2023-06-06
フィールドでのレビューを追記しました⬇︎

Teton Bros. Luft Jacket ティートンブロス ルフトジャケット

Teton Bros. ティートンブロス ルフト ジャケット メンズ

今シーズンは特別なアイテムが盛りだくさんです！
STRIDE LAB別注商品や限られた取扱店のみのアイテムなど、こだわり満載の商品が多く僕たちスタッフもワクワクしております！

Luft Jacketの特徴

夏山を意識した超軽量ダウンジャケットとなります。夏のアルプスや縦走、テント泊など夏でもインサレーションが欲しいシーンは結構あります。最近では軽量な化繊インサレーションもありますが、やはりダウンの軽さとコンパクトさ、着た時の暖かさにダウンの良さがあると思います。

Luft Jacketは、表の生地に7Dのリップストップナイロンを使用。非常に細かいリップストップとなっています。
中綿には800FP(フィルパワー)の高品質なダウンを採用、ダウン量は65gです。

フードなしで、センターにハーフジップのプルオーバータイプとなっており、フード、ジップを省くことでより軽く仕上がっています。
ジッパーはダブルジップになっているので、暑くなった時は、下から開けることでベンチレーションとなります。

ポケットは左胸に１箇所のみ。パッカブル仕様で仕舞うとナルゲン1Lくらいのサイズになります。まだ余裕はあるので、コンプレッションしたり潰せば、半分くらいの大きさまで小さくなります。
重量は、Mサイズで実測172g。

この軽さと、コンパクトさがダウンを使用したLuft Jacketの最大の特徴です。

軽さは正義です！

ちょっとここで、専門用語が多かったので用語について解説したいと思います。

・D=デニール　糸の細さを表す単位で、数字が小さいほど軽量になります。7D＝9000mで7gと超軽量です。
・リップストップ　生地を格子状に織り込むことで、破れた際に裂けづらくなったりし生地の強度が上がります
・FP＝フィルパワー　羽毛の嵩の単位です。数値が高い方が空気をより多く含み、少ない量でも温かさを出すことができます。一般的に700FP以上が高品質と言われています。

Luft Jacketのサイズ感

サイズ感ですが、169cm57kgのホシでSサイズがジャストサイズです。ティートン製品はいつもSサイズなのでいつも通りのサイズ感で問題ないかと思います。
S〜XLサイズの展開となりますが、女性の方でもSサイズであれば使っていただけるかなと思います。

Luft Jacketのレビュー

圧倒的に軽いです！最近こういった軽さに振ったプルオーバーのダウンってあまりなかったように思います。
ファストパッキングなど、なるべく荷物を軽くコンパクトにしたい時はダウンです。
化繊に比べ濡れに弱いという弱点はありますが、表地のナイロンは撥水加工されているため多少の濡れも大丈夫です。
軽く水をかけてみましたが、結構弾きました。水に濡れすぐにロフトが潰れることはないので、沢に落としたりや雨の中ずぶ濡れのまま着たりしない限り、撥水ダウンではありませんが問題ないかと思います。

軽くてコンパクトで暖かいダウンジャケット夏アルプスにおすすめです。

フィールドテスト

GW明けの八ヶ岳にて at 青年小屋

5月の中頃、八ヶ岳ハイキングへと行きました。上の方の雪もほぼなく、新緑シーズンの始まりという雰囲気。2000mを超えるとまだまだ肌寒いという感じでした。テント場、青年小屋は標高2380m、日が暮れると冷え込みも強く、夜中はテント内で2℃くらいまで気温が落ちました。
ツェルト泊でそれなりに結露もしましたが、Luft Jacketの表地の撥水がしっかりしてるので、濡れが気になることもなく、問題なしでした🙆
軽量、身軽に動きたい夏山シーズンには、軽さと暖かさを備えたLuft Jacketおすすめです！