2021.07.14
ハイドレーションの使い方とは?トレランや登山で使うメリットや注意点
こんにちは!STRIDE LAB 本店の馬場です。
トレイルランニング(トレラン)や登山などのアクティビティで使われるハイドレーション。
トレラン初心者の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、水分補給の際に使うとても便利なアイテムなんです!
今回はハイドレーションとはどのように使うのか、使用するメリットやお手入れ方法、注意点などをご紹介します!
ハイドレーションとは?トレランや登山などで使うメリットとは
ハイドレーションとは、複数層にラミネート加工されたフィルム状のソフトボトルに、吸引チューブが取り付けられた給水システムのこと。
ボトルはザックに取り付け、チューブの飲み口を肩付近に固定して使います。
ハイドレーションをトレイルランニング(トレラン)や登山で使う最大のメリットは、歩きながらこまめに水分補給できる点です。
ペットボトルや水筒などはザックを降ろしたり蓋を開けたりといった手間がありますが、ハイドレーションは飲み口から吸うだけで水分補給ができます。
また、ボトルが柔らかい素材でできているため、飲み終わったらコンパクトにたためるのもポイントです。
登山やトレラン中の水分補給には、ハイドレーションの他にもソフトフラスクやシーカー、ストウボトルといったグッズも便利です。
詳しくは下記コラムでも紹介しておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね!
ハイドレーションの使い方や使用上の注意点、お手入れ方法を確認!
ハイドレーションはトレイルランニング(トレラン)や登山などで活躍するアイテムですが、これから初めて購入する方は使用方法など気になりますよね。
ここではハイドレーションの使い方、使用上の注意点、お手入れ方法について詳しくご紹介します!
ハイドレーションの使い方
ハイドレーションの使い方は、水を入れたボトルをザックに入れ、チューブをザックの外側に出して肩付近に固定し、必要に応じてチューブから水分補給をします。
ザックに専用のポケットがないとチューブが絡まって使いにくい場合があるので、ハイドレーション用のポケット付きザックを検討することをおすすめします。
背負ったまま水分補給ができるハイドレーションですが、水の残量がわかりにくいものが多いので、給水ペースに気をつけて時々残量を確認しましょう。
また、ハイドレーションは冷凍しても使えるので、夏のトレランや登山にもおすすめです。
水は凍ると体積が増えるので、冷凍する際、水の容量は50~80%程度にします。
ゴムは冷凍すると劣化する可能性があるため、外せるタイプのチューブやホースは外してから冷凍してくださいね。
ハイドレーションを使用する際の注意点
ハイドレーションを使用する際は、以下の点に注意してください。
容量を守る
指定量以上に水を入れると破けてしまう可能性があるので、容量以上の水を入れないようにしてください。
保管の際は丸める
メーカーによっては折りたたみ可能のものもありますが、ボトルを折ってたたむと折り目から劣化して破けやすくなってしまいます。
基本的には丸めて保管するようにしてくださいね。
ハイドレーションは単体で収納する
他のギアや鋭利なものが当たってボトルが破れることがあるので、ハイドレーションは専用のポケットに単体で収納し、他のギアをポケットに入れないようにしましょう。
冬場は凍結して使えなくなる場合がある
冬場はチューブに残った水が凍ることがあるので、断熱カバーの付いたチューブを使う、飲むたびに息を吹いてチューブ内の水をボトルに戻すなど対策が必要です。
ただし、冷たい水を飲むと体温の低下につながるので、冬場の登山を伴うアクティビティには、ハイドレーションより保温性の高い山専用ステンレスボトルなどを携帯するのが望ましいです。
ハイドレーションのお手入れ方法
ハイドレーションは使用後必ず洗浄するようにしましょう。
そのまま放置するとカビや雑菌の原因になります。
中性洗剤を使ってボトルの中やチューブ内を丁寧に洗うのが基本ですが、形状によっては隅々まで洗うのが難しいタイプがあります。
ハイドレーション専用のブラシや洗浄タブレットなど、洗浄グッズを利用するのも良いですよ。
洗った後はしっかり乾燥させるのがポイント。
キッチンペーパーなどを詰めておくと早く乾きます。
使っていくうちに消えていくものの、新品だと素材のゴム臭さが気になる方がいらっしゃると思います。
臭いを軽減するには重曹水につけ置きする、お湯と中性洗剤で洗う、ハイドレーション専用の洗剤で洗うなどがありますので、気になる方は試してみてくださいね。
きちんと洗浄して丁寧に取り扱うことが、ハイドレーションを長持ちさせるコツですよ!
ハイドレーションを選ぶポイントをチェック!
ハイドレーションを選ぶポイントとして、まず容量をチェックしましょう。
主な容量は、1~3L。
中でも2Lが使いやすく、日帰りのトレイルランニング(トレラン)から、宿泊を伴う登山でも使用できます。
1つ持っておくと便利ですよ!
洗いやすさ・衛生面重視なら、注水口が広い、チューブがボトルから取り外せる、カビや雑菌が繁殖しにくいフィルムを使ったものなどがおすすめ。
その他にもザックに外付けできるタイプや、空気圧で水が出てくるタイプ、破れにくく耐久性が高いタイプ、市販のペットボトルをハイドレーションとして使えるチューブなど様々な種類があります。
自分の目的や好みに合わせて、ぜひトレランや登山のお供にしてくださいね!
トレランや登山はハイドレーションを使ってこまめに給水しよう!
ハイドレーションは歩きながらこまめに水分補給できるので、トレイルランニング(トレラン)や登山など運動量が多いアクティビティにピッタリのアイテムです。
ハイドレーションを使う際は、容量を守る、破れないように単体で収納する、丸めて保管するといった点に気を付けましょう。
また、カビや雑菌の原因になるので、使用後は必ず洗浄してしっかり乾燥させてくださいね。
ハイドレーションを選ぶポイントは衛生面や耐久性など様々ですが、容量が2Lのタイプは汎用性が高いのでおすすめです。
水分補給はのどが渇く前に飲むことが大切。
ハイドレーションを上手に利用して、トレランや登山を楽しんでくださいね。