2025.05.02

【ZERO LIMITS NIGHT 2025】ロングトレイルを目指す人のための実践の場

東京本店

夜通し山を走る──

ロングトレイルや100マイルレースを目指す多くのランナーにとって、大きな壁であり、大切な準備の一つです。

そんな夜間活動を、実戦に近い形で体験できる「ZERO LIMITS NIGHT 2025」が、

2025年4月5日〜6日に東京で開催されました。

このページの目次

ZERO LIMITS NIGHT
ZERO LIMITS NIGHT 2025 振り返り
- - 当日の様子
  - 当日の流れ
参加者の声
最後に
ZERO LIMITS NIGHT 2025 ダイジェスト

ZERO LIMITS NIGHT

ロングトレイルレースや100マイルレースを目指す方々が実践的な環境で夜通し活動し続けられる練習会。

夜間の行動はロングレースを成功させるために欠かせない要素。しかし、「ひとり」では不安やハードルを感じる方も多いはず。

ZERO LIMITS NIGHTでは、周囲に誰かが走っているという安心感のある環境で、各自の目標に向かってそれぞれのペースで、モチベーションを保ちながら朝まで動き続けられるそんな体験を提供します！

さらに、夜間の視認性を確保するに重要なヘッドライトや、レースに欠かせないウェアや補給食など、さまざまな装備の確認、テストができるのも本イベントの魅力の一つ！

ZERO LIMITS NIGHT 2025 振り返り

当日の様子

終始、雨や強風といった悪天候に見舞われることもなく、比較的安定した気候の中で開催することができました。

気温はスタート時から早朝にかけて平均10℃前後と、風も穏やかで、動きやすいコンディションとなりました。

そのため、最初から半袖やショーツといった軽装で走る方も多く見られ、走り出してすぐにシェルを脱ぐ参加者の姿も多く見受けられました。気候の安定もあり、序盤は全体的に良いペースで進行していた印象です。

一方で、深夜から明け方にかけては徐々に気温が下がり、特に4〜5時頃には冷え込みを感じる場面もありましたが、エイドステーションでしっかりと休憩を取ったり、防寒着を活用したりと、各自が自分の体調やペースに合わせて無理なく行動されていました。

また、途中でリタイアされた方々も、それぞれのコンディションに応じて無理をせず、安全を第一に考えた行動をとられていたのが印象的でした。

当日の流れ

19:30 ~ 20:50：受付開始

今年は120名の方が出走されました。

20:00 – 20:50：ポール講習会＋コースチェック1周 ※希望者のみ

ポールの貸し出しも行い、実際にコースを歩きながら、使い方を体験していただきました。

21:00 – 21:15：ブリーフィング

21:30：スタート

エイド（4回）

各自で補給食をご用意いただく一方で、エイドではお菓子や温かい飲み物なども提供し、参加者をサポートしました。

今回好評だったのは、「じゃがバター」「ホットカルピス」でした。

5:30：ゴール

無事にゴールを迎えた瞬間、皆さまの表情が一気に笑顔へと変わり、達成感に満ちた雰囲気に包まれました。

5:45：じゃんけん大会

実は、毎年大いに盛り上がるのがこの「じゃんけん大会」。
豪華な景品を数多くご用意し、疲れも吹き飛ぶほどの熱気に包まれました。

参加者の声

トレランデビューして間もない中でこのイベントにエントリーしました。
1周2kmなので、最悪の事態を想定して挑むことができた安心できるイベントだと思います。
着眼点は、夜間走行に慣れること。装具類等のバランスやトレランに特化したヘッドライトの使い方を実際試して改善点を見出すこと。終了時間（5:30）に無傷で居れる事を心掛け8時間耐久に挑みました。
ヘッドライトの無料貸し出し良かったです。購入前に試走できて良かったです。

コースもマーキングがしっかりあり、気になっていたライトを試すことができた。運営の方が周回ごとに声かけをしてくれてエイドも充分だった。

月末にトレラン最高距離かつ初のナイトランを含む大会に出ることになっているのに練習をしていない自分に焦っていたところ、こちらのイベントを教えて頂き参加。2キロの周回グルグルを楽しみつつ、15周することができました！自身がどれだけ夜に走れるかだけではなく、ヘッデンの装着感、明るさ、電池の持ちも確認でき、充実した練習になりました。

レースではないので自分のペースで走れる。
休憩や荷物置き、補給などコース近くに設置された更衣室で行え、ナイトトレイル練習に最適。