2023.06.24

【那須岳登山ルート入門編】ロープウェイを使って茶臼岳から関東平野を一望しちゃおう

那須店

こんにちは。ストライドラボ那須の酒寄です。

那須岳には複数の登山口があり、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳、南月山、白笹山、流石山、大倉山、三倉山の複数の山々が連なり、体力やスキルに応じて様々なコース設定が可能な山域です。

今回ご紹介するのは、登山をはじめたばかりの方や、お子さんと一緒に山登りを楽しまれる方向けの那須岳入門コースです。小中学生の登山教室のお手伝いをさせていただくことも多いのですが、こちらのコースでの開催が一番多いです。

〇コース概略

峠の茶屋駐車場→ロープウェイ山麓駅→ロープウェイ山頂駅→茶臼岳山頂→峰の茶屋→峠の茶屋駐車場

那須街道の一番奥の「峠の茶屋駐車場」に駐車してください。繁忙期は早朝5時には満車になることもありますのでお気をつけて！

峠の茶屋駐車場から、ロープウェー山麓駅まで約800m、下り基調の登山道を歩きます。ロープウェイを降りた後、登りが続きますので、この下りの登山道でアップとして使用すると、非常に身体が楽になります。こんな理由から、ロープウェイ駐車場には駐車せず、峠の茶屋駐車場のご利用をおすすめしています。

那須岳にはトイレがありません。ロープウェイ山麓駅、山頂駅でお手洗いに立ち寄ることをおすすめいたします！

いろんなコース設定ができるエリアですが、このルートは登りで使用することをおすすめします。非常に滑りやすい道で、転倒での事故も多発するエリアです。

コースに端にロープが張ってあるのですが、ロープに沿って歩くのが一番歩きやすいです。ロープ際、少し遠回りに感じてしまうせいか、登山道の真ん中を歩く方が多いと思いますが、絶対ロープ側がおすすめ。

下り基調の岩場になります。店頭に気を付けて歩いてください。登山客が多いときは峰の茶屋付近で食事スペースを確保することができないこともあります。茶臼岳を降りて、牛ヶ首方面の分岐にあるベンチは比較的空いていることが多い気がします。混雑時の昼食ポイントとしておすすめです。

茶臼岳が硫黄鉱山として採掘されていたころ、硫黄を運ぶためのトロッコの通り道が現在の登山道の原型です。こちらも下り基調の岩場になります。鎖が張られているポイント登山道付近から、明礬沢を挟んで反対の朝日岳方面に大声で発生すると、やまびこが返ってきますのでお試しください！

片道だけロープウェイを有効活用した、那須岳登山ルート入門編です。ポイントは、ロープウェイ山頂駅から茶臼岳山頂ルートを登りで使用することです。同じ距離ですが、反対ルートになる峠の茶屋→峰の茶屋→茶臼岳→ロープウェイ山頂駅よりは断然安全に歩きやすいルートになります。

あえて写真は掲載していません。関東平野を一望できる景色をお楽しみくださいませ～。