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THE FIRST TRAIL を4月1日『青梅』にてTOADと同時開催します

東京本店

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どーも元店長です
皆さま、ご無沙汰しております。お元気してましたか?
トレイルランニングに関係するブランドが約40~50社、毎年4月に東京青梅市に集まって行う一般ユーザー向けの展示会&お試し会のようなイベント『トレイルオープンエアデモ』というイベントがあります。今年で9回目になるイベントで、ストライドラボはもちろん、ALTRAのスタッフも実行委員としてこれまで機能してきました。
さて、私が今回なぜストライドラボのブログを書かせていただいているかと言うと、トレイルオープンエアデモとの兼ね合いで、同じ会場で『THE FIRST TRAIL』という大会を制作することになりました。
今回、レースの制作をすることになった背景に、トレイルランニングを取り巻く環境がこの10年でずいぶん変わってきたよね~ということや、どんなことを考えてレースのコンセプトを決めたのか、などについて書かせていただき、会場に足を運ぶきっかけにしていただけたら嬉しいです。

1、『THE FIRST TRAIL』に参加してほしいというお願い

 なぜ、どんな想いで、という前に、まずは大会にぜひ参加して欲しいということを書かせてください。長い話の結論がここなのです。
 レースのコンセプトは、『1番やさしい トレイルランニングイベント』です。
 ・トレランの楽しみを共有する
 ・初めての人にも安心して楽しんでもらう
 という2つの考え方です。
 特に、中級者や上級者の方には、「トレランって楽しいよ」ということを、家族や同僚、学生時代の友達など、まだ知らない方に広げて、『楽しんでもらう楽しみ』を感じてもらえたら嬉しいなと思っています。
 初めての方は、まずは会場に行って雰囲気を楽しむだけでもOK、音楽を聴きながらビールを飲むだけでも問題ありません。きっと会場に来たら「走ってみたくなる」必ずそう思ってもらえますし、道具も会場にあるメーカーブースから借りることも可能です。
 『道具がないから参加できない』そんなことがあり得ない、1番やさしいトレランイベントです。
では、なぜ大会を制作することになったのかについて、書いていきたいと思います。

2、トレランを取り巻く環境の変化とトレラン卒業生

 トレイルオープンエアデモが初めて開催された約10年前。
まだトレイルランニングの国内参加者数もそれほど多くなかった頃の話です。
当時、ALTRAはもちろんLUNA SANDALS、HOKA、VFFなどなど海外ブランドが国内に一気に入り始めたタイミングで(もちろんその前からもあったにはあった)、まだまだそれらを輸入している会社がそこまで大きくなかったが故に、いつでもどこでも手にとって見られる環境ではありませんでした。
もちろん、今でもお店がセレクトしているので、大手の量販店であっても、全てのモデルが店頭で見られるわけではないし、メーカー側がお店を選んで卸していたりするのでどこでも見られるわけではありません。
そんな時に『実際に商品を見て、使って、体験する』という機会をメーカー同士で協力し合って提供しようというのが、トレイルオープンエアデモのきっかけでした。私は初回のトレイルオープンエアデモは、お客さんとして参加していたので、細かいことはわかりませんが、裏話としては、販売する側の人間も商品をよく理解して売ろうという目的もあったそうです。
それから10年。当時はUTMFやOSJ主催レースくらいでしか100マイルレースはなかったと記憶していますが、現在では至るところで100kmを超えるようなレースが開催され、お店や個人間でもイベントを作って自由にトレイルランニングというスポーツを楽しめるようになりました。
トレランショップも各地に増え、東京でトレラン用品を販売しているお店もたくさん増えました。
また、趣味で走っていた人がプロへ転向すると宣言したり、SNSの発達に伴って業界にもインフルエンサーになっていった方、土日の高尾山では10年前では考えられないくらいお方がトレランを楽しむようになっているなど、ものすごく変化が大きかったと思います。
そんな中で『トレイルランニングを卒業』した方も多くいたのではないでしょうか。
私の周りにも、10年前は楽しんでやってたけど、仕事や家庭を取り巻く環境の変化から、また一通りのレベルまで楽しんだという方が、別の趣味に移っていったりなど、多くの方がトレランを卒業したのも実感値としてあります。
もちろん、卒業する人よりも始める人の方が多いので、トレラン人口自体は今のところ増えている或いは横ばいくらいの実感があるのも事実です。
私も以前そうだったのですが、走る目的が『距離』や『目標レースの完走』になってしまっていると、それらをクリアしたあとは、わりとやる気がなくなってしまう方っているのではないでしょうか。
『トレイルランニングを卒業』しないためにも、『走る楽しみを共有する』仲間を作っておくのって、とっても重要だと思いますし、今回はそんなきっかけになればと思っています。

3、『トレランって距離長すぎませんか?』というお話

トレイルオープンエアデモが開催され始めたころの『道具を手に取って見ることができる、実際に使って試すことができる』という価値は今でも重宝されると思いますが、すでに道具や走る関心が高い人ではなく、初心者やこれから始める人にもっと気軽に参加をしていただく、ハードルの低いイベントを同時に企画してみるのがいいのではないかという話が実行委員会で持ち上がりました。
翌日に控えた『青梅高水国際トレイルラン』は15km、30kmのカテゴリーがあるので、同じようなレースを制作するのは大変失礼な話になってしまいます。
15kmって、トレランをやっている人からしたら「ショートレースだね」なんて言われてしまいますが、初心者からしたら『15kmってめちゃくちゃ長くないですか?』と思うんです。大会ってハードにすればするほど集客は楽だし、参加費も上がるし、いいことだらけなんですが、『やっと5km走れるようになった』や、『全然走ったことがない』という人が走れる大会って、トレランにはあまりないのが現状です。
そして、ここでレースにデビューした方が、ゆくゆくは青梅高水国際トレイルランにも出場できるようになったら、2日間のイベントの関係性もより素敵な形になっていくんじゃないかなと思っています。
だから
『初めての人にも安心して楽しんでもらう』
ことが重要で、参加のハードルを少しでも下げられるように、大会側でも努力をいたします。
初めての人はもちろん、1度トレランから離れてしまっている人にも、気軽に参加して欲しい。
中級者や、上級者の方も、久しぶりに『トレラン卒業生』を誘ってみるきっかけにしてもらえたり、まだトレランを知らない、体験したことがない人を誘って、『楽しませる楽しみ』を味わっていただけたら嬉しいなと思っています。
1度トレランから離れてしまった方には、昔の仲間に声をかけていただくきっかけにしてもらえたり、普段は1人で走っているという人も、たまには誰かと一緒に走ってみようと、『楽しみを共有できる時間』を作ることができたら、主催者チームとしてもこの上ない悦びになります。

4、『THE FIRST TRAIL』大会概要

大会名
THE FIRST TRAIL
開催場所
青梅市永山運動公園周回コース
開催日
2023年4月1日(土)
アーリー
エントリー
2023年1月24日 0:00 ~ 2月14日 23:59
通常エントリー
2023年2月15日 0:00 ~ 3月12日 23:59
種目
親子リレー(1周約1km×2) / ひよこの部(42.195m走) / 3時間リレー(1周約2kmコース
参加方法
e-moshicom(RUNNET)
参加資格
親子リレー:小学生1名+保護者等1名
ひよこの部:未就学児1名+保護者等2名まで
3時間リレー:小学4年生以上(1名~6名)
時間
親子リレー:9:00~(約1km×2)
ひよこの部:9:40~(42.195mの徒競走)
3時間リレー:10:30~(約2kmコース)
参加費  
親子リレー:2,500円
ひよこの部:1,000円
3時間リレー
男子ソロ /女子ソロ / 一般 / 混合or女性
一般は全員男性・混合or女性は同じ表彰カテゴリーです
なお、アーリーエントリー期間(1/24~2/14)は1名あたり500円引きです。
1名で参加:5,500円
2名で参加:9,000円
3名で参加:13,500円
4名で参加:18,000円
5名で参加:22,500円
6名で参加:27,000円
参加賞
親子リレー:お菓子
ひよこの部:お菓子
3時間リレー:あり
表彰
親子リレー:1~3位(学年別ではありません、総合順位です)
ひよこの部:なし
3時間リレー:各カテゴリー上位3位
特記事項     
天災または大雨等、トレイル及び自然環境保護に影響を及ぼす恐れがある場合、または安全な大会運営に関わる場合は、コース等の変更または大会の中止の判断をする場合があります。
最大限の努力をいたしますが、安全のため、参加者はいかなる理由があっても主催者の指示に従うようお願いいたします。
また、中止、中断の判断があった場合等いかなる場合においても、参加費の返金はいたしかねます。
大会規約を熟読の上、お申し込みいただきますようお願いいたします。
保険
主催者がイベント保険に加入
主催
共催
THE FIRST TRAIL実行委員会
TRAIL OPEN AIR DEMO実行委員会
協力
青梅トライアスロン協会 / 佐藤スポーツ
その他
本イベントは『トレイルオープンエアデモ』というイベントと同時開催しています。会場内にはトレイルランニングにまつわるブランドが多数出店しています。トレイルシューズを持っていなくてもメーカーの試し履きシューズを借りられたり、様々な道具をお試しいただくことができるチャンスです。
他、青梅の飲食ブース等の出店もありますので、ぜひお立ち寄りください。

5、大会の特徴

   1、アクセス抜群の会場
 2、入賞賞品がどうやら豪華らしい
 3、0歳児からでも家族と一緒に参加できる「ひよこの部」
 4、桜が満開の時期です
 5、心地よい音楽で会場にいるだけで楽しめます
6、トレイルオープンエアデモのブースがたくさん並んでいます

6、あの人は今・・元店長なにやってるの?な話。

 2021年11月末をもってSTRIDE LABを退職し、今ではお隣の日野市で『町の便利屋さんファミリー日野店』を経営しています。と言っても、1人店長です。
 昨年も、業務としてTRAIL OPEN AIR DEMO(TOAD)に参加させていただき、今回はTOADに加えてTHE FIRST TRAILという大会企画に携わらせていただいています。たまにメーカーさんのイベントのお手伝いをすることもありますし、日光マウンテンランニング等のイベントで音響屋さんなどもやっています。
 お客さんが困っていることは、できる限りで何でも対応するので、年末は大掃除などが多く、これからは引越しや庭木の伐採などが増えてきます。リフォーム屋さんのブログ代行や、各種イベントのお手伝い、鍵の破壊にエアコンクリーニングなどなど、色んなことをやっていますし、とても楽しめています。
 もちろん、STRIDE LABで鍛えられたこともたくさん生きていますし、今でもSTRIDE LABで使っていたシューズやウェアを仕事でも愛用しています。おそらく業界の中でもトップクラスに着ているもののクオリティは高いことでしょう笑。
 走る量などはずいぶん減ってしまいましたが、タイミングが合う時にナイトランに参加したりしますので、皆さんもぜひお店に遊びに来てください
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