2025.06.23
【ALTRA(アルトラ)/ EXPERIENCE WILD(エクスペリエンス ワイルド)】トレイルシューズの一足目に勧めたい‼︎
こんにちは!STRIDE LAB東京本店のセイラです。
気温も上がってきて、山へ遊びに出かける方や、「今年こそトレイルランニングを始めてみようかな」という方も増えてきたのではないでしょうか?
これからトレイルレースに出場予定の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなときに、まず悩むのが「どんな靴を選ぶか」ではないでしょうか?
安全に、そして怪我なく山のフィールドを楽しむためには、自分に合ったシューズ選びがとても大切です。
今回は、ALTRA(アルトラ)のシューズを初めて履く方にぜひ試していただきたい、「EXPERIENCE WILD(エクスペリエンス ワイルド)」をご紹介したいと思います!
このページの目次
ALTRA(アルトラ)
まずは、ALTRA(アルトラ)を初めて知る方に向けて、ブランドとシューズの特徴についてご紹介します。
ALTRAは、「人間の自然な動き」を追求したシューズブランドです。
最大の特長は、ヒールストライク(かかとから着地する走り方)を回避し、より自然な歩き方・走り方をサポートする独自の設計にあります。
その秘密が、「ゼロドロップ」と「フットシェイプ」という2つの特徴です。
ZERO DROP(ゼロドロップ)
「ドロップ」とは、シューズのつま先とかかとの高低差のこと。
一般的なランニングシューズの場合、クッションが踵部分が厚くつま先部分にかけて低くなる、斜めの形状になっておりその差は10mm前後のものも存在します。
それに対してアルトラは、ドロップ差が0mmまたは4mm。つまり、裸足の時と同じような感触で履いていただけるシューズになっています!
ドロップがあると、前傾姿勢が取りやすかったり前への進みやすかったりしますが、単純に真っ直ぐ立つとなると、関節(足首・膝・腰など)を自然と曲げることになるので関節や腰など身体の各所への負担が大きくなってしまうということもあります。
一方でアルトラは、関節を曲げずとも真っ直ぐ立てる、その状態でランニングやウォーキングができるので、各関節や身体全体の負担軽減に繋がるということです!
FootShape(フットシェイプ)
「フットシェイプ」とは、その名の通り「足形」という意味で靴の作りが本来の足形に沿った作りになっています。
その為、つま先にかけて細くなるような形状をする一般的なシューズと比較し、つま先部分はゆったりとした感覚で履いていただけます。 指先が広がる余地がある、指を広げることでクッションの役割を持つアーチが正しく形成されやすくなるので、疲れにくかったり、バランスがとりやすくなったりします。
4mmドロップシューズが誕生した理由
ALTRA(アルトラ)といえば、「ゼロドロップ」というかかととつま先の高低差が0mmのソール設計が象徴的。
このゼロドロップ構造は、最も自然な走りを促し、ランニング障害のリスクを軽減するという信念から生まれ、これまで多くのモデルに採用されてきました。
しかし、まだALTRAを履いたことがない方にとっては、「走りにくそう」「慣れるまでが大変そう」と不安の声があるのも事実です。
そんな声に応える形で誕生したのが、ALTRA初の低ドロップシリーズ「EXPERIENCE(エクスペリエンス)コレクション」です。
創業時から考えられていた移行のステップ
ALTRAの創業者であるブライアン・ベックステッド氏は、ブランド立ち上げ当初からこう語っています。
「創業時から、多くのランナーがドロップ差のあるシューズに慣れていることを考慮し、ドロップ差のあるインソールやシューズの試作品を作ってきました。ゼロドロップへの移行には時間が必要だと考えていました」
実際、多くのランナーが使用している一般的なランニングシューズは、10mm前後のドロップを持っています。
その状態からいきなりゼロドロップに切り替えると、足や身体に違和感を覚える方も少なくありません。
ブライアン氏は、ゼロドロップへとスムーズに移行するためのステップが必要だと、創業当初から考えていたのです。
ゼロドロップへ導くトランジションシューズ
そしてついに、ゼロドロップへと無理なく移行できる「トランジションシューズ」として開発されたのが、4mmドロップ設計の「EXPERIENCEコレクション」です。
このシリーズでは、従来のALTRAシューズと同様にフットシェイプデザインを採用しつつ、少し傾斜を加えることで一般的なシューズに慣れているランナーでも違和感なく履けるようになっています。
ALTRAに興味はあるけれど不安を感じている方や、ゼロドロップへの移行を検討している方にとって、“最初の一足”です。
EXPERIENCE WILD(エクスペリエンス ワイルド)
ALTRA初ドロップ差のあるトレイルシューズ。
ALTRAが提案する“ゼロドロップへの移行(トランジション)”をサポートするモデルでもあります。
初めてALTRAを履く方やゼロドロップに興味はあるけど不安、、、という方にとって、自然な感覚で移行していける理想的な一足です。
製品スペック
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重量:283g(US10.5 / 28.5cm)
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ミッドソール:圧縮成型EVAフォーム
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アウトソール:MaxTrac™
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スタックハイト:28mm(前足部) / 32mm(かかと)=ドロップ4mm
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アッパー:通気性に優れたメッシュ素材
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フットシェイプ:Standard(ALTRAの中では標準的な幅感)
着用感レビュー
私の両足の実測は24.2cmで、ALTRAでは通常+1.3cmの『US8.5 / 25.5cm(Women’s)』を着用しています。
EXPERIENCE WILDも同じサイズで問題なくフィットしました。
前足部には「スタンダードフットシェイプ」を採用しており、程よい指先の自由度と安定感のあるフィット感が特徴です。
しっかりとシューレースを締めていただければ、下りでも足先が当たって痛くなる心配はありません。
硬すぎないアッパー生地、やわらかいシュータン、そしてかかとのフィット感が高く、長時間の着用でもストレスを感じにくい履き心地です。
アウトソールにはグリップ力で定評のあるMaxTrac™を採用しており、岩場やぬかるみ、草地といった多様な路面に対応できる粘りのあるグリップで、滑りやすいシーンでも安心して走れます。
クッションの厚さは 28mm(前足部)/ 32mm(かかと)と、ロングトレイルにも安心なクッション性を備えています。
さらに、4mmのドロップがあることで、足運びが自然で推進力も得やすく、林道や走りやすいトレイルとの相性も抜群です!
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最後に
ゼロドロップに興味はあるけれど、なかなか踏み出せなかった方。
ALTRAのフィット感を試してみたかった方。
そんな方にとって、「EXPERIENCE WILD」はまさに“最初のALTRA”としてぴったりの一足です。
トレイルランニングを始めたいけれど、どのシューズを選べばいいか迷っている方にも、ぜひ一度試していただきたいモデル。
もちろん、すでにゼロドロップに慣れている方にとっても、4mmの推進力で歩きや走りを後押ししてくれる、頼れる存在になるはずです。
“移行用”にとどまらない「EXPERIENCE WILD」。ぜひその違いを体感してみてください!
STRIDE LAB のYouTubeでも徹底解説しています↓
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