2021.07.28
ウルトラマラソンに必須な装備、便利な装備を知って完璧な準備を!
こんにちは!STRIDE LAB 本店の馬場です。
フルマラソンの倍以上の距離を走るウルトラマラソン。
100kmという長い道のりをクリアできたら、爽快な気持ちになれそうですよね。
しかし、そんな長い距離を走る大会では「完走できるのだろうか?」といった不安や
「どんな装備が必要なんだろう?」といった疑問も出てきますよね。
ウルトラマラソンはしっかりと装備を整えることで、ぐっと完走できる可能性が高くなります。
そこで、今回はウルトラマラソンに必要な装備・便利な装備を詳しくご紹介します!
ウルトラマラソンでは装備をしっかり準備することが大切!
ウルトラマラソンはフルマラソン以上の距離を走るマラソンのことで、大会の多くは100kmを14時間以内でゴールを目指します。
フルマラソンの走行距離42.195kmの2倍以上であることから、走ったことがないランナーでもその過酷さをなんとなく想像できるのではないでしょうか。
ウルトラマラソンを完走するためには、日頃のトレーニングだけでなく装備をしっかりと準備することが大切です。
長時間走るウルトラマラソンでは、早朝にスタートしてゴールするのは夜になります。
真っ暗な中走ることもあれば、気温の寒暖差や雨に悩まされることも。
水分やエネルギー不足になると体調を崩して完走が困難になるため、補給食などの食事コントロール、怪我による棄権を回避するための準備も必要です。
つまり、ウルトラマラソンではしっかり準備をして長時間走れるコンディションを整えれば、完走もしやすくなるのです。
ウルトラマラソンの服装や必須な装備からチェック!
それでは、まずはウルトラマラソンの準備として服装や必須な装備についてご紹介します。
基本の服装をチェック
基本のウェアやシューズ、ソックスなどの小物を選ぶ際にはポイントがあります。
長時間走っても快適をキープできる服装
長時間走るとどうしても汗をかきます。
吸汗速乾性に優れたランニングシャツを着るだけではなく、汗対策となるようなインナーを着用しましょう。
クッション性の高いランニングシューズ
足への負担を軽減するにはシューズのクッション性が大切です。
ソールが厚いシューズはその分クッション性が高くなります。
ソールが薄く軽量なランニングシューズを好むランナーもいらっしゃるかと思います。
そのようなシューズはウルトラマラソンにおいては怪我のリスクが高まりますので、クッション性と軽量さのバランスを考慮してシューズを選んでみてくださいね。
蒸れにくいソックス
足が蒸れてくると靴擦れを起こす可能性が生じます。
また、滑りやすい靴下はシューズとの一体感を損ない、スムーズに走れなくなり足首をひねったりすることも。
半日以上着用することになりますので、普段づかいのソックスではなく、走る動作に適した製品を選びましょう。
準備すべき必須アイテムをチェック
基本の服装以外に用意しておくべきアイテムもご紹介します!
雨や防寒対策になるウインドジャケット
天候や気温の変化に備えて準備しておきましょう。
撥水性や耐久性はウインドジャケットの機能として大切な要素ですが、軽さ・収納のしやすさも大切なポイント。
長時間走ると疲労とともにリュックの重量が気になってくるので、必要な道具はできる限り軽くて携帯しやすい物を選んでおくと安心です。
装備を携帯するためのリュックやベスト
短い距離なら手ぶらでも良いのですが、100kmとなると装備を携帯するためのアイテムが必要となってきます。
リュックなら、背負って走るため揺れずに体に密着するタイプがおすすめ。
ベストタイプであれば、さらに密着性が高いですよ。
リュックのサイズはいくつか種類が展開されています。
走る距離やエイドステーション(休憩所)の数により、水分や補給食を多めに用意する必要がでてくるため、走る大会の状況によって使い分けましょう。
体力維持のための水分や補給食
エネルギーを補給しない空腹状態だと、走り続けるのが困難になります。
ただし、栄養補給は必要ですが、エイドステーションで用意されているおにぎりやバナナ、飲み物などはついつい食べ過ぎてしまうことも。
普段から食べ慣れている補給食だと、レース中に食べても途中でお腹が重くなる心配が少ないです。
お気に入りの補給食や飲み物があれば、携帯するようにしましょう。
暗い道で走りやすくするヘッドライト
日の出前、日没後など暗い道でも安全に走れるように、辺りを照らすヘッドライトが活躍します。
200ルーメン以上の光量がある、光にムラがない、十分なバッテリーがあるという点を考慮して選びましょう。
比較的明るい道だと不要になることもありますので、可能な範囲で事前にコースを確認しましょう。
直接コースを訪れるのが難しくても、グーグルマップや大会のコース案内を見ることで街灯の多さを把握できる場合もあります。
緊急時に必要な携帯電話、モバイルバッテリー
道に迷った時や、友達とレースに参加してはぐれてしまった時などに連絡できます。
気分転換に好きな音楽を聴きながら走ることで、疲労が軽減されることもあるかもしれません。
電池切れに備えて予備のモバイルバッテリーもあると安心です。
時間を計測するランニングウォッチ
制限時間が14時間と長いので、途中経過を確認するために役立ちます。
また、心拍数を測定できたり、走っている時速を測定できる製品だと自分の体の状態を把握する指標になるので便利です。
どれもシンプルで当たり前の装備かもしれませんが、シンプルだからこそ必要な装備です。
しっかりと準備するようにしてくださいね。
ウルトラマラソンであると便利な装備は?
先ほどご説明した装備とは別に、次は体をケアするグッズを中心に、あると便利な装備をご紹介します。
筋肉を休めるための冷却スプレー
競技中、競技後のケアにおすすめ。
レース中にどこか足を痛めたり筋肉疲労の時にも活躍します。
絆創膏や痛み止めなどの医薬品
靴擦れや血マメのときに絆創膏が活躍します。
痛み止めや胃薬などもあると、もしもの時に安心です。
走った後に足を休めるためのサンダル
ウルトラマラソンの後にはシューズを履き続けるより、サンダルを着用して足を休ませると良いでしょう。
リカバリーサンダルといって、疲労回復を促す高機能製品もおすすめです。
ウルトラマラソンで装備以外で準備しておくと良いこと
ウルトラマラソンでは、メンタルケアも大切。
普段から一緒に練習しているランナーと大会に参加するなど、一緒に走る仲間がいると心強いですよ!
また、水分やエネルギー補給をするタイミングの計画も立てておきましょう。
エイドステーションが遠くて給水したくてもできない、補給できずにバテて動けなくなった、逆に食べ過ぎてお腹が痛くなり動けなくなった…なんてことがないように、考えておくと安心です。
ほかにも、アップダウンの多いコースも多いため、事前に区間ごとのペースを想定しておくこと、体のどこかにトラブルが発生した際に効果的なストレッチを覚えておくことなども大事です。
装備を整えて、ウルトラマラソンを走ろう!
ウルトラマラソンを完走するためには、トレーニングだけでなく適切な装備を身に着ける必要があります。
半日程度走るウルトラマラソンでは、装備を整えることで完走の確率がぐっと高くなります。
ウルトラマラソンに適した服装は、長時間走っても快適をキープできる服装、クッション性の高いランニングシューズ、蒸れにくいソックスなどです。
必須な装備は、装備を携帯するためのリュックやベスト、体力を維持する水分や補給食、暗い道でも走りやすくするヘッドライト、雨や防寒対策になるウインドジャケット、携帯電話・モバイルバッテリー、時間を計測するランニングウォッチなど。
他の装備として、筋肉を休めるための冷却スプレー、医薬品、走った後に足を休めるためのサンダルなどもあると便利です。
ぜひ、事前に装備を揃えてウルトラマラソンに挑戦しましょう!