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ランニングソックスの選び方とオススメの理由

東京本店

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どーも店長です。

皆さんはどういった基準でランニング用のソックスを選んでいますか??

ランニングシューズはなんとなく『好き』『嫌い』『自分に合ってる気がする』『履き心地いいね』『このくらいのクッションが欲しい』『足幅ワイドなんだよね』など、選ぶ基準が自分なりにあると思います。

さて、ランニング用のソックスについてはいかがでしょうか??

今日はそんなランニング用のソックスについて、選ぶ基準になる『考え方』に触れつつ、STRIDE LABがおすすめするソックスをご紹介していこうと思います。

1、ランニングソックスに求める要素

 1)乾きの良さ

  ランニングソックスの乾きの良さはとても重要です。ソックスの乾きが遅いと不快であると同時に、様々なトラブルを起こす原因となります。乾きが遅いソックスは、ソックスと皮膚・そしてソックスとシューズの間で摩擦が強くなります。摩擦が大きくなればなるほど発熱したりズレたりとマメの原因になってしまいます。マメを作らないためにも乾きの良さにまず注目しましょう。ソックストラブルで完走できないということがあれば、レースでスタートする前に完走できないことが決まってしまいます。

 2)ホールド感(サイズ感)

  ランニングソックスのホールド感は強い方が速く走れるようなイメージを持ちがちですが、特に5本指ソックスの締め付けが強いものは、トラブルを起こす可能性がありますので、5本指ソックスに限っては、ホールド感が強すぎないものを選ぶことをおすすめしています。

  また、ソックスのサイズ表記は基本的に足の実寸(カカトからつま先までの実際の長さ)で記載されていることが多いです。ランニングシューズのサイズベースで購入するとやや大きく、ホールド感を欠きますので、まずは実寸を測ってみましょう。よくわからない方は、履いているランニングシューズのサイズから、大体つま先と指先の隙間の長さを引いてみてください。概ね実寸に近いことが多いです。

 3)履き心地

  履き心地も重要です。履き心地がしっくりこないソックスは履いていてしっくりこないですよね。ランニング中は時間や距離によりますが、1回に10,000歩近く走ることもよくありますよね。フルマラソン(42.195km)を歩幅80cmで走ると約52,740回近く着地します。50,000回も着地するのであればランニングシューズ同様、ソックスの履き心地がいかに重要かわかりますよね。ストライドラボ本店では、Drymax、Point6、STRIDE YUBI SOCKSなど、店頭で実際に履いて確かめることもできますので、購入前に履いてみたい方は、スタッフにお気軽にお申し付けください。

 4)保温性

  ランニング用のソックスではあまり気にされない方も多いかもしれませんが、トレイルランニングなどで長時間になったり標高が上がったりで気温が下がることがある時は、一定の保温性があるソックスだと安心です。足が止まって指先から冷えてくる、冬の朝の走り出しの指先が寒すぎるなど、パフォーマンスにも影響を与えかねません。ウール素材のソックスは保温性に富んで長時間に及ぶ時などは選ぶといいと思います。

 5)耐久性

  これが1番重要という人も多くいると思います。基本的にトレイルランニング用のソックスは耐久性が高めです。最近では通常のナイロンの7倍もの耐久性を誇ると言われる『CORDURA』を採用するソックスブランドが出始めたりと、数年前では考えられないほどの耐久性のソックスも登場しています。もちろんロードでも使用できますので、トレイルランニングをやらない人でも耐久性を気にされる方は試してみることをおすすめします。

 6)匂いにくさ

  長時間履くことが多い方は気にされる方も多くいると思います。ランニングではありませんが、山を縦走したりと長時間同じソックスを履き続ける方はテント場などで匂いが出ないような素材のソックスを選ぶことがあります。自分の足が臭うとテンションも下がるので、匂いが気になる方は匂いにくいものを選ぶのもいいと思います。

 7)サポート機能

  ランニング用のソックスにサポート機能を求める方も多いです。足底筋膜炎、外反母趾、アーチが落ちやすいなど、必要な機能は千差万別。自分に必要な機能性にも注目して選ぶと良いでしょう。

 

2、ブランド別素材の特徴(売れ筋5選)

 1)Drymax(ドライマックス)

  当店でNo.1の売り上げを誇るドライマックスソックスは、アメリカのソックスブランドです。内側が水を吸わず、外側の生地で吸水発散するため、常に内側の生地がドライに保つことができる二層構造のソックスです。マラソンなどでは馴染みがあまり日本ではありませんが、トレイルランニングなど、長時間ソックスを履いて走る方が重視する『乾きの良さ』に特化したブランドであるため、長時間・長距離履いてもマメができないことで、日本の市場でも広く受け入れられています。

  特にトレイル用のソックスは耐久性も高く、「買い換えるタイミングがわからない」と言われることも多いです。迷ったらまずはドライマックスを選ぶといいでしょう。種類がたくさんあるので、困ったらスタッフに聞くかお気軽にお問い合わせください。

 

 2)injinji(インジンジ)

  言わずとしれた5本指ソックスのNo.1ブランド。5本指ソックスが大好きな日本人も納得の履き心地。「目を閉じてもスッと履ける5本指ソックス」は、まさにノーストレス。耐久性も高く尋常ではないコスパだと思います。私の友人は『セブンイレブンにinjinjiを』というほど、いつでも手にしたい一足です。

  こちらはカラーバリエーション豊富なソックスブランドではありますが、入荷と共に売れ筋のカラーが完売してしまうので、気に入ったデザインはすぐに購入することをおすすめいたします。

 

 3)STRIDE YUBI SOCKS(ストライド ユビソックス)

  当店オリジナルのソックスです。異素材MIXで履き心地と機能性を追求したソックスです。和紙の強みである抗菌性・乾きの良さと活かしつつ、弱点の硬さ・履き心地の悪さを補うために、メリノウールを一緒に織り込むことで、抗菌性や乾きの良さはキープしつつ、しなやかさを実現しました。1日履いた後に脱いだ時のドライ感に感動することでしょう。

 

 4)Point6(ポイントシックス)

  2020年秋から投入されたPoint6は、身につける人の体温を、西洋人の平均体温「華氏98.6度(摂氏37度)」にキープすることを目的とし、この小数点の「.6度」から『Point6』が付けられています。『保温性』に富み、秋~春先まで特に暖かく、それでいてオーバーヒートしない絶妙な温度をコントロールしてくれる厳選されたメリノウールが持つ調湿性、防臭効果と、プレミアムメリノは繊維が超極細のため快適な履き心地を約束します。ドライ感と保温性を同時に作り出すハイスペックソックスと認識していただいていいでしょう。

 5)OLENO(オレノ)

  こちらも2020年秋から取扱をスタートしたソックスブランド。靴下の町『奈良県広陵町』から生まれたジャパンブランド。耐久性に優れた『CORDURA』ナイロンを使用し、超極細のナノファイバー『ナノフロント』を採用、高級シリコンでシューズとソックス、ソックスと皮膚を一体化させ、摩擦による擦れ・ズレを極限まで軽減したアルティメットソックスは、消耗品とされていた靴下を装備品と謳うほど、コンセプトを磨き上げた一足。ぜひ1度試してみるといいですよ。

 

3、こんな時はこのソックスがおすすめ

 1)ロードランニング(秋・冬)

  ・Drymax Running Lite Mesh Crew(ドライマックス ランニングライトメッシュ クルー)

   気温が低くなるこの時期は、足首から冷えます。ランニングの開始と共に体が冷えてしまわないようにクルー丈(膝と足首の間よりやや足首に近い丈)のソックスがおすすめ。乾きがよくとても快適、それでいてしなやかな履き心地を実現します。

  ・Point6 Second Wind Extra Light Mini Crew(ポイントシックス セカンドウィンド エクストラライト ミニクルー)

   ブランドの紹介にも記載したように、保温性とドライ感を同時に生み出すPoint6の技術は他では真似できない特許技術。特に寒い地域でランニングを楽しむ人におすすめです。店長も相当ヘビロテで使っています。この秋~冬で1番おすすめしたい1足です。

 2)ロードランニング(春・夏)

  ・Drymax Thin Running Mini Crew(ドライマックス シンランニング ミニクルー)

   STRIDE LAB本店で最も売れているソックス。ドライマックスのシンランニングミニクルーは、どれを選んだらいいかわからないあなたにまさにオススメ。ソックスに求められる「乾きの良さ」をたったの1400円(税別)で体験できるコスパ最強のソックス。ランニングから帰宅して靴下を脱いでフローリングを触った時のファーストタッチに感動し、ドライマックスにハマる人が続出する。紹介したお客さんは「あのソックス買ってよかったです」と必ず店頭に言いに来てくれる、そんなソックスです。

  ・injinji Run LW NO SHOW(インジンジ ラン ノーショウ)

   薄手の5本指ソックスで、ライトユーザーに広く選ばれています。丈も短く薄手の生地は夏場に特に涼しく快適に履くことができます。薄手なのに耐久性がとても高く、そしてシンプルなデザインで私服でも合わせられるデザイン性も最高です。

 3)トレイルランニング(オールラウンド)

  ・Drymax Lite Trail Running 1/4 Crew(ドライマックス ライトトレイルランニング)

   『ドライマックスソックス』を日本に広めた欠品続きの1足。トレイルランナーなら使わずしてトレイル用のソックスを語れないライトトレイルランニングは、日本への入荷と同時にメーカーのMサイズが欠品してしまうので、店頭に在庫があるうちにMサイズの人は買いましょう。

   トレイルランニングの中でも長距離を楽しむランナーから圧倒的な支持を受け続け、クチコミだけで広まったライトトレイルランニング。このソックスの登場までマメに苦しみ完走を諦めて来たランナーの足のトラブルを防ぎ、信頼を勝ち取ったライトトレイルは、今後もトレイルランニングを楽しむ方のスタンダードであり続けることでしょう。

  ・injinji TRAIL MW MINI CREW(インジンジ トレイル ミッドウェイト ミニクルー)

   履き心地No.1と言っても過言ではない唯一無二のソックス。履き心地、保温性、防臭性、耐久性、どれをとっても一流。迷ったらコレ。いや、迷わずコレ。考えるな、感じろ。必ず2足目を買うこと間違いなし。

  ・INNER FACT 5本指(または足袋型)ショート(インナーファクト )

   ドライマックスと同等のドライ感、耐久性が特徴の5本指、足袋型ソックス(ラウンド型もありますが当店は扱いなし)川の渡渉など水に浸かったりした場合でも乾きが非常に早く、乾かすスピードがかなり高いのが特徴。自然由来の繊維(麻)を使用しているので乾きの良さと匂いにくさを同時に実現します。

 4)トレイルランニング(ロング)

  ・Drymax Max Pro Trail Running(ドライマックス マックスプロ トレイルランニング)

   100km以上のトレイルランニングソックスの決定版。乾きの良さに加え『摩擦』を極限まで減らすために『PTFE(フライパンのテフロン加工のようなイメージ)』加工されたドライマックスの独自の繊維で足の『マメ』を作らないことに特化したソックス。ソックスをケチってトラブルを起こして完走できないよりは万全の準備を。その安心感を買うのに約4000円はむしろ安いとさえ感じる、金銭感覚が麻痺をしかねない一足。1度使うと大体リピーターになります。

  ・OLENO Ultimate Socks(オレノ アルティメットソックス)

   ブランド紹介でほとんど書いてしまいましたが、こちらもトレイルランニングのトラブルである「マメ」を作らないために、他のブランドではほとんど採用されていない高級シリコンラバーを使用し、ソックスとシューズの摩擦をゼロにするソックス。ソックスと皮膚が滑ると意味がないコンセプトなので、そこにTeijinのナノフロントを採用し解決を目指したハイスペックソックス。まだ試してない人はすぐにトライ!

  ・FITS パフォーマンストレイルクウォーター

   トレイルランニング用のソックスでは認知度が低いが、厚手のウールを採用した同モデルは、知る人ぞ知る名作です。寒い冬の時期のトレーニング、ロングレースなどでもバッチリ使えます。元々そんなにドライなソックスじゃなくてもトラブル起きないという方は、ぜひ1度使ってみてください。

 5)足のトラブルがある時

  ・外反母趾用ソックス(BR4 BUNION RELIEF SOCKS)

      外反母趾の方向けに拇指球の側面にパッドが付いたソックスです。ソックスとシューズのズレや摩擦によるマメや水膨れを防止しれくれます。また、外反母趾の方にとってソックスに求められる中足部(足の甲~土踏まず)の適度な締まり具合は、外反母趾の悪化の予防にも必要な要素になります。特にアクティブに動きたい方におすすめです。

  ・足底筋膜炎用ソックス( FS4 PLANTAR FASCIITIS SOCKS)

   足底筋膜炎用のソックスとして、アメリカで初めて特許技術を認められ『足の構造を強化し、足底筋膜炎やオーバートレーニングによる怪我を予防するパフォーマンスソックス』と記載されています。

 

4、まとめ

いかがでしたか?

自分にとって必要な機能性、自分の好きな見た目、好きな丈感がわかれば、概ねソックス選びは難しくありません。色々情報が入ることで選択肢は増えますが、増えすぎて選べなくなることもあります。そんな時はぜひ店頭に足を運んでいただき、自分にとって必要な要素をお伝えください。選ぶお手伝いをさせていただけたら光栄です。

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