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『いわきサンシャインマラソンプロジェクト』が始まりました。

那須店

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ストライドラボ那須スタッフで、ランニングアナリストの宮塚です。

ストライドラボ那須のお客さんを対象にした『いわきサンシャインマラソンプロジェクト』が始まりました。
これは2024年2月25日開催のいわきサンシャインマラソンまでの約5か月間、レースまでのトレーニングプログラム、メニューを宮塚が提供して、プロジェクト参加者の皆さんが同じ目標に向かって、同じようなトレーニングして、時には励まし合いながら、それぞれの目標に向かってトレーニングして行くものです。


プログラム、メニューは参加者のみなさん、基本的に同じになっています。
だからと言って「1km6分ペースで10km」の様なメニューはありません。
もしその様なメニューを出してしまうと、走力のある人は楽なメニューになりますし、逆に走力の無い人にとってはキツイメニューになってしまいますい。
そうなると同じメニューとは言えません。
なのでこの様に走力の異なる参加者が集まる場合は、メニューは強度で示します。
それに例えばジョッグやLSDメニューは距離ではなく、時間で指示します。
そうすることで、走力のある人は走力のない人に比べて距離が長くなりますが、同じ強度で、同じ時間走ることになるので、同じメニューを行ったことになります。
もちろん距離で指示するメニューもありますが、さほど多くはありません。

この様なマラソンプロジェクトは昨年の『勝田マラソンプロジェクト』に続き2回目となります。
前回も行った経験からして、まだまだマラソンに向けてトレーニングする人のプログラムやメニューに対しての考え方は浅いと感じます。
具体的には「より多く走る」「よりハードに走る」と言った考え方から抜け出せない人が多いことです。
しかしプログラムの考え方は、必要なタイミングで必要な量を走る。必要なタイミングでしっかり休んで体力を回復させる。
と言ったことを行うことで、身体が負荷に対してその負荷に適応しようとする反応が起きることを期待しるものです。
その必要なタイミングが合わなければ、せっかくトレーニングしたものに、身体が反応せず、負荷に対しての適応もなくなってしまいます。

メニューにしても、プログラムの中で必要な距離だったり時間だったりがあります。
必要以上に距離が長かったりしたら、目的のトレーニングにならないのです。
逆に距離が短すぎると、その目的のトレーニングにならないことも起きてしまいます。

強度にしても、メニューがジョッグメニューなのに、レースペースに近いペースで走ってしまうと、強度が高過ぎて目的のトレーニングにはなりません。


そんな感じで、今回の『いわきサンシャインマラソンプロジェクト』に参加して頂くことで、もっとプログラムに対する考え方、メニューに対する考え方を理解して頂き、これからもマラソンの楽しさを知って頂くきっかけにしてもらえればと思っています。

 

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