2024.05.11
【セルフケアからランニング動作の見直しまでできるボール】”使う”感覚を思い出して安定感のあるランニングを。
こんにちは、STRIDE LAB東京本店です。
今回はランニング動作の見直しからセルフケアまで幅広く使用できる足裏にフォーカスしたボールのご紹介。
先日、投稿した動きながら着用する足指スペーサー「Correct Toes(コレクトゥ)」での内容に関連する箇所がありますので、まだご覧でない方は是非そちらからどうぞ⇩
さて、誰しもが手軽に始めやすいランニング。
実際に走り始めてみると思っていた以上に奥深く、どうしたら楽に走れるのか?怪我を予防するには?そもそも走り方って?と、色んなクエスチョンが出てくる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこからあの手この手と情報を集め、色んなことを試されているかと思いますが、今回は中でもよくお店でご相談いただく「お尻・もも裏使えていない、足の指使えていない」こんな声に沿ったお話しをしていきたいと思います。
このページの目次
ランニングにおいて重要なこと
本題に入る前に。
怪我しにくい、効率の良いランニングを行うにあたっては次の3つの要素が重要になります。
1.Mobility:それぞれの関節の「自由度」
2.Stability:身体の「安定性」
3.Strength:自由に動かせる、かつ安定した状態の中で発揮できる「パワー」
この要素は、走る速さ、走る距離、ランニング歴の長さなどは関係なく、またどれか一つだけで良いというわけでもありません。
包括的にこの3つの要素に沿ったエクササイズやトレーニングを行うことでご自身の身体にとって正しいランニングフォームの獲得に繋がってくるということです。
特に2に関して。
単純に地面に面する部分(接地面積)が大きいほどバランスはとりやすくなりますが、前回もお伝えしたようにランニングは片足ジャンプを交互に行う運動。
つまり、蹴り出し(トゥーオフ)のタイミングではつま先部分のみが地面に面しているという、非常にバランスを取ることが難しい状態になっています。
仮に足指で身体を支える=足指に力を入れる感覚が養われていないと、ぐらつき、場合によってはグラつきからランニング障害に繋がる可能性も、、、
そして、今回の本題「お尻・もも裏使えていない、足の指使えていない」という声に対してのお話。
そもそもなぜその部分を使う必要があるのか、そして使うということは一体どういったことなのかお話ししていきましょう。
なぜ臀部、ハムストリング、足趾を使うのか
足趾に関しては、こちらでご説明しておりますのでチェックしてみてください。
前提として臀部(お尻)やハムストリングは、下肢の中でもふくらはぎより大きな筋肉なので、疲れにくく長時間の運動には適しています。
その上で臀部・ハムストリング・足趾を使いたい、その理由のうちの1つは、安定感を生み出せるから。
先ほどもお伝えしたように、ランニングの動作を1つずつ切り取ってみてあげると、不安定になりやすい箇所が非常に多いです。
その安定感が損なわれてしまうと、負荷が一定の箇所に過度に偏ってしまい、ランニング障害(怪我)につながりやすくなってしまいます。
では一体、どうやってお尻を、もも裏を、そして足の指を使って走るのか。
臀部、ハムストリング、足趾に力が入る感覚
前提として「意識をして走る」と言っても、スピードが速くなったり、距離が長くなったり、キツさが増してくると意識できる範疇を超えてきます。
(呼吸は一時的に止めれても、キツさが増してくると無意識的に再開するという現象と同じです)
逆に、スピードもゆっくり(場合によっては止まっている時)、距離も短く、キツさを感じない、こう言った時であれば意識はしやすいかもしれません。
そこで皆さんにやっていただきたいことは、使いたい時に自然と使えるように準備しておくこと。
頭ではお尻が!指が!と考えるものの、なかなか思ったように、、、という状態だと自然ではないですよね。
ただ、これは使えていないというよりは、使い方を忘れてしまっているだけなので、難易度をぐっと下げて使う感覚を思い出さしてあげる(感覚入力)ことが大事☝️
その感覚を思い出させるにあたり、以前ご紹介した動きながら着用する足指スペーサー「コレクトゥ」と併せて大活躍なのが、「NEURO BALL(ニューロボール)」。
NEURO BALL(ニューロボール)
RADのNEURO BALL(ニューロボール)は、NABOSO_ TECHNOLOGY-ナボソ・テクノロジーとの共同開発で完成した「足裏」にフォーカスしたボール。
ランニングの動作の見直しからセルフケアまで幅広く使えるアイテムで、足裏の感覚受容体を刺激できるような突起がなされていることや分割して固定した状態でも使用できるところが特徴です。
詳しくは、コチラからチェックしてみてください。
NEURO BALL / ¥4,730
NEURO BALLの活用方法
1.臀部への感覚入力
A.両足をそろえつま先立ちをする
この時、下肢のどの部分に力が入っているか、硬くなっているか確認してみましょう。
ふくらはぎ周辺に力が入っている方も多いのではないでしょうか?
B.踵にボールを挟み、つま先立ちをすると同時に踵でボールを潰すよう力を入れる
先ほどと同じ動作ではありますが、Aの時に力が入っていた箇所と異なるかどうか確認してみてください。
おそらく、よりお尻付近に力がはいりやすくなり正面を向いた状態だとバランスがとりやすくなったのではないでしょうか?
2.母趾への感覚入力
A.親指の下に分割したボールを置き、母子でボールを踏む
この時、他の指は地面についている状態にしておきましょう。
正しい位置に戻して、日常の自然な動作から感覚を養えるコレクトゥと合わせて使っていただくとより効果的です。
外反母趾など指の形状が変形してしまった方々にもおすすめ。
3.足部の安定性向上
A.素足の状態で足裏全体が地面についた状態でしゃがむ
踵が浮いたり、つま先が外側に向いたりしないように注意しましょう。
B.踵で分割したボールを踏み、Aと同じ動作を行う
先ほどよりも深くしゃがみこめたのではないでしょうか?
踵に体重が乗った場合でもバランスを保つためにどう指を使えば良いのかなどの感覚を養っていきます。
ディープスクワットをする際、踵が地面から離れてしまう方におすすめ。
4.足裏(足底)のリカバリー
A.足裏に小さなボールやドーム状のドールを置いて踏む
ボールの中に収納されている黒い柔らかめの小さなボールで足裏や手の甲を転がしてケアしてもよし、ドーム状にして足裏のケアをしていただいても構いません。
まとめ
一般的に言われているお尻や指を使うことはなぜ大切なのか、どう使えるようにしていくかなどお分かりいただけましたでしょうか。
ランニングは手軽に取り組みやすい運動ではありますが、やればやるほど奥深いものだと思います。
怪我のリスクを減らしていくためには、ランニングの動作を1つずつ切り分けて考えていくことが大切です。
そんな中、今回はケアからランニング動作の見直しまで使用できるNEURO BALLをご紹介させていただきました。
STRIDE LAB東京本店ではこう言った商品のご提案だけでなく、別の箇所にフォーカスしたエクササイズを行う「Lab.Run」という走らないランニングイベントも行っております。
是非、コチラもお気軽にご参加ください。
ご一読頂きましてありがとうございました。
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