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登山で気をつけたい「道迷い」遭難を防ぐ準備と対処法

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登山での道迷いを防ぐために

「道迷い」は登山事故の最多原因

令和4年の警察庁「山岳遭難統計」によると、
遭難原因の約40%が「道迷い」
年間およそ1200件以上のケースが、転倒や滑落ではなく「ルートを見失ったこと」によって起きています。

つまり、登山中の最大のリスクは道を間違えること。
しっかり準備すれば防げるだけに、対策の重要性は非常に高いといえます。

「低山だから安全」ではない

標高が低くても、分岐や作業道が多い場所では迷いやすくなります。
特に里山や人気のある低山では、踏み跡や横道が多く、道が多すぎるがゆえに迷うことも。

また、低山でも日没や天候悪化によって視界が悪くなれば、一気に危険な状況に変わります。

道迷いを防ぐためにできる4つのこと

① ルートを事前に調べておく

登山前にルートの全体像や分岐の場所、難所の有無を把握しておきましょう。
YAMAPやヤマレコなどの登山アプリを使えば、距離・時間・標高差・注意箇所を視覚的に確認できます。

危険箇所の情報や他の登山者の記録も参考になるので、事前チェックは重要です。

登山には地図アプリの活用がおすすめ YAMAPとジオグラフィカの特徴と選び方を解説!

② スマホ地図は「オフラインで」使えるように

電波がない山中では、オフライン地図の事前ダウンロードが鉄則。
スマホのGPSは圏外でも位置を示せるため、現在地がリアルタイムで表示されます。

③ GPSウォッチを活用する

COROSやGARMINなどのスポーツウォッチは、
あらかじめルートデータを入れておくことで、時計だけでのナビゲーションが可能です。

特に便利なのが「Back to Start」機能。

  • 現在地からスタート地点までの軌跡を表示

  • 道標がなくても、自分が歩いたルートをたどって安全に戻れる

  • 「どこで間違えたか分からない」という時にも冷静に対応できる

ただしこの機能を使うには、登山開始時にGPSログの記録をスタートしておく必要があります。
記録がなければ、戻るルートも表示されないので注意を。

④ 登山届の提出は「いざという時」の備え

道迷いに限らず、遭難時に登山届があるかどうかは救助の手がかりになります。

コンパスや各都道府県警の登山届サイトを使えば、スマホから簡単に提出可能。
行き先やルート、予定時間などはしっかり入力しましょう。

実は簡単「登山届」の出し方 アプリで出せる登山届

もし、登山中に迷ってしまったら

基本は「戻る」

「おかしいな?」と感じたら、まず立ち止まること
焦って進むと、道をさらに外れるリスクがあります。

迷ったときの行動フロー

①まず立ち止まる

焦って動き回らないことが最重要。

その場で深呼吸をして、落ち着きましょう。

慌てて進むと、さらに迷いやすくなります。

②現在地の確認

地図やGPSで、今どこにいるかを確認します。

最後に通った確実な地点(道標・分岐・小屋など)を思い出しましょう。

コンパスがあるなら、自分が今どの方向を向いているかも確認します。

③来た道を戻る Back to Start

分岐や見覚えのある場所まで引き返します。

GPSウォッチの「Back to Start」機能がある場合は活用しましょう。
これにより、軌跡(通ってきたルート)を表示でき、間違えなくコースへ復帰出来ます。

④ルートを再確認

分岐まで戻ったら、地図やアプリで正しいルートを見直します。

進行方向とコンパスが一致しているかも確認。

焦りや不安が残るなら、下山も選択肢。

どうしても分からなければ、救助を要請

スマホがつながる場合は、110(警察)または119(消防)へ連絡。
登山届を出していれば、救助が早まる可能性も高くなります。

まとめ 道迷いを防ぐために

道迷いは登山事故の最多原因。低山でも油断は禁物。

事前のルート確認・地図のダウンロード・GPSの活用で、多くのトラブルは防げる。

「Back to Start」やスマホの現在地表示を活用し、迷ったら戻る判断を。

登山届の提出は、自分を守る万が一の保険。

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