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1年中使えるベースレイヤー「Teton Bros. Axio Lite シリーズ」の使用感をご紹介!

横浜店

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こんにちは、STRIDELAB横浜店の安田です。

4月に入ってやっと暖かな日が続くようになり、ハイキング・ランニングを始めるのに絶好のシーズンがやってきました!

今回は、「1日の中に寒暖差のある春」から「アルプスや富士山のような夏の高山」まで使いやすいウェアTeton Bros.の「Axio Liteシリーズ」について、スタッフ安田が1年を通して使ってみた使用感を中心にご紹介したいと思います。

Axio Liteを選ぶ理由

まずはAxio Liteシリーズをなぜ選ぶのかをご紹介!

ココではAxio Liteシリーズの中でも、安田が2023年シーズン1番ヘビーユーズしていたTシャツタイプ「Axio Lite Tee(以下アクシオティー)」の使用感を中心にご紹介したいと思います。

なぜ私がアクシオティーをヘビーユーズしていたのか?というと、

  • ウールを混紡していることで、汗や雨でウェアが濡れた時に身体が冷え過ぎるのを抑えることができ、体温コントロールのためのウェアの脱ぎ着を減らすことができるため。
  • ポリエステルを混紡していることでウールだけでできた生地よりも乾きが速く、濡れたウエアが肌に張り付いてくるストレスを減らすことができるため

などが挙げられます。

日差しが強い・気温が高い暖かな場所・タイミングであれば、汗や雨で濡れている状態はクールダウン効果を生んでくれるのでメリットが大きいのですが、春・秋のような日中と陽が落ちた後の気温に落差がある季節や夏でも1桁の気温になることがある3000m級の高山では、「体を冷やしてしまう」ということは低体温症を引き起こすリスクになります。
Axio生地は尾州ウール53%、ポリエステル47%の割合で混紡することで、ウールウェアの持つ良さと化繊ウェアの持つ良さ、それぞれが死なずにうまく調和してくれています。
結果、運動量が多く、汗で濡れやすいランニング・トレイルランニングシーンでも快適な着心地を提供してくれるので自然と着る頻度が増えていました。

どんなシーンで使ったのか?

続いて2023年シーズン、どんなタイミングで着用していたのかをご紹介します。

主に平地・山を問わずレースシーンでの着用が多かったです。また、上記でもご紹介したように気温差の激しい3000m級のアルプスの山々、春・秋の1日の中で気温差のある時期に重宝しました。以下が使用シーンのご紹介です。

4月:富士五湖ウルトラマラソン4LAKES100㎞

スタート当日の午前1時ごろまで小雨が降っていて、雨が止んだ後は少し強い風が時折吹く中で午前4時にスタート。風に加えて日の出前のスタートだったこともありスタート前の体感温度は10℃前後でした。打って変わって日が出て明るくなり始めると、風の影響で雲は流され20℃越えの暑い1日となりました。

スタート前の待機時間は風にさらされて鳥肌が立つときもありましたが、スタートして走り始めてしまえば快適!
日中20℃を越える暑さの中では、ウールが混紡していることで乾きが遅くなり汗濡れでウェアが張り付いてストレスにならないか心配でしたが杞憂に終わりました。
むしろ通常の化繊ウェアよりも生地が保水して濡れている感が少なく、肌へ張り付き感は非常に少なかったことに衝撃を受けました。

詳しくは以下のブログをぜひご確認ください!

フルマラソン以上の長距離ウルトラマラソンを攻略するには?装備や行動食をチェック!

9月:上州武尊スカイビュートレイル128k

スタートは雨が降り12~3℃、日中には陽が出て20℃近い気温になりました。
私が出場した128㎞のクラスは、スタートしてから一気に標高を上げていき、標高2020mの「剣ヶ峰」まで登っていきます。雨で濡れた状態で2000m級の標高へ上がることで身体が冷やされることを心配しましたが、止まらずに動き続けたことと併せて「寒い」と感じることは一度もなく剣ヶ峰をパス。

その後、お昼ごろ日差しが出てくると今度は汗やかぶり水でウェアがびしょびしょに濡れましたが、しばらく動いているうちに肌からウェアが離れるので、ウェアリングでストレスに感じるタイミングは一度もありませんでした。

詳しくは以下のブログをぜひご確認ください!

上州武尊スカイビュートレイルを完走するための装備は?

10月:南アルプスファストパッキング縦走

このときは南アルプスの奈良田から、一山超えて悪沢岳、赤石岳、聖岳を回るファストパッキング縦走で使用しました。日中の気温で10~15℃程、陽が落ちると風が強く、稜線上では歩いていると水を入れていたボトルが凍り始めるほどでした。

朝晩の凍える寒さの中ではアクシオティーの上からアクティブインサレーションとレインウェアを重ね着して行動、日が登って日中になると行動中はアクシオティーのみ、もしくは上にベストタイプのアクティブインサレーション「アドリフトベスト」を重ねて動いていました。

多少の肌寒さがある中でもウールが混紡していることで、日中寒さのせいで立ち止まって着替え休憩をとるようなことはせずに動くことができました。

ファストパッキングの詳細は以下のブログをぜひご確認ください!

https://stridelab.yokohama/blogs/indroduce/active-insulation

おすすめの使用シーン

ここまでAxio Liteシリーズの中でもアクシオティーを中心に生地の持つ特徴、使ってみた感想をお話しさせていただきました。それらを踏まえて私がおススメする使用シーンは、

  • 場所や時間帯によって寒暖差があるシーン

となります。
今回ご紹介したシーンはレースやファストパッキングなど積極的に行動するシーンでしたが、夏・冬の「屋外から屋内へ入った時」の空調による温度差がある場面でもAxioの良さが活きてくれます。夏はTシャツタイプ、冬はインナーにロングスリーブタイプのAxioを使い分けて重宝していました。

使っていて感じたことは、ウール繊維が持つ「冷えづらい」特性とポリエステル繊維が持つ「吸水拡散」という特性を併せ持つことで行動中のウエアの脱ぎ着を減らすことができたことです。それだけ広い温度域で使用することができ、体温調節を容易にしてくれる印象を受けました。

最後に

体感温度については個人差があるので、私の経験が全員に当てはまるわけではありませんが、今使っているウェアで汗冷えに悩んでいる人や身体が冷えやすい人にはぜひ試してみていただきたいウェアです!

ぜひSTRIDELABの店頭で手に取ってみてください。

Teton Bros.

【Axio Lite Non Sleeve】 \9,350(税込)

カラー:Deep Blue、Dark Green、Navy、Golden Yellow、Black
サイズ:S、M、L、XL

【Axio Lite Tee】\10,450(税込)

カラー:Deep Blue、Dark Green、Navy、Golden Yellow、Black
サイズ:S、M、L、XL

【Axio Lite L/S】\15,400(税込)

カラー:Deep Blue、Dark Green、Navy、Golden Yellow、Black
サイズ:S、M、L、XL

【Axio Lite Hoody】\19,800(税込)

カラー:Deep Blue、Dark Green、Navy、Golden Yellow、Black
サイズ:S、M、L、XL

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