2025.03.24
【歩くだけで人生激変】靴選びから始める健康革命 – 現役ランニングシューズショップ店員が語る『歩く マジで人生が変わる習慣』
こんにちは!ストライドラボ横浜の安田です。今日は私がこの春一番のおすすめ書籍『歩く マジで人生が変わる習慣』(池田光史著・ニューズピックスパブリッシング)をご紹介します。

なぜこの本に惹かれたのか
毎日何十人ものお客様の足を見て、適切なシューズをアドバイスする私たちにとって、「足」と「歩く」は一生のテーマです。店舗でよく見かけるのは、外反母趾や扁平足、足裏のアーチが崩れた方たち。またはランニングを始めたばかりで膝が痛い、腰が痛い方々。さらには立ち仕事の方々で、かなり疲れている方・・・
「自分に合った靴を探しています」と来店されるお客様に対して、「その前に、あなたの足自体を見直しませんか?」とお伝えすることが増えています。
そんなことをお客様へお伝えしている時に、オモシロイニュースが入って来ました。ストライドの福地さんも協力して出版されたこの本。タイトルは『歩く マジで人生が変わる習慣』。まさに「ビビビ」と来まして、即読みいしました。

この本が伝えたいこと
本書は「歩くとダイエットできる」という安易な健康本ではありません。著者の池田さんが伝えたいのは、人類700万年の歴史の中で、ここ数百年(特に最近数十年)で私たちが失ってしまった「歩く」という本質的な行為を取り戻すこと。それが現代人の抱える様々な問題を解決する鍵だということです。(たぶん!)
主な内容はこちら:
- 偉人たちは皆「歩きまくっている」 – ニーチェ、ベートーベン、そして現代のジョブズやザッカーバーグまで
- 脳にいい – 歩くことで脳が若返る科学的証拠
- 健康のために必須 – 座りっぱなしは「現代の喫煙」と同じくらい危険
- 都市と経済 – 「歩きやすい街」がGDPの大部分を生み出している事実
- 靴が筋力を変える – 現代の靴が筋力と関節を弱らせている衝撃の真実
- 足は1ヶ月で変わる – 実践すれば短期間で結果が出る
ショップスタッフとして特に響いたポイント
1. 現代の靴の問題点
私たちが日々お客様に説明している「足の問題」の多くは、実は「現代の靴」によって引き起こされていることが本書で科学的に解説されています。
特に衝撃的だったのは:
厚底クッションは快適だし、推進力が出て確かに歩くのが楽だ。が、靴において「歩くのが楽」というのは、実は本来の身体機能を使っていないことの裏返しでもある
https://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/52404297.html
まさに私たちが店頭で「クッション性の高い靴に頼りすぎていませんか?」とお客様に伝えていることと同じです。

2. 足の構造と「ベアフット」の重要性
本書では、人類学的な観点から足の構造について深く掘り下げています。特に「裸足」または「裸足に近い状態」の重要性:
足の裏には、10個の筋肉が4層重なってついている。そのいくつかは、足のアーチを維持する働きをしている。その他は、足を踏み出すのに不可欠な筋肉だ。しかし、大半の靴は(いかにも健康によさそうな、「アーチを支える」と称する靴でさえも) これらの筋肉を脆弱にする恐れがある。
https://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/52404297.html
3. アルトラの誕生秘話
ストライドラボで扱っている「アルトラ」というシューズブランドの誕生秘話も興味深いです。アルトラは、「ランナーの怪我が絶えない」という事実と、その原因は現代のシューズにあるのではないかという疑念から生まれたことが書かれています。
特に「ゼロドロップ」という、かかとの高さとつま先の高さが同じ設計は、自然な姿勢をもたらす革新的なアプローチです。
もうこれはご来店したお客様に何度も何度もご説明していることですね。
実際に私が実践したこと
この本を読んで、スタッフは3つのことを実践し始めました:
1. ウォーキングミーティングの導入
オーナー須藤はお客様とのミーティングを「歩きながら」行うようにしました。驚くべきことに、アイデアが次々と生まれ、通常1時間かかる議論が30分で終わるようになったとのこと。本書で紹介されていた「ウォーキングミーティングは創造性を高める」というハーバード・ビジネス・レビューの研究結果を身をもって体験しています。
2. 「座る時間」の見直し
私自身、商品管理や発注作業でデスクワークをする時間が長かったのですが、本書を読んで「座りっぱなし」の危険性を認識。お店にいるとずっと座りっぱなしということはまずないのですが、意識的に長く座らないようにしました。
アップルウォッチは持ってません!
「アップルウォッチのスタンド機能を有効にし、1時間に一度は必ず立ち上がる習慣を作りました。」って言ってみたいです。
3. 足の筋力トレーニング
何よりも衝撃的だったのは、本書に掲載されていた「1ヶ月で外反母趾が改善した編集者の足の写真」です。私は日々足指にはめるトゥ スペーサーをサンダル履きやアルトラシューズを履きながら足指を広げる実践をしています。
自宅では裸足で過ごす時間を意識的に増やし、足の指を広げる運動を取り入れました。わずか2週間ですが、足の疲れが明らかに減ったと感じています。

お客様にも伝えているアドバイス
現在、靴選びのアドバイスと共に、以下のことをお客様にもお伝えしています:
- 可能な限り裸足で過ごす時間を作る(特に自宅では)
- 足の指を意識的に動かす簡単なエクササイズを日課に(トーガとか)
- ベアフットシューズ(アルトラ)を日常生活にも取り入れる
特にランニング初心者の方には、いきなり走るのではなく、まずは「歩く」ことから始めるようアドバイスしています。
走る時だけアルトラではとってももったいない!せっかく走っている時にアルトラを履き、指を広げ、足裏に刺激を与えているのに、普段靴はつま先の細いシューズを履いている。
んんん、実にもったいない!って言ってます。
これからの靴選びと歩き方
ショップスタッフとして痛感するのは、現代人の多くが「靴によって足を壊している」という事実です。もう皆さんの足は靴の形になってしまってます。本書でも触れられているように、特に外反母趾や足のアーチ崩れは、狭く硬い靴を長年履き続けた結果です。
幸い、アルトラをはじめとする「ベアフット」の考え方は徐々に広まってきています。ストライドラボ横浜、川崎店には今のところアルトラしかありません!トゥーボックス(つま先部分)が広く、足の自然な動きを妨げないシューズ「アルトラ」の人気が急上昇中です。

最後に
本書は「ウォーキングは体にいい」という陳腐な内容ではなく、人類の進化から現代社会の問題、そして未来への展望まで、科学的根拠と共に「歩く」という行為を多角的に捉えた素晴らしい一冊です。
私たちは700万年かけて「二足歩行」という驚異的な能力を手に入れました。しかし現代社会では、その能力を発揮する機会が激減しています。
足元から人生を変える—この本のメッセージは、まさにそういうことだと思います。(たぶん!)
先日ある集まりに参加し、座るように椅子をすすめられたのですが「大丈夫です!私、座ると死ぬんです!」と着席をお断りいたしました。(須藤)
それほど、この本の影響があったんですね。
ランニングシューズを選ぶ際も、まずは自分の足と歩き方を見直すところから始めてみませんか?
ランニング時だけでなく、是非普段のシューズも裸足に近いアルトラのようなシューズを履いていただきたいです!
※記事内で言及したアルトラのシューズについては、ストライドラボ横浜店、川崎店でもフィッティングを含めたアドバイスを行っております。お気軽にお問い合わせください。そしてご来店ください!