2023.04.25
アップダウンの激しいウルトラマラソンにチャレンジしたい方必見!『第4回山寺・蔵王ウルトラマラソン』の装備をチェック!
ストライドラボ川崎店スタッフの鈴木です。
今回は個人6度目となるウルトラマラソン『第4回山寺・蔵王ウルトラマラソン』に参加いたしました。
フルマラソンに少し飽きてきた方、そしてそろそろ長い距離にチャレンジしてみたい方、ウルトラマラソンに必要な装備やマインドについてお話ししたいと思います。
知名度もそこまで高くないレースですが、アップダウンも激しくとても過酷なレースです。
是非ウルトラマラソン好きな方にもチャレンジしていただきたいレースですね。
山寺・蔵王ウルトラマラソンとは?
- 開催地は山形県、 日本遺産 の認定をうけた「山寺」をスタート
- 『天童』『寒河江』『中山』『山辺』『上山』と市町村を巡る合計100kmのコース
- 最大の難所は、47Km過ぎから始まる標高1000mの登り蔵王エコーライン
- 80km過ぎから始まる、登り坂の林道
- エイドステーションは10個以上あり、肉そば、ジンギスカン、山形和菓子(乃し梅)など
- バラエティーに富んだ充実のラインナップ
- 距離:100km
- 累積標高:1981m
- 制限時間:15時間
- 出走者数:166名
- 完走率:100k (74.1%)
※累積標高は、COROS VERTIX2で計測
山寺・蔵王ウルトラマラソンの装備一覧
- シューズ:ALTRA /VANISH CARBON
- シャツ:Teton bros./ Run Shirt (シャツランで走る美学)
- パンツ:Teton bros. / ELV1000 5in Hybrid Short h
- アンダーパンツ:T8:コマンダー
- ウィンドシェル : Teton bros. / WIND RIVER SL
- ウィンドパンツ:Teton bros. / Wind River Pant
- レインジャケット:Teton bros / Tsurugi Lite Jacket
- ザック:Ultimate Direction / MOUNTAIN VESTA 6.0 (ウィメンズ)
- ソックス:drymax / Extra Pro Hot Weather Running
- ヘッドライト:mile stone / MS-G2
- ハイドレーション:NATHAN /SOFT FLASK 18 oz
- ウォッチ:COROS:VERTIX2
ウルトラマラソン当日の様子
【スタート〜】
朝4時スタートで、寒さは予想していましたが気温は3℃。参加者の中には、半袖+アームカバー、短パンの方も見受けられましたが、 スタッフ鈴木は寒がりなので上下ともにウィンドシェルで対応。
40km過ぎまではひたすら河川敷を走り続ける平坦区間のため、ここでは飛ばした気持ちを我慢してkm/6:00を維持する。(朝日が気持ちー)
エイドステーションでは、しっかり山形名物の、乃し梅、たまゆら(生チョコ)で補給。
ご当地の名物を食べれるのも、ウルトラマラソンの醍醐味ですね。
【47km〜60km】
蔵王エコーラインに入ってからは200mから標高1000mを一気に登ります。
歩いてしまうと、なかなか前に進まず、時間だけが過ぎてしまうので自分のルールで前の選手を抜いたら、歩くという戦略で地道に攻略していきました。
ここで、今回着用したバニッシュカーボンのロッカー構造(足が前に転がる感覚)が最大限に発揮しました。身体を前に倒すと足が前に出やすく、上り坂ではとても恩恵を得られます。
そして、念願の頂上に到着したものの、頂上の標識などはなく、雪が残っているだけ(笑)
エイドステーションではジンギスカンが振舞われていました。
(香りだけ頂きました…..笑)
【60km〜82km】
ここからは、20kmに及ぶ下りのセクション、ここでハプニングが。気持ちよく下っていると大腿四頭筋に違和感。重心の真下に着地をして確実に接地することを心がけ、身体の上下動を抑えることで、着地のダメージを減らしました。
【82km〜100km】
最後に待ち受けている林道では、ほぼ歩き通しでしたがトレイルランニングのような気持ちの良い景色に折れかかっていた心も回復。最後の8kmのロード区間も足が残っていない状態でしたが、歩きと走りを織り交ぜながら着実に前に進み続けることで、ゴールを目指しました。
補給食
- マグオン 約 7個
- GU リキッドエナジー 約 4個
- 塩熱サプリ、熱中症、足攣り対策
- エイドステーション お蕎麦1杯、チョコ
ウルトラマラソンという長い時間を走り続けるためには、食べなければ完走はできません。今回は長くても14時間という時間を想定していたため、COROS,VERTIX2の機能補給アラートを設定し、1時間に1回 補給を心がけました。
また、登りではカロリー消費量も多いため、補給の回数も増やしました。登りでは、発汗量も通常よりも多いため、ミネラル不足による、足攣り対策として塩熱サプリを摂取しながら走りました。
下りの対処法
登りより、下りが得意、好きという方が多いと思います。
スタッフ鈴木は、どちらかというと下りが苦手なため、しっかり足の指を広げて足裏全体で地面に着地をする走法を意識しています。そのために日常生活からコレクトゥを着用することで、足の小指まで使う意識をトレーニングしています。
ウルトラマラソンを終えて
3月、4月と月間走行距離も100km。直近では、モーニングランとナイトランのみの調整で、正直スタートラインに立つことも怖かったですが、想像以上の走りができたと思います。時には走り過ぎないことが、身体の疲労も抜けて最後まで走り切れると今回感じました。
スタッフ鈴木、次回のレースは7月に開催されるONTAKE100(100kmの部)!
14時間以内に完走して、100マイルの挑戦権を勝ち取る!!