2021.03.25
マラソン大会が雨だったら?濡れない対策や走るときの注意点を知って完璧に!
こんにちは!STRIDE LAB 本店の馬場です。
屋外を走るマラソンは天候に左右される競技ですが、よほどの悪天候でない限り大会は実施されます。
「エントリーしたマラソン大会が間近だけど、天気予報を見ると当日は雨かもしれない・・・」
「初めて大会に参加するけど、雨の日はどんな対策をすればいいんだろう?」
そんな不安を解消するべく、今回は雨のマラソン大会に必要なものや注意点についてご紹介します。
マラソン大会が雨ならこれを準備!用意するものは?
マラソン大会の当日が雨かもしれないとわかったら、できるだけ早めにグッズを準備しておきましょう。
雨のマラソン大会で準備しておくと良いもの、天候に関わらず必要なものやあると便利なものをご紹介します。
雨の時に準備しておくと良いもの
まずは、雨のマラソン大会であると良いものをまとめました。
雨に濡れると体も冷えてしまい、良いコンディションで走れなかったり、大会後の体調不良に繋がることも。
防水・防寒対策を意識しましょう。
- レインコート・・・防水・防寒対策に。ポンチョタイプやベストタイプがある
- キャップ・・・つばが大きいものだと雨よけになる
- 手袋・・・防寒対策として
- バスタオル・・・冬場はスタート前の防寒対策に。捨てても良いものがおすすめ
- 折りたたみ傘・・・行き帰りはもちろん、会場入りから荷物を預けるまで濡れないために
- 替えのシューズ・・・濡れたシューズのままだと足が冷えたり、バスや電車の乗客に迷惑をかけたりすることも
- ワセリン・・・防水、防寒対策に。靴擦れ、股擦れ、マメの防止にもなる
- カイロ・・・防寒対策に。お腹や背中に貼ったり、手を温めたりできる
- 防水スプレー・・・靴だけでなくウェアや帽子など身に着けるもの全部にかけておく
- ハンドタオル・・・手が濡れていると補給食の袋が開けにくいことがあるため
- ビニール袋・・・濡れた衣類やゴミ入れ、レジャーシート代わりにもなる
基本的に必要なもの・あると便利なもの
天候に関係なく、大会に持って行くべきもの・あると便利なものも簡単にまとめました。
【必需品】
- ランニングウェア
- ランニングシューズ
- ゼッケン、測定チップ(規模が大きい大会)
- 受付用ハガキ(規模が小さい大会)
- 着替え(下着、靴下含む)、タオル
- スマートフォン
- お金
【あると便利なもの】
- 機能性タイツ
- 腕時計
- ウエストポーチ
- 絆創膏
- 補給食
- 大会前後用の飲み物、食べ物
マラソン大会での必需品・あると便利なものについては「目指せフルマラソン完走!初心者の練習を段階に分けて解説」でも、大会前日の準備として詳しくご紹介しています。
こちらも参考にしてみてくださいね!
雨のマラソン大会に適した服装は?濡れない対策や寒さを防ぐ対策も
雨のマラソン大会で絶対に体を濡らさない、ということは難しいです。
しかし、雨に濡れることによる不快感や寒さでパフォーマンスが下がることは極力避けたいですよね。
ここでは雨のマラソン大会向けの服装、防水・防寒の工夫をご紹介します。
先ほどご紹介したアイテムも、さらなる工夫でより効果の高い対策ができますよ!
雨のマラソン大会ではこんな服装の工夫を!
吸汗速乾性・防寒を意識したウェアやボトムス、アイテムを
ランニングウェアやパンツは吸汗速乾性に優れた素材を選ぶと、濡れても雨が止めば走っているうちに乾くことも。
冬場や強風のときは長袖のウェアやアームウォーマー、タイツを身に着けると防寒対策になります。
靴下も綿の分厚いタイプだと汗や雨を吸って重くなるので、速乾性のある化学繊維などがおすすめです。
透明or半透明のレインコートを用意
ポンチョタイプやランニング用のベストタイプなどがあります。
ゴミ袋を切った簡易的なものは持ち運びに便利です。
レースナンバーが見えるように透明か半透明のものを選びましょう。
ウィンドブレーカーや厚手のレインコートは、冬場の大会なら良いものの、それ以外の季節では熱がこもり汗の量が増え、不快感が増すことも考えられます。
そのため、薄めの使い捨てタイプがおすすめです。
レース中不要だと思ったらエイドステーションや給水所などで捨てることもできますが、後半で汗をかいて寒くなることもあるので腰に巻いておくのも良いでしょう。
つばの広いキャップを用意
つばの大きいキャップをかぶっておくと、頭を守るだけでなく雨が目にかかるのも防いでくれます。
手袋はビニール手袋をさらに重ねるのもあり
手先が冷えることは意外とストレスになります。
手袋を使うと防寒対策になりますが、雨がひどい時は濡れて逆効果になってしまうので、上からビニール手袋をかぶせると防水対策になります。
防水・防寒のための対策もしっかり
カイロを貼っておく
お腹や背中に貼っておくと防寒対策になります。
走ると熱くなることもあるので、自分で取り外せる場所に貼っておきましょう。
小さいカイロは手に持ったまま走ることもできます。
不要になったら給水所などで捨てましょう。
ワセリンを塗っておく
肌が露出した部分に塗っておくと、撥水・保温をしてくれます。
特に首回りやお腹周りに塗ると保温効果が高まります。
足にワセリン塗っておくと靴下が濡れても水をはじいてくれますよ。
防水スプレーをかけておく
シューズはもちろん、当日使う全てのアイテムに防水スプレーをかけておくと安心です。
2、3日前から数回重ねてかけておくと防水効果がアップします。
ランナーのレベルや体格によって必要なものは変わってくると思います。
自分に合ったグッズを用意して、本番で存分に力を発揮できるようにしましょう。
雨のマラソン大会でレース前からレース後までの注意点
雨のマラソン大会に向けた対策ができたら、当日はどのような点に気をつければ良いのかも気になりますよね。
レース前、レース中、レース後の注意点をそれぞれご紹介します。
レース前
できるだけ体を冷やさないことが大切です。
荷物を預けるまではレインコートだけでなく、傘を差して濡れないようにしましょう。
規模の大きい大会だとスタート時の整列で長時間待つことも考えられます。
特に冬場の大会は寒いので、整列後はレインコートの中に捨てても大丈夫なバスタオルを羽織って体を温めておきましょう。
大きい大会では、レース開始後、体が温まったら給水所のゴミ箱に捨てるという方も多いようです。
レース中
雨の中待機して体が冷えてしまったら、体温を上げるために、始めは少しペースアップして走るのも戦略の一つです。
また、足先が冷えるとパフォーマンスが下がってしまう原因にも。
水たまりで濡れてしまわないよう、気をつけましょう。
気温が低い時は普段よりエネルギーを消費するので、補給食を少し多めに摂取することもポイント。
雨で濡れると発汗を感じにくいので、水分も意識して摂るようにしましょう。
レース後
まずは体温を奪われないように全身着替えます。
汗や雨で濡れているので、しっかりタオルで体を拭いてください。
帰宅したら温かいご飯や飲み物を摂る、湯船に浸かるなどで十分に体を温めて早めに就寝しましょう。
雨のマラソン大会で大事なのは、とにかく体を冷やさないこと。
もし体調が悪くなってしまったときは、無理をせず棄権する勇気も大切です。
雨のマラソン大会は万全な防水・防寒対策で走ろう!
マラソン大会は屋外競技のため、天候の影響は受けますが、よほどの悪天候でない限り開催されます。
特に初めての大会が雨だと不安なことも多いと思いますが、しっかりと対策をすれば大丈夫。
雨のマラソン大会で大事なのは、体を冷やさないこと。
レインコートはもちろん、ワセリンや防水スプレー、カイロなどで防水・防寒対策ができます。
レースの前後は体を温めること、レース中はエネルギーと水分をしっかり補給することなどを心がけましょう。
もし体調が悪くなったときは、無理をせずに棄権して次のレースに経験を活かしてくださいね。