、ルートの状況や季節に合わせて準備すること。使わずに済むことが一番ですが、必要なときに備えておくことも山道具の大切な役割です。
山を歩く楽しさと、道具を選ぶ楽しさ
今回の焼山では、紅葉に彩られた森から稜線、岩稜帯まで、変化に富んだ景色を楽しむことができました。
そして、実際に歩くことで見えてくる道具の良さもあります。
濡れた足元で感じるシューズの排水性、風を受けたときのレイヤリング、岩場でのパンツの動きやすさ。スペックや写真だけでは分からない使用感は、実際の山行だからこそ気づけるものです。
妙高山や火打山をホームマウンテンとして楽しみながら、これからも妙高・頸城の山々へ。
山を歩くこと、景色と出会うこと、そして自分に合った道具を見つけること。
STRIDE LAB 妙高では、そんな山遊びの楽しさを、スタッフ自身のリアルな体験とともに発信していきます。
今回の山行データ
- 山名: 新潟焼山(標高2,400m)
- ルート: 杉野沢橋 往復
- 距離: 約17.2km(往復)
- 標高差: 約1,600m(COROSデータ)
- 季節: 10月・紅葉シーズン
※焼山は活火山です。登山を計画する際は、最新の火山活動情報や登山道の状況を確認し、登山届を提出し安全に配慮して行動しましょう。

