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商品レビュー

COROS PACE2 機能紹介とレビュー 購入方法・使い方について

東京本店

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2022-05-23更新

どーも店長です

2021年、ランニング業界におけるGPSウォッチの革新的なブランドとして、間違いなく影響を与えるであろうブランド『COROS PACE2』(カロス ペースツー)が2021年2月1日に発売開始となります。よく知らない方も多いと思いますので、ブランド紹介から書いていこうと思います。

COROS(カロス)というブランドについて

アメリカはバージニア州で2016年9月に創業し、今ではマラソン世界記録保持者「エリウド・キプチョゲ選手」のスポンサー企業にまで上り詰めた新興GPSウォッチブランド、それが『COROS』です。世界的な選手と契約したのは昨年末の話で、当然プロダクトのスペックや使い心地、アプリとの連携、GPSの精度など商品が認められなければ意味がありません。COROSは、そのどの分野においても認められ数々の賞を総ナメにしてきました。

 

創業4年半とは思えない圧倒的なスピードでGPSウォッチのブランドを築いてきたCOROS

続いてどんな商品なのか、注目のトピックから見ていきましょう

COROS PACE2のココがすごい!

 

高性能なフルGPSとジャイロセンサー搭載、それでいて28g(ナイロンバンド装着時)という驚愕の軽さ。

 

フルGPSモードで30時間、ウルトラマックスモードで66時間
正確なGPSデータを取得できるのに28gという脅威の軽さで30時間も稼働します

 

トラックでのレーン設定、GPSの補正など走ったデータを後から見返すと、他のランニングウォッチでは見られないほど、正確なデータを記録できます。トラックでも練習する方、フルマラソンやウルトラマラソンまでのトレーニングにおいては、もうこのPACE2のみで十分すぎるほどのスペックです。

GARMINやSUUNTOなど、他社メーカーのGPSウォッチからの乗り換えたいけど、アプリに溜まったデータを失いたくない・・・そんなあなたにはサードパーティアプリがオススメです。世界的なユーザーを獲得したSTRAVA(ストラバ)や、トレーニングやコンディションを管理できるTraining Peaksなど、メーカーが出しているアプリよりも操作性にすぐれメーカーの枠を超えて愛されているこれらのアプリと連動することで、今他社メーカーにあるデータを例えばSTRAVAに移し、これからCOROSで取得するデータをCOROSアプリと同時にこれらのサードパーティアプリにもサクサク連動できます。ログインIDとパスワードさえすぐ入力できるのであれば、トータルで3分もかかりません。

COROSとSTRYDは技術協力をしている部分もあるので、このパワーメーター『STRYD』との相性が抜群。なんとパワーメーターを付けなくても、概ねのパワー数値が腕で測れてしまうほど、超高性能なPACE2。すごすぎる。
もちろんより正確にパワーを知ってトレーニングに生かしたい方は、パワーメーターの購入もオススメです。

 

COROS PACE2の機能について

機能についてはたくさんあるので、メーカーサイトでも全て触れられることはありません。簡潔にまとまった表がありますので、コチラをご確認ください。とにかく操作性が優れているので、直感的に使いこなせるのがいいところです。特別他のアプリをダウンロードしなくても、概ね不自由なく操作が可能です。※トレーニング系の内容をやりたい方は一部アプリのダウンロード等が必要になる場合があります

使用感とレビュー

1、軽い
 使用してみて思うこと、1番はとにかく『軽い』こと。高性能なGPSウォッチになればなるほどバッテリーの関係で時計は重たくなるのが普通ですが、PACE2は28g。圧倒的な軽さがつけた瞬間から伝わっています。腕振りの左右差を出すことなく、自然な状態で走り続けられることは間違いありません。

 

2、バッテリーの持ちが最高すぎる
 そして充電することを忘れても超安心のロングバッテリー。しばらく使っていてもバッテリーが全然減らないので、朝走り出すときに『充電するの忘れてしまった!』なんてことはそうそうありません。GPSウォッチはこれまでバッテリー性能と重さについては長らくトレードオフの関係を保ってきたように思います。どれかを犠牲にしないと得られない機能でしたが、どちらも両立した上に、圧倒的なコストパフォーマンスでGPSウォッチの価格帯に風穴を開けたようにも思います。

 

3、GPSの精度とコストバランスが圧倒的

 GPSセンサーはもちろん加速度計とジャイロスコープをすべてのモデルで搭載しているので、トラックなどの誤差の出やすい環境でも高精度のデータを記録することが可能です。他社メーカーでもこの機能が搭載されたモデルはありますが、高価格帯の商品にしかありませんので、GPS機能が圧倒的にコスパがいいと言っていいでしょう。
 トラックモードについて。他のGPSウォッチブランドと同じトラックで同じようにデータを収集した際に、明らかな差が出ました。レーン設定もできるので、練習だと第1レーンが使えないトラックなどで第2レーンや第3レーンなどでどうしても練習・・といった方には、正確なラップタイムを教えてくれるので(400m走って5m以内くらい)時計の操作なしで十分なラップを刻むことができます。これは、この価格帯で出しているGPSウォッチにはまずついていない機能なので、超オススメ機能です。

 

名古屋店店長が書いたトラックランモードのブログはこちら

 

4、パワー測定も概ね正確
 普段からパワーメーターのSTRYDを使用していますが、外していても概ね正確な値に近いものが腕で測れてしまいます。どうやって腕で測れるのかわかりませんが、技術的に進みすぎていて怖ささえあります。信じられません。

 

5、操作がめちゃくちゃ簡単
 GPSウォッチというとパソコンとつないで、アプリをダウンロードして・・と超絶めんどくさいイメージがありましたが、全ての設定をするのに(STRAVA / Training Peaks / 日本語設定 / STRYD / 他初期設定もろもろ)説明書もなしで10分もかかりませんでした。この操作性については、機械が苦手で高額なGPSウォッチに手が出せなかった全ての方を優しさで包んでくれます。神。

 

6、GPS拾うのが早すぎ
 早い時は起動してから2〜3秒でGPSをキャッチします。遅くても10〜15秒です。練習やレースの時にGPSを時計が拾わなくて焦ったこと、みなさん1度は必ずありますよね。COROS(全機種試しました)はその辺りの安心感もめちゃくちゃいいです。ストレスフリーです。

 

 

ここだけはチェックしておきましょう。

店長はウォーキングも登山、トレイルランニングもするのですが、PACE2には専用のモードがありません。しかしながら『ラン』モードでどれも正確に取ることが可能です。そこの『専用モード』がどうしても欲しい、どうしても・・という方、特にストライドラボのお客さんに多い、トレイルランニング愛好家の方は、バッテリーが更に長い上位モデルのAPEX PROやVERTIXといったものもオススメですので、そちらも近々登場するのでぜひチェックしてみてください。

 

高機能ウォッチ(GPS、ハートレート)を買う理由

1:トレーニング管理
 ー距離、負荷、などを管理する
2:目標設定
 ー指標をもとに現状を把握し、それに対する目標を設定する
3:位置確認
 ーGPSを利用してトレーニング中の現在位置を確認できる

COROS アップデートされた機能 2022-05-23

日本での正式展開から約1年、COROSユーザーが飛躍的に増えているのを店頭やレースの参加していると感じます。ファームウェアのアップデートも定期的に行われており、いくつか追加された機能もあるのでご紹介。

COROS Training Hub カロストレーニングハブ
発売当初は基本アプリのみでにログの確認でしたが、ブラウザ上でもログの詳細な確認やトレーニングプログラムの管理などができるようになりました。特にトレーニング管理をしている方の場合、疲労度の管理やトレーニング量の管理もしやすくなるので、かなり便利な機能です。トレーニング管理プラットフォームはいろいろありますが、無料でこれだけの管理機能はなかなか凄いです。表示もわかりやすく、使いやすいと思います。

カメラコントロール
GoproやInst360などの対応カメラの場合、ウォッチでの操作が可能となりました。

スマホを探す・ウォッチを探す
2022/5月のアップデートでスマホを探す機能が新たに加わりました。スマホがどこにいったかわからなくなることありませんか。私はよくあります。ウォッチからスマホのアラートを鳴らせるのですぐに見つけられます。
逆に、COROSアプリからも時計を探せるようにもなっています。

MAP機能などApex proやVertixなどにのみ追加された機能もあります。今後も新たの機能の追加に期待です。

COROSの使い方について

使い方や設定ががわからない方向けに取扱説明書を書き始めました。
よかったらこちらの記事も読んでみてください。

 

名古屋店店長が書いた設定関係はこちら

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